2010年11月30日
グリーンな生きもの その3

巻きつけたハウスバンド上にカタツムリ大の緑色の貝を見つけました。その名はアオミオカタニシです。殻の出口を見ると透明であることから、緑色は殻の色ではなく本体であることがわかります。「アオミ」という名もこのことを表しています。この貝は、カタツムリのように見えますがタニシの仲間で眼の位置が触覚の根元にあります。このことは、触覚の先に眼があるカタツムリより原始的な形態をとどめているといわれています。また、薄い黄土色の蓋を持つこともカタツムリ類と異なる特徴です。お客様は、緑色の陸産貝類にはなかなかお目にかかれないので珍しそうに写真に収めています(ケン)。
Posted by megalopa at 23:56│Comments(0)
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