季節が異変!夏が近い?
今年は1・2月とも天候に恵まれ、暖かい日が多く暖冬でした。3月も暖かい日が続いて今日に至っています。そのため、陸・海では例年に比べ1月ほど早い感じでいろいろな現象が起きています。陸のほうでは、
サガリバナが早くも開花し、ビオトープの池では、
オクラレルカ(アイリスの仲間)の花と競演するという、この時期では考えられなかったことが起きています。
サガリバナが開花するの早いもので4月後半から5月にかけてです。3月に開花するのは初めて目にしました。オクラレルカと両方楽しめるのはめったにない体験と思われます。
夏を告げる鳥、
リュウキュウアカショウビンの鳴き声も先週の早朝聞こえました。4月に入ってから聞こえるのが常でした。また、森では
ヤエヤマボタルの集団発光が3月初旬から見られ、早くも見事なイルミネーションがあちこちで見られます。これも1月ほど早いです。
海では、
オキナワモズクが早くも繁茂し、大潮の日には人々がくり出して採取していました。「めがろぱ」のお客様も、旬のモズクが採れたと大喜びし、お土産に持ち帰りました。モズクも例年4月中旬ごろが旬です。昨年は大分遅れて、量も少なく不作でしたが、今年は時期は早く豊作の予感がしますが、早く暑くなった分、収穫も早く終わりになる可能性もあります。
このように、今年は、例年にない自然界の様々な季節の早さを実感する日々です。これからの気象変動に伴う自然界の動向に注目です。(ケン)
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