2012年05月03日
入梅のビオトープを飾る花々
例年より10日以上も早く入梅した石垣島、その頃になるとビオトープの池で鮮やかに咲き出すのが熱帯ハスです。今年も次々と咲き出し、水面を鮮やかに飾っています。別の池では熱帯スイレンが咲き出し、こちらは花びらの色が濃いピンク色と白色の2種が咲き揃い、さらにアイリス(オクラレルカ)も合わさって、ビオトープ空間をいっそう華やかに演出しています。


ハスとスイレンの違いを分からないお客様が多いので、実際に見て理解するのに役立っています。ハスの葉の撥水機能やスイレンの葉の切れた排水機能など間近で見てその違いを学んでいます。
今年は、ハスの池でやっかいな問題が発生しています。横幅2mほどの通路をはさんだ隣の池で繁茂している
ヒメガマが、ハスの池まで種子が飛んですごい勢いで繁茂しだしているのです。

このままだとハスの池を覆いつくす恐れがでてきました。水面を覆うハスの葉とその隙間を突いて葉を伸ばすヒメガマの攻防が、今後どう展開されるか観察していきたいと思います。
一方、スイレンの池では、ホテイアオイとボタンウキクサの外来生物コンビが池の縁に広がって、スイレンやアイリスとせめぎ合いをしていて、こちらは時々人力で除去作業をしないと外来生物には勝てません。しかし、夏になると蒸発と旱魃で池の水位が下がり、塩水が逆流して草々の勢いが収まり、さらに台風も加わって池はただの水面に戻ってしまいます。そして、秋から冬に水位が上がり始める頃、地下茎のスイレンが目覚めて水面に現れるのです(ケン)。
ハスとスイレンの違いを分からないお客様が多いので、実際に見て理解するのに役立っています。ハスの葉の撥水機能やスイレンの葉の切れた排水機能など間近で見てその違いを学んでいます。
今年は、ハスの池でやっかいな問題が発生しています。横幅2mほどの通路をはさんだ隣の池で繁茂している
ヒメガマが、ハスの池まで種子が飛んですごい勢いで繁茂しだしているのです。
一方、スイレンの池では、ホテイアオイとボタンウキクサの外来生物コンビが池の縁に広がって、スイレンやアイリスとせめぎ合いをしていて、こちらは時々人力で除去作業をしないと外来生物には勝てません。しかし、夏になると蒸発と旱魃で池の水位が下がり、塩水が逆流して草々の勢いが収まり、さらに台風も加わって池はただの水面に戻ってしまいます。そして、秋から冬に水位が上がり始める頃、地下茎のスイレンが目覚めて水面に現れるのです(ケン)。
Posted by megalopa at 00:41│Comments(0)
│ビオトープな空間