2014年02月09日
マングローブの植林
先日、地元の幼稚園児、小学生とマングローブの一種オヒルギの植林を行いました。
国立公園内で市の天然記念物に指定されているマングローブ林ですが、一部のエリアが3年ほど前から次々と数本枯れ始め、近くの木々も葉を落としており、この先このエリアが枯れ木になってしまう恐れがでてきました。枯れの要因は、5年ほど前の大雨で上流の浄水場に通じる道路が決壊、基盤の土砂が大量に流出、その土砂が下流のマングローブ域に堆積し、オヒルギの呼吸根を埋め尽くして呼吸困難となり、次第に枯れてきたということです。
子ども達は土砂が堆積したのは、大雨による自然の結果と思っていたようでしたが、これは上流の道路施設の決壊による人災であることを強調しました。人間の自然に対する理解不足の結果がもたらしたものであること、自然に対してもっと謙虚に相対すべきであることを感じてほしいものです。
現状を我々エコツアー業者が調査し、環境省に掛け合い、回復の方策としてを植林を行うことになりました。そこでマングローブを地域の誇れる植物として広く理解してほしいということから、地域の子ども達と一緒に植林することにしました。
子ども達が大人になって元の健全なマングローブ林に回復していることを願わずにはいられません(ケン)。
国立公園内で市の天然記念物に指定されているマングローブ林ですが、一部のエリアが3年ほど前から次々と数本枯れ始め、近くの木々も葉を落としており、この先このエリアが枯れ木になってしまう恐れがでてきました。枯れの要因は、5年ほど前の大雨で上流の浄水場に通じる道路が決壊、基盤の土砂が大量に流出、その土砂が下流のマングローブ域に堆積し、オヒルギの呼吸根を埋め尽くして呼吸困難となり、次第に枯れてきたということです。
子ども達は土砂が堆積したのは、大雨による自然の結果と思っていたようでしたが、これは上流の道路施設の決壊による人災であることを強調しました。人間の自然に対する理解不足の結果がもたらしたものであること、自然に対してもっと謙虚に相対すべきであることを感じてほしいものです。
現状を我々エコツアー業者が調査し、環境省に掛け合い、回復の方策としてを植林を行うことになりました。そこでマングローブを地域の誇れる植物として広く理解してほしいということから、地域の子ども達と一緒に植林することにしました。
子ども達が大人になって元の健全なマングローブ林に回復していることを願わずにはいられません(ケン)。