2015うりずんの季節

megalopa

2015年04月03日 00:23

沖縄では旧暦2・3月の頃をうりずんと呼び、若葉が一斉に芽吹き、彩りを増して、大地を潤していく様子を表した味わいのある言葉です。
ここ最近は気温が25℃以上の日が続き、夏到来の感じですが、畑や池の回りあちこちに生気漲る植物たちの息吹が見受けられます。
池の回りでは、アイリスの一種オクラレルカ(花菖蒲)の花が、一斉に咲き始めています。その近くではシカクマメが、11月の初回に続き2回目の開花を迎えています。この後の鞘の収穫が楽しみです。

ハウスの中では、先月からマンゴーの小さな花がタワー状になって咲き揃い、その甘い匂いがあたりに漂っています。今年は、他の2本の木にも多くの花がついて、収穫が増えるのではと期待大です。昨年食べ物の残り物を埋めた地面からは、なんとゴーヤーがナンクルミー(沖縄方言:勝手に発芽した様子)していました。これこそ、自然農法ですね。

うりずんの後はワカナチ(若夏)と呼ばれ、本格的な夏の到来を感じる季節になっていきます。(ケン)


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