野底岳登山
本格的な登山というよりお手軽なトレッキングとしてオススメな山、
野底岳(通称:野底マーペー)登山をご案内してきました。山道沿いの動植物をウォッチしながら約1時間で登頂です。
標高282m、山頂付近は切立った岩山となっており、東に太平洋、西に東シナ海、南の遠方には沖縄県最高峰オモト岳、北は平久保半島が一望できて、360度ダイナミックな景色を眺望できます。この山は、黒島から連れてこられたマーペーが、恋人を想いながら石になったという悲恋伝説をもった山であり、
八重山民謡「つんだら節」に謡われ親しまれています。
急峻な山なので、お客様には回りの自然をウオッチ&解説しながら、ゆっくり登ることを心がけています。この日は、超ビッグな
タカサゴシロアイの巣にビックリ!(大きさが分かるように携帯と一緒に撮影)。その他、ギランイヌビワの巨大板根、満開のシャリンバイ、ヤブツバキの花などウォッチでき、頂上の眺望も満喫できてとても喜んでくださいました。
こちらの山歩きは、亜熱帯のジャングルの中をかきわけるように登るので、すぐに汗ばんできて夏季は不向きです。秋から春にかけてのさわやかな好天気の日がオススメです(ケン)。
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