見習いたい
5月の台風2号到来の日、北側の窓のすぐ近くまで伸びた木の枝が激しく揺れるので、
心配になり窓の近くからその様子を見ていました。
強風に煽られる木を窓から見ていると、何かがいるっ?!
あーーっ、幹の下にナナフシがっ!!
強風と大粒の雨に、必死で耐えています。
時々やってくる突風で、足が一本、また一本と浮いていく・・・
足を戻そうとすると、また突風が・・・
それでも必死に、枝にくっついていました。
ナナフシって、身体も細いし、吹けば飛ぶようなイメージしかなかったのですが、
ただ、とにかく、耐えているその姿に、私は胸が熱くなってしまいました。
久しぶりのこの感覚・・・。
ナナフシを見て覚えるなんて・・・。
「ガンバレー!」って言わずにはいられませんでした。
「ガンバレー!」って言っていました。
しかし、もう少し安全な場所を探せなかったのでしょうかねぇ。
そんなところは、私のナナフシのイメージに合いますが。
翌朝、ナナフシの姿はありませんでした。
きっと、無事に一夜を明かしたと信じています。
こっちもがんばっています。外の作業テーブルの上に、夫がローゼルの種をばら撒いてしまったその数日後…わずかな窪みから芽が出ていました。
昔流行った「ド根性〇〇」を思い出し、「ド根性ローゼル」と呼んでます。
台風にも耐えましたが、そろそろ疲れてきたのか、葉が茶色になってきてしまいました。
しかし、小さな種にどれだけの生命力がつまっているのか・・・。すごいです。(ノリ)
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