ビオトープの厄介者

megalopa

2010年12月29日 01:01

畑の近くには以前養殖場として利用され、今は放棄された池があります。そこに、堆肥として利用しようとホテイアオイボタンウキクサを植えたのがそもそもの間違いでした。ひと夏の間に池を覆うってしまいそうになるほど繁茂し、熱帯性のスイレンの生育場所を失ってしまいそうになってしまいました。

両種とも繁殖力が旺盛で、中でもボタンウキクサは、特定外来生物に指定され栽培禁止となっており、ホテイアオイのほうも要注意外来生物として問題となっているやっかいな植物だったのです。そのようなことを知らず、今では池の除去作業におわれる毎日です。救いは池であるため外へ逸脱して他所に広がっていく心配はないので、ほっとしています。
最近は、カヤックに乗りながら除去作業する時間と空間がなんとも心地よく、近くで咲くスイレンの美しさに癒され、水に漂うこのひとときが楽しみとなっています。また、4月から梅雨時期にかけては、ホテイアオイの青い花弁の中に鮮やかな黄色の花が一斉に咲きほこり、池が華やいだ情景になります。他の水性植物として、ハナショウブミズオオバコ
池の周りにサガリバナと水辺を演出する植物も植えられていて、開花の時期が楽しみになっています(ケン)。

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