てぃーだブログ › めがろぱ日々是好日

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Posted by TI-DA at

2017年02月03日

ブログは移転しました

新年よりホームページをリニューアルしました。それにともないブログも http://megalopa.sakura.ne.jp./blog/ に 移転しました。
今後もよろしくお願いいたします。(ケン&ノリ)  


Posted by megalopa at 19:55Comments(0)その他

2017年01月13日

風貌が面白い幼虫

ピックアップの車に乗り込もうとステップに目やると、風貌が何やら奇妙な虫を見つけました。イシガケチョウ(イシガキチョウ)の終齢幼虫です。


ステップにしっかと置き土産も残していますね。それにしても緑と黒の配色、4本の突起、とても奇妙で目立ちます。正面から見ると、頭部の突起が異星人を思わせるユニークな風貌で面白いです。


成虫は、白地の羽に、黒色の細い複雑な模様が石垣のようなのでこの名が付いています。”石垣島のイシガキチョウ”のネーミングはピッタリですが市蝶は”オオゴマダラ”です。イシガケチョウは南方系の蝶ですが、近年、温暖化のためか少しずつ分布を北に広げ、関西まで生息域を広げているようです。(ケン)  


Posted by megalopa at 10:53Comments(0)昆虫

2017年01月03日

2017年の幕開け



新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

今年2017年の正月の三が日は、1日・2日は夏を思わせる陽射しで晴天、気温も27℃まで上昇、本日3日も26℃、陽射しは和らいで爽やかな1日でした。正月の3日間が好天気に恵まれたのは、私の記憶にもないほどで、幸先のよいスタートで、飛躍の年としたいものです。
飛躍といえば、今年の干支は酉、ここ八重山で鳥といえば国の特別天然記念物カンムリワシです。


大空を優雅に羽ばたくカンムリワシのように、ゆったりと余裕のある一年を祈願したいのですが、ただいまホームページのリニューアル中でして、近々新ホーページをアップします。あわせてブログもバージョンアップしますので、しばらくは慌しい日が続くことでしょう。新ホームページとブログにご期待と今後もご愛顧よろしくお願いします。(ケン)  


Posted by megalopa at 17:51Comments(0)その他

2016年12月28日

山頂トレッキングツアー

石垣島も寒さが増してきて、海に出るのが厳しくなりました。こんなときオススメが山歩きのトレッキングです。山道沿いの動植物をウォッチイングしながら、1時間ほどで頂上へ到着します。緩やかな登りをひたすら歩くではなく、出会った動植物を観察しながら、時おり立ち止って解説したりするので、無理なく頂上に着けます。下山する頃には適度に体が温まって、心地よい疲れをとともに清々しい気持ちを実感できるのではないでしょうか。
本日のご案内の山頂トレッキングは、歩き始めてすぐに、タカサゴシロアリのアリ塚に遭遇、お客様はその容姿に感嘆をあげていました。山道沿いには、ツワブキの黄色の花があちこちで迎えてくれ、

さらに、センリョウ、マンリョウの鮮やかな朱色の果実、根に寄生するリュウキュウツチトリモチもあちこちに見られ、この時期ならでは森を楽しめます。

頂上では、あいにくの天気で絶景とはいきませんでしたが、強風でリーフに打ち付ける波の白さと、海岸線に迫る山々が眺望でき、お客様もカメラに収めていました。


石垣島の冬の森を体感するアクテビィテーとして山頂トレッキングはオススメです。(ケン)

  


Posted by megalopa at 18:13Comments(0)自然体験ツアー

2016年12月17日

ビーチコーミング

ビーチコーミングとは、海岸の砂浜に打ち上げられた漂着物を 収集することですが、北風が強く吹く冬場は、漂着物が多く打ちあがるので、この時期はオススメです。漂着物の中で一番人気は、やはり貝殻です。しかしながら、毎日のように犬連れで浜を散歩をする人がいるので、いい物はなかなか見つけられません。お宝をゲットするには、海からしか入れない浜にカヤックで上陸するのが一番です。
天気に恵まれたこの日もお客様と沿岸ツーリング後、浜に上陸、貝殻拾いに興じました。


ほとんどのお客様が、打ちあがったたくさんのサンゴ片の中からお気に入りの貝殻を探すのに夢中になって時間を忘れるほど熱中してしまいます。この時は、つがいのシャコガイをゲットして満足そうでした。


他には、タカラガイやクモガイ、箸置きになるきれいなサンゴ片などが人気です。ビーチコーミングで拾った漂着物を持ち帰って自宅で見る度に、石垣島の旅の思い出が蘇ることでしょう。(ケン)
  


2016年12月10日

手刈りで稲刈り

米作りをやっている友人の稲刈りの手伝いに妻と行ってきました。 友人が作っているのが黒紫米、この時期(2期)が一番適しているとのことです。 妻は稲刈り初体験で、一度はやってみたかったと念願叶って、愉しそうに手伝っていました。

その後は、刈り取った稲の束をドラム缶型のプラスチック容器の中で、両側の壁にバンバンと打ちつけ、籾を落としていきます。

この作業を繰り返して、集めた籾を容器から袋に詰めていきました。その後、天気のよい日に籾を一斉に広げ天日干しにして乾燥させます。友人は海岸の堤防沿いに籾を広げ乾燥させていました。そこで時より熊手で籾を撹拌させて一様に乾燥するようにします。
お手伝いはそこまででしたが、お米になるまでやるべき作業がまだまだあって、農家さんの大変さがうかがい知れます。

毎日いただくご飯、一粒残らず有難くいただきたいものです。(ケン)  


Posted by megalopa at 23:33Comments(0)採取・収獲畑作業

2016年12月02日

看板リニューアルしました

シーズンオフのこの時期は、畑作業の合い間に自宅兼店舗の修理や片付けに費やしています。手始めに看板のリニューアルを行いました。以前浜で拾った流木をベースに、店名をペンキを塗って仕上げました。入り口にあるガードレール横に置いていますが、小さいのかつい見過ごすお客様が多いです。

看板は大きくて派手な色合いがいいのでしょうが、昨今は田舎道にも看板やのぼりが溢れ、静かな集落の雰囲気や自然の景観を壊しているのを痛感するので、控えめにしています。入り口の横には、これまた浜に漂着した魚網用の浮き玉を利用した看板もあります。


入り口を進むと事務所と駐車場案内の看板が現れます。これは不使用になった看板の裏を利用して作ったものです。

駐車場から自宅兼店舗施設に上る階段の上には、厚さが5センチほどの板の表裏に彫刻刀で彫ったデザインの看板(welcomeboard)を掲げています。これは以前からありましたが、今回色を塗り直しました。


看板をリニューアルしただけでも気持ちが洗われ、やる気が増します。近々ホームページもリニューアルしますので、乞うご期待!(ケン)


  


2016年11月23日

ケイビングの魅力

地上に残された 最後のフロンティアが洞窟といわれています。沖縄の鍾乳洞は、サンゴ礁が隆起して形成された琉球石灰岩が、数十~数百万年単位の時間をかけ、溶けて形成されたものです。鍾乳洞のような洞窟をヘルメットやヘッドライトを付けて探検 するスポーツをケイビングといい、愛好家をケイバーと呼んでいます。
石垣島にも多くの鍾乳洞が存在しますが、まだまだ未知の鍾乳洞があると確信しているケイバーI氏が、今年も調査に訪れ同行しました。




I氏は石垣島の鍾乳洞に強い関心があり、毎年調査を行い、分布や地形など学術的な観点から明らかにし、その保全を強く訴えようと努めています。同行するたびに氏の石垣島の鍾乳洞環境保全に向けたなみなみならぬ情熱がひしひし伝わり、毎年同行することが楽しみになっています。I氏の卓越したケイビングの知識とスキルもとても勉強になります。




ケイビングは、暗闇を進むドキドキ感やコウモリなどの闇の生き物との出会い、鍾乳石が形作る自然の芸術品を目の当たりにできる非日常の体験です。ぜひトライしてみてはいかがでしょうか。(ケン)  


2016年11月17日

シカクマメ三昧の日々

熱帯アジア原産、実の断面が四角形なことから名前がついたシカクマメ、この時期盛んに開花、連日実(莢)が生っています。



クセのない食感でしゃきしゃきとした歯ごたえが美味しいです。我が家では茹でてサラダに、揚げて天ぷらにしていただいています。収穫の時、葉にまぎれて見失い取り忘れることがあり、固くて巨大な莢になることがあります。そんな時は莢の中のマメを取り出し、豆ご飯にしたりもします。
とても重宝しますが、開花や莢の生りが日増しに拡大するので、消化するのが大変になってきました。


こんな時は、日頃お世話になっているご近所や知人に配ることができるので交際用として助かっています。(ケン)  


Posted by megalopa at 19:08Comments(0)畑の作物採取・収獲

2016年11月09日

石垣島に、秋が来た

昨日までの石垣島は、気持ちの良い秋晴れが続いていました。
見上げる空のきれいなこと。


亜熱帯らしい痛いくらい強烈な陽差しと、まとわりつくような湿度がようやく落ち着き、
『一年中こんな毎日だったらいいのに・・・』と思います。

石垣島では、これからは畑が楽しい季節。
芸術、スポーツ、読書、食欲もあるけれど、やっぱり畑の秋!!なのです。
園芸店や無人苗売店には、野菜の苗がたくさん出回っています。
私達も種まきしたり、苗を育てて植え替えしたり、時間があれば畑に通っています。


ピーマン、トマト、ナス、人参、ジャガイモ、葉野菜・・・ここでは本土の夏野菜は冬野菜。
最近、石垣島も野菜が品薄でお高いので、育ってきた葉野菜や、沖縄の島野菜の
四角豆に助けられています。
四角豆は食べきれないくらいどんどんでき、毎日、毎食、食べています。


去年の台風と冬の寒さが影響したのか、発芽率が良くなくて例年より少ない数しか植えられ
なかったローゼルも、花を咲かせ、実をつけ始めました。


インド藍も花が咲き、いい種ができました。


畑作業に疲れたら、風に吹かれてハンモックでひと休み。
これが幸せ・・・。


今日は一転、曇って風があり肌寒い石垣島です。
久しぶりに長袖着ました。(ノリ)













  


2016年11月03日

早起きしなくても見みられます

石垣島や西表島で真夏の夜に咲き、早朝には散ってしまうサガリバナ、今年はもう終わってしまったとほとんどの方がそう思っているのではないでしょうか。実は1月初旬頃まで開花することを確認しています。ですからこの時期でも観賞できます。
しかもこの時期からは、午前の遅くまでしっかりと開花していているので、夜間や早朝でかける必要もありません。
明るい日中なので、じっくりと写真撮影や観察ができます。

この時期になると実が生っていたり、落ちてコルク質の表皮に変わっている様子が観察できます。

今年見逃した方はまだまだ間に合います。どうぞいらしてください。(ケン)  


2016年10月26日

何か変!

石垣島はまだまだ暑い毎日です。天然シャワー体験ができる沢登りトレッキングにご案内しました。滝に打たれたり、巨大蔓のブランコ体験をしたりとアクティブに動いてすっきり気分で沢を下りてきました。途中、ヤエヤマオオタニワタリの葉の裏に枯れ葉がぶら下がっている光景を目にしました。

???緑葉の裏の枯れ葉の姿はどう見ても違和感があります。近づいて見ると足が2本見えています。

天然記念物のコノハチョウです。枯れ葉に擬態する蝶で有名ですが、このように何故か緑葉にとまっている姿が多く見受けられます。これでは擬態の効果は疑問視されますね。別の意味が隠されているかもしれません。(ケン)  


Posted by megalopa at 23:42Comments(0)昆虫自然体験ツアー

2016年10月20日

ホタル幼虫が食事中!

畑仕事の最中、木の幹にへばりつくようにしてオオシママドボタルの幼虫がカタツムリを補食しているのに遭遇しました。

八重山に生息するホタルは幼虫が陸生なのでウスアカマイマイなどのカタツムリ類を補食するのです。カタツムリの殻に頭から突っ込んで食事に夢中という感じでした。このホタルは、メスは成虫になっても飛ぶことができず、幼虫を大きくしたような姿で、オスの成虫の姿と比べるととても同類とは思えません。メスは卵を産むことに専念するためそうなったらしいです。
カタツムリを食べてくれる益虫ですので、畑や庭の菜園にはどんどん来てほしいものです。今宵も庭のあちこちで緑がかった光が放たれてきれいです。12月頃には成虫になってオスが家の中に入り込むこともあります。暖かい石垣島では年中何種かのホタルがウォッチできます。(ケン)  


Posted by megalopa at 19:03Comments(0)昆虫

2016年10月13日

倒れたバナナの活用

先月、今年は台風が来ないのでバナナが豊作ということをお知らせしましたが、その後台風が接近し案の定、バナナが倒れてしまいました


以前、本にバナナの葉や仮茎(木のようにみえる部分)を畑にすき込むと肥料となるとあったのを思い出し、早速葉や仮茎を刻んで畝にたっぷりすき込みました。

バナナの実は食料に、枯れた葉は石窯の火熾しに欠かせないし、野外の食事時は、鮮やかな緑葉がテーブルカバーになって、お客様にも好評です。そして、倒れた葉や仮茎は肥料に活用できるのですから、まさに無駄のない万能の植物といえます。倒れた仮茎の根本からは、早くも次世代の新芽が2本育ってきていて、成長の早さにも驚かされます。


今後は、植えつける作物の成長具合に注視しながら、バナナの堆肥効果に注目です。(ケン)
  


Posted by megalopa at 21:55Comments(0)畑の作物畑作業

2016年10月05日

巨大蔓ブランコ

トレッキングツアーの中でも、アドベンチャー志向のお客様にご案内しているのが秘蔵ポイントの沢登りです。亜熱帯のジャングルを流れる沢の水しぶきを浴びつつ、沢沿いの動植物をウォッチイングしながら源流をさかのぼります。マイナスイオンたっぷりの中のトレッキングは、不安定な足場も爽快な気分で進んでゆけます。
コース一番のお目当ては巨大蔓(ヒメモダマ)のブランコ体験です。


この蔓は巨大な岩の地上50cmほどのところにぶら下がっていますが、ブランコ乗りのように揺らすと足元はいっきに3mほど宙に浮いた状態を行き来することになり、スリル満天の気分を味わえます。


お客様の中にはしり込みして避ける方もいますが、慣れてくると女性の方でも蔓に立ち上がって気分はターザンです。


皆様も亜熱帯のジャングルに出現した巨大蔓にぶら下がってオ~ウォー!と雄たけびを叫んでみませんか。野生の感性が蘇るかもしれませんよ。(ケン)  


2016年09月25日

バナナな日々

おはようございます。

台風17号が接近中の石垣島は、晴れ時々曇り。
セミの声があちこちから聞こえています。
まだ風も弱いですが、そろそろ、だんだんと、強くなってくるでしょう。
今回も大きな台風ですが、石垣への影響がどうなるのかまだよくわからず、
どの程度の対策をしようか悩んでいます。

9月に入り八重山方面にも台風が接近するようになりましたが、夏の盛りは大きな台風の
接近がなかったため、今年はこれが大豊作です。
島バナナ!

島バナナ!!

島バナナ!!!


めがろぱの畑でも豊作で、一体この夏は何本食べたかわかりません。
私の朝は、専らバナナ豆乳シェイク。
バナナをたくさん入れるので、飲み物というよりは食べ物になっています。
夫はパンにも挟んでいます。
昨日はついに、バナナにパンを挟みだしていました。

ほんのり酸味があり、さわやかな甘さの島バナナは、バナナが苦手と言うめがろぱの
お客様にも『これは美味しい』『これなら食べられる』と好評でした。

道々の無人売店から農協のゆらてぃく市場まで、島はバナナラッシュです。
いつもなら貴重で高価な島バナナですので、この夏はぜひ多くの皆さんに
この美味しさを味わっていただきたいです。

昨日は知り合いの方と、バナナの物々交換をしました。
島のバナナにもいくつか種類があり、食べ比べも楽しいのでは。
私はダイエット効果に期待中。。。(ノリ)






  


Posted by megalopa at 09:57Comments(0)畑の作物

2016年09月21日

優雅な舞!でも棘には毒!

お客様の案内でサンゴの間をシュノーケリングしていたら、細長いヒレを優雅に舞いながらホバリングしている魚と出会いました。ハナミノカサゴです。


アップで写真を撮ろうとさらに近づくと、背ビレを広げ上目遣いで近づくと刺すよ!といわんばかりの迫力満点の様子でした。ハナミノカサゴの背鰭、腹鰭の棘には毒があり刺されると激しく痛むそうです。


毒のある棘のおかげで敵に襲われることも少なくゆっくりと泳いでいられるのです。泳いでいる魚をカメラに収めるのは大変ですが、この魚は動作がゆっくりなので、狙いを定めて写真を撮ることができ、お客様も盛んにシャッターをきっていました。(ケン)  


Posted by megalopa at 10:47Comments(0)海洋生物

2016年09月13日

サンゴが危ない!白化現象!

今年は台風の接近がないため、八重山海域ではサンゴが白化し、死滅してしまいそうな危機的状況に陥っています。

サンゴと同じ刺胞動物であるイソギンチャクも白化しています。クマノミも隠れ家を失うかもしれません。


これは、地球温暖化などに伴う海水温の上昇が原因といわれ、サンゴと共生する植物プランクトンの「褐虫藻(かっちゅうそう)」が高水温のためサンゴから抜け出し、褐虫藻から栄養が得られなくなったサンゴが白化する現象です。5年ほど前にはオニヒトデの食害でかなりのダメージを受け、その後徐々に復活してきただけに今回の白化は残念でたまりません。でも白化イコール即死滅ではありません。死滅したサンゴには藻が生えてきますので、まだ回復の可能性はあります。台風などのかく乱で海水温が下がり、褐虫藻が共生するようになれば元気になるのです。嫌われ者の台風ですが、今度だけは近海に来てひと暴れしてほしいものです。(ケン)
  


Posted by megalopa at 23:37Comments(0)海洋生物

2016年09月06日

塩分に強いマングローブは?

淡水と海水が交じり合う汽水域で育つ樹木がマングローブですが、日本では7種類が知られています。その中で塩分に強いのは、海にもっとも近い場所で育つマングローブということになります。その一つがヒルギダマシです。


葉の裏から塩分をだして体内の余分な塩分を除去するすぐれた機能のおかげで、海にもっとも近い汽水域で群落を形成することができているのです。試しに葉を舐めてみると確かに塩辛いです。この時期は実をつける時期で黄色の小さな花と径が1cmほどの実が観察できました。


ヒルギダマシは泥の中に放射状に広く水平に根を張り、高さ10cm前後の柔らかい筍根と呼ばれる呼吸根が泥表面より何本も垂直に突き出し独特の樹観をしています。


石垣島では名蔵アンパルや川平湾西側沿岸域で観察することができます。


他のマングローブやそこに生息する生きものたちも同時にウォッチできるのでオススメです。(ケン)


  


2016年08月30日

発見!擬態の名人(蝶)

今回のお客様は母親と息子、生きもの好きの少年のリクエストは、天然記念物のコノハチョウが見たいとのこと。八重山の自然に魅せられ毎年のように生きものウォッチで訪れているとのことでした。リクエストに応えようとコノハチョウが出現しそうな沢に分け入りました。
生きもの好きの少年は、沢筋に現れるヨシノボリや沢ガニ、昆虫、トカゲ類などに夢中でウォッチイングを楽しんでいます。コノハチョウのことは
眼中にないかのよう・・・とそのとき、上空をサッと横切った蝶が目の前の枝に止まったのを少年は見逃しません。枝に止まった姿はこれ


裏翅が枯れ葉のような姿、コノハチョウです。ホントに枯れ葉にソックリですね。表翅は鮮やかな藍色で、前翅に太いオレンジの帯があってとってもきれいです。


コノハチョウの発見で大喜びするかと思いましたが意外と少年は冷静で、母親に写真を撮るよう要請し、自分は他の生きもの探しに没頭したのでした。少年はこの大自然でたくさんの生きものに出会って意識が変化したようです。
帰り際に一番印象的な生きものは何だったか尋ねるとタカサゴシロアリの巣(塚)と応えたのでした。(ケン)  


Posted by megalopa at 18:56Comments(0)昆虫自然体験ツアー