2012年10月30日
昼間でも飛ぶコウモリ
台風の後の枝葉を落とした野山は、木に生る実を食する生きものにとって餌探しに苦労することとなります。通常は夕暮れから夜間に見られるヤエヤマオオコウモリが、この頃は昼間から飛んで、餌探しに飛び回っている姿を見かけます。 宮古島、八重山諸島に分布、 頭胴長が 19~25cm、クビワオオコウモリの亜種で、羽を広げると60cm以上もあって迫力があります。
餌は、 イヌビワやアコウ、パインなどの果実、バナナの花などで、キーッ・キーッとサルのような高鳴きをします。洞窟に住む超音波を駆使して飛ぶ小型のコウモリと異なり、目視で飛び、昼間は樹木にぶら下がるなどして休息しています。
このオオコウモリが果実を食べ、移動し、糞をすることで、種が運ばれ、新たな地に芽生え、命をつないでいくことができるわけで、動物と植物の共生を象徴するいきものです。(ケン)
餌は、 イヌビワやアコウ、パインなどの果実、バナナの花などで、キーッ・キーッとサルのような高鳴きをします。洞窟に住む超音波を駆使して飛ぶ小型のコウモリと異なり、目視で飛び、昼間は樹木にぶら下がるなどして休息しています。
このオオコウモリが果実を食べ、移動し、糞をすることで、種が運ばれ、新たな地に芽生え、命をつないでいくことができるわけで、動物と植物の共生を象徴するいきものです。(ケン)
Posted by megalopa at 23:26│Comments(0)
│野山の動植物