畑よ、今夜もありがとう

megalopa

2012年01月20日 23:44

曇りや雨が多い石垣島ですが、
そんな中でも、畑の野菜たちは育ってきています。

大根です。
冬の定番、おでんには欠かせない大根。
なますも作ります。作りおきしておくと、すぐに一品出せますし、私、お酢も大好き。
だから、どうしても作りたかったのです、大根を!

小ぶりですが、二人には食べきりサイズでいいです。
早速この日は、おでんを作りましたよ。
葉っぱは、竹輪とこんにゃくと一緒に煮ました。葉に残った苦味が、いいですね。

パパイヤは、チャンプルーに。いただいた胡椒を荒く挽いて入れたら、味がピリリととんがって、
いつもと一味違う、スパイシーなチャンプルーに。
ビール、飲みたくなりましたね。
胡椒のおかげで、塩もいつもより少なく作れて、これもうれしい。

チシャ、という葉野菜は葉がかためなので、
細かく切ってドレッシングとツナ缶で和えています。
他に、ハンダマ、リュウキュウヨモギ、なども入っています。

この『チシャ』、
我が家では『刑務所』と、まったく関連性のない呼び方をされています。
『あー、夜のサラダ用にさーー、刑務所採って来てーーー』ってな具合に。
人が聞いたら、まったく意味がわからない会話です。
実はこのチシャ、
以前、八重山刑務所向かいの八重山支庁の敷地にもあったらしく、
夫の仲間内で、なぜだか『刑務所』と呼ばれはじめ、夫がいつも『刑務所』と言うので、
私もそう呼ぶようになってしまったのです。

スープは、いただきものの島かぼちゃで作ったもの。ひょうたん型の、かわいいかぼちゃ。
島のかぼちゃは水分が多いので、私はカレーやスープに使うことが多いです。
豆乳を少し入れましたが、ほとんどはかぼちゃの水分です。
にんにくとベーコンを少々いれ、塩をパラパラ。程よい甘みが美味しかったです。

そうそう・・・、おでんやスープなどの煮物を作るときの、私のお助けアイテムがコレ!

寝袋です。
おでんの具材やかぼちゃを切ったものを、一煮立ちさせたらその鍋ごと新聞紙に包み、
寝袋で包んでおくのです。
いつも昼食の片づけをしながら支度をし、夕食づくりのときに取り出すと、
まだ熱々で、しっかり味が染み込んだ、やわらかおでんができています。
かぼちゃもクタクタになっているので、お玉で軽くつぶして混ぜるだけで、
なめらかになります。
寝袋は、人もお鍋もやさしく温かく包み込み、休ませてくれる優れものでした。(ノリ)

関連記事