めがろぱ日々是好日

今回のお客様は、貝などを収獲し調理して味わいたいとの希望でした。幼い頃から周りにある食べられる物を取るのが好きで、海に行っても泳ぐより貝採りに夢中になっていたそうです。大人になってもその習慣が続いていて、今回その要望に答えて収獲味わい体験をしていただきました。
まず最初に採ったのは、イソハマグリです。潮の引いた砂場をひたすらクマデで掘って探します。潮干狩りではポプュラーな貝でダシが効いて汁物で食します。殻長が1ｃｍ前後の小さなサイズがよく採れます。たまに２ｃｍ近くの大きさが採れるとやったー！と嬉しくなります。さらに潮が引くと礫場が現れ、アラスジケマンガイ採りに移行します。大小様々な
礫をクマデで掘って探します。こちらは、２～４ｃｍの殻長でたまに５ｃｍサイズに遭遇すると自慢したくなります。
海浜での収獲の後は、海岸でモンパノキの蕾を摘み、畑で作物の収穫をしました。今回は、ハンダマ、ヨモギ、ニガナ、ニンジン、バジル、トマト、野菜パパイヤなどです。
収穫の後は、採った貝、イソハマグリのすまし汁、アラスジケマンガイのボンゴレにして味わっていただきました。モンパノキや畑の作物は天ぷらでいただきました。特に、モンパノキの蕾の天ぷらはえぐみがあってそれが美味しいと気に入ってもらいました。
自然の産物を収穫し調理して食する体験は、日常ではなかなかできものではなく、ある意味ぜい沢で貴重な体験になります。美味しくいただいてお腹を満たした後は、樹上のハンモックで一眠り。ツアーを満喫していただきました（ケン）。