手作りのぬくもり

megalopa

2013年03月17日 16:32

気温のアップダウンはまだあるものの、着実に暖かく、暑くなってきている石垣島。
本日は、海開きです。

我が家も冷たい麦茶を常備するようになり、季節の移り変わりを台所からも実感。
冬服(本土の秋くらいの服装で過ごせます)も、もうしまっても大丈夫そうです。

さて、ブー(苧麻)績みの講習会でご一緒した方からブーを分けていただけ、
畑に移植しました。

牛蒡のようなサツマイモのような太い根が、地表からわりと浅いところに、
横にどんどん広がり増えてゆきます。
移植してしばらくすると、新しい芽も出てきました。
ある程度収穫が安定して糸がとれるまでには、2,3年かかるそうです。
ブーはちょっと傷がつくだけでも、繊維にしみがついてしまうので、
強い風が心配。
敷地内に植える場合は、風除けのためでしょうね『塀の横に植えたらいいさ』
と聞きましたが、畑には塀がないためサトウキビ、クワズイモ、お隣との境界の
草むらに面した場所に植えてみました。
しかし、台風のときはどうなるのだろうか・・・。

このブーの糸紡ぎだけでなく、身近な植物を使って生活用品や道具や玩具を作る文化が
沖縄にもたくさんあります。お土産としても、いろいろ売ってます。
私もほら、

庭の月桃や近所で採ったアダンで作っています。
月桃で作るといい香りがして、手紙の封筒の中に忍ばせて送るととても喜ばれますよ。

そしてこちらは、クロツグで作った作品です。
これは、一泊二日で修学旅行の民泊プログラムで我が家に泊まった、
大阪の中学生の男の子たち三人の作品です。

これ以外にも馬や鳳凰など興味を持って、自分で本をみたりして作っていました。
クロツグは大阪に持って帰る予定でした、飛行機のことを心配したらしく持ち帰りは断念。
我が家で使わせてもらうことになりました。
秘密基地内の・・・ある場所の・・・屋根になります。
これを持って民泊後、集合場所で他の生徒さんと会った時、『なにそれ、なにそれ』と
囲まれていました。


市役所前で信号待ちしていたら、デイゴが今年もきれいに咲いていました。
登野城小のもきれいでした。(ノリ)

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