2014秋もみ殻くん炭作り

megalopa

2014年10月29日 23:48

気温が下がって過ごしやすくなるこの季節は、野菜作りのスタートを意味します。夏の間ほったらかして雑草だらけの畑の整地、種まき、苗作り、植え付けとやることが次々とあって、朝からこまごまと忙しく動き回っています。そんな中、島では二期米が出回っていて、ライスセンターからもみ殻を手に入れ、自作のくん炭器でもみ殻くん炭作りを行いました。


もみ殻くん炭はもみ殻を炭化した物で、 土の排水性・通気性を良くし 、微生物の住処にもなり、 さらに土壌を消毒したり、酸度調整する など優れた土壌改良資材といわれています。もみ殻が手に入ったときは、畑でくん炭作りしながら畑作業を合間に行います。今回はもみ殻を大量にゲットしたので、一日中(24時間)かかってしまいました。もみ殻が炭化すると目減りしてくるので、途中で足したり、焼きのむらが出ないようにかき混ぜたりします。

内部ではじわりとじわりともみ殻が炭化して黒ずんでいきます。ここで畑からキャッサバを掘り出してきて大きな葉っぱで包み、もみ殻くん炭作成進行中の内部に入れて石焼きならぬくん炭焼きにしました。1時間もすれば、焼きキャッサバ芋のできあがりです。

味はというとほのかに甘く、ジャガイモの食感ですが、もみ殻くん炭の匂いがまとわりついて、イマイチ。それでもフライやカレーにいれるなど調理を工夫すれば美味しくいただけます。
できたくん炭は土壌や堆肥に混ぜたり、種を植え付けたりして活用します。その成果で野菜がすくすく育ち、美味しい野菜がいただけることを楽しみに畑作業に精を出しています(ケン)。

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