根がシップの匂いの野草
ビオトープ池の回りの草を刈っていたら、ツ~ンとシップの匂いがあたりにしました。
カスミヒメハギ(コバナヒメハギ)です。高さが30cmほど、南米原産の1年草の帰化植物で、沖縄では周年開花します。
匂いの元は根にあります。実はこの匂い、ウチナーンチュ(沖縄人)や沖縄通の人なら、瞬時にある飲み物を連想します。
A&Wのルートビアです。A&W は、アメリカ統治時代から存在し、県内のみに店舗を構えるファーストフード店で、地元の人では“エンダ―”の愛称で親しまれています。石垣島にも1店舗あります。そこで強烈なインパクトを放つドリンクが
「ルートビア」です。このドリンクがカスミヒメハギの根の放す匂いとソックリなのです。ルートビアは多種の薬草をブレンドして作られているのですが、カスミヒメハギは含まれていないです。たまたま匂いが一致したのがおもしろいですね。
ルートビアは炭酸飲料ですので子どもから大人まで味わえますが、シップ味!?には好みが分かれるところです。お試しになってこの野草とご対面してはいかがでしょうか。(ケン)
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