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2013年04月10日

マンゴーの開花と受粉

ろくに世話せずほったらかし状態のマンゴーの木、昨年は花が咲かず収穫できませんでした。自然栽培では隔年で実が着くはずだと信じていた昨年末のある日、蕾を見つけて大喜び、以来楽しみに見守ってきました。日々あちこちの枝に蕾がつきだしたので、水に弱いマンゴーの花粉を守るため、竹で枠組してビニールをかけて雨に備えました。
マンゴーの開花と受粉


2月~3月に花穂から次々と開花しました。次の段階が受粉を助ける昆虫を呼ぶことです。その時利用される昆虫がミツバチやハエです。沖縄ではハエを利用するのが一般的で、ハウス内に魚のあらなどを置いてハエを誘引します。
屋根だけビニールで覆われ、周囲をネットで囲っただけの我がマンゴーは、自然豊かなところに植えてあるので、おのずと虫達が訪れる環境にありますが、受粉効率を上げるためハエを呼ぶことにしました。魚のあらを置くとイノシシや野犬が来て農園が荒らされる恐れがあるので使いません。使うのは油粕を利用して作った手作り液肥です。葉野菜用に作ったものですが、これがハエを呼ぶことを畑で発見したのです。
液肥を容器に入れて(!!!思わず鼻をつまみたくなる強烈な悪臭)、木の下と枝葉の下2箇所にセットしました。
マンゴーの開花と受粉
マンゴーの開花と受粉

すると、すぐさまハエが1匹2匹と集まって来てかと思うと、あっという間にそこら中ブンブンと飛び交っていました。これで受粉はバッチリでしょう。(ケン)


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Posted by megalopa at 15:44│Comments(0)畑作業
 
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