ケイビングを楽しむ

megalopa

2012年05月23日 00:23

2年前から石垣島のケイビングに惚れ込んだ、ケイビングのスペシャリスト、自称「洞窟屋蟻墨」氏が来島、数日石垣島の洞窟ポイントを案内しました。時期的にコウモリの繁殖期であることから、洞窟内部に入ることは控え、できる限りたくさんの洞口を調査、把握することを目標にしました。地域の洞口は地元の人に尋ねるのが1番効果的で、その甲斐あって小規模のを
含め40ヶ所ほど把握することができました。



ほとんどの洞口が密林の奥に存在するので、蒸し暑い中を藪こぎで、しかも案内者の勘頼りで探しながら進むのでかなりハードな状況になります。それ故に洞口を発見する度に感嘆の声をあげてうれしくなります。さらに、ケイビングしがいのある形状だと次の機会が楽しみになります。蟻墨氏もとてもうれしそうで、短期間にこんなに洞口が見つかったことをとても喜んでいました。
残念なことは、いくつかの洞口がゴミ捨て場となったり、土砂が流入して埋まっている状況があり、景観と水質の悪化が懸念されると、蟻墨氏も嘆いていました。水は洞窟を通って海に流れていく、洞窟や水質の悪化は人間のモラルの問題であり、これ以上汚すことのないようにしてほしい、その為に何らかのアクションを起こしたいとも述べていました。石垣島の洞窟群は、もっと調査保全されるべきです(ケン)。


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