2013年10月05日
忍法!枯れ葉隠れの術
擬態の典型例としてよく知られている蝶といえば、コノハチョウです。沖縄県指定天然記念物(1969年)、準絶滅危惧(NT)(環境省レッドリスト)に指定されています。翅の裏が枯葉に似ていることで有名で、ちょうど地面に降りたところをパチリ。写真中央、枯れ葉にまぎれている姿を確認できますか?
この蝶、翅の表は藍色で、前翅に太い橙色の帯が入り、裏側とは対照的な鮮やかな配色をしていて、目を奪われます。
この日は、3頭出現しあたりを飛び交っていました。妙なことに、休んで止まるときは、木の葉隠れの術が効果を表す枯れ葉の多いところより、太い木の幹に直接止まったり、青々とした枝葉に不自然な色合いで止まったりします。そのような行動から擬態の効果を疑う説もあるようですが、翅開張時70-80mmの大型で、翅の表裏の対照的な配色、裏の枯葉模様などは必見の価値が十分にあります。その日ご案内したお客様は、出会いに大興奮、夢中になってカメラに収めて大喜びでした(ケン)。
この蝶、翅の表は藍色で、前翅に太い橙色の帯が入り、裏側とは対照的な鮮やかな配色をしていて、目を奪われます。
この日は、3頭出現しあたりを飛び交っていました。妙なことに、休んで止まるときは、木の葉隠れの術が効果を表す枯れ葉の多いところより、太い木の幹に直接止まったり、青々とした枝葉に不自然な色合いで止まったりします。そのような行動から擬態の効果を疑う説もあるようですが、翅開張時70-80mmの大型で、翅の表裏の対照的な配色、裏の枯葉模様などは必見の価値が十分にあります。その日ご案内したお客様は、出会いに大興奮、夢中になってカメラに収めて大喜びでした(ケン)。