2013年05月20日
あこがれの帆掛けサバニ
20数年前にシーカヤックに出会い、石垣島でカヤックをお客様に案内するようになって20年近くになりました。その間、頭の隅に思い続けていたのが、サバニの存在です。サバニとは、動力船が入る以前から沖縄の海人(漁師)が 漁に使ってきた伝統的な舟の形態です。細く流麗なシルエット、耐波性の良さと俊敏さは、シーカヤックを思わせます。また、帆を張ることで外洋を航海することができるという優れた船なのです。特に惹かれるのが、伝統的な木造のフーカキ(帆掛け)サバニです。、潮の流れや風、天候を読みながら、動力は帆と櫂だけで海上を自由にツーリングすることにあこがれ続けていました。それが今、具体的に実現する段階になったのです。
某日、石垣島白保にある、数少ないサバニ舟大工の新城康弘さんの工房でお話をしていると、とんとん拍子でサバニを作ってもらえることになったのです。一月もあればできるということで、たまにお邪魔してその作成工程を写真に収めました。
スピードより安定重視で、船底は幅広にし、スターン(船尾、とも)両サイドに幅10cm、長さ50cmほどの翼を張り出してあります。
そして一月後、サバニが完成。
といっても、これからサバニ船体の油塗り、エーク(櫂)、フー(帆)の自作をしなければなりません。何より、シングルパドリングの習得、帆船の理解と帆操作法のマスターとやることが山積ですが、サバニの世界に踏み出したことで、心はウキウキな今日この頃なのです(ケン)。
某日、石垣島白保にある、数少ないサバニ舟大工の新城康弘さんの工房でお話をしていると、とんとん拍子でサバニを作ってもらえることになったのです。一月もあればできるということで、たまにお邪魔してその作成工程を写真に収めました。
スピードより安定重視で、船底は幅広にし、スターン(船尾、とも)両サイドに幅10cm、長さ50cmほどの翼を張り出してあります。
そして一月後、サバニが完成。
といっても、これからサバニ船体の油塗り、エーク(櫂)、フー(帆)の自作をしなければなりません。何より、シングルパドリングの習得、帆船の理解と帆操作法のマスターとやることが山積ですが、サバニの世界に踏み出したことで、心はウキウキな今日この頃なのです(ケン)。
Posted by megalopa at 00:12│Comments(0)
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