2012年07月18日
ドキュメント!ウミガメ産卵~旅立ち(海帰)
近くの浜では毎年ウミガメの産卵が行われています。今年は、産卵から旅立ちまでカメラに収めることができました。産卵から旅立ちまで50日程度かかります。1ヶ月ほどで産卵と旅立ちを見たことは、別々の場所ということです。50mほどの浜ですが、すでに4ヶ所も産卵を確認しています。
6月15日22時頃、浜歩きをしていて上陸の足跡を発見、ところが海に戻る足跡が見あたりません。足跡をたどって茂みを見ると、後ろ足で砂を蹴って卵を埋めているアオウミガメに出くわしました。
甲長120cmほど、遠めで見ると黒い大きな石の塊が砂の上に置かれている感じです。でも近づいて見るとそれが動いているのですから野生の迫力満点です。


ウミガメの産卵をまだ見たことがなく、見たいといっていた妻に連絡、ウミガメ研究会のT氏にも連絡して支持をあおぎました。T氏は石垣島のウミガメ産卵調査を中心的に行っている方で、既述の産卵情報もT氏からのものです。その後、産卵後の最後の段階である前足で砂埋め(掘った穴を埋め戻すカモフラージュ行動)の後、海に帰っていきました。約1時間半ほどの経過でした。
6月30日夕方、T氏より前日産卵したと思われる砂場を掘って卵を確認するので、砂堀を一緒にやろうと声かけがあって現場に妻と到着。4m程の砂場を幅・深さとも50cmほど掘る作業に没頭、砂質が細かく崩れやすいため、卵探しが難航し日が暮れてしまいました。それでもやっと卵を発見!これで産んだことが証明されました。


7月16日早朝、前日の夕方旅立ちがあったとの連絡を受けた産卵場所を念のために見てみると、なんとその場に3頭の子ガメがいるではありませんか!



そのうちの1頭はかなり元気で活発に手足を動かしたかと思うと、スルスルと砂場を駆け下り、一目散に海を目指して行きました。小さな子ガメが大海の海原へ旅立つなんとも感動的なシーンに立ち会えました。



後の2頭のうち1頭はわずかに動きがありますが、後の1頭はひっくりかって動きがありません。15分後その場を見てみると2頭とも見当たりませんでした。旅立ったのか、他の生きものの餌食になったのか分かりません。今年の夏も、こんな身近な浜で、人知れずウミガメの命が引き継がれていくドラマが展開されていくのです(ケン)。
6月15日22時頃、浜歩きをしていて上陸の足跡を発見、ところが海に戻る足跡が見あたりません。足跡をたどって茂みを見ると、後ろ足で砂を蹴って卵を埋めているアオウミガメに出くわしました。
甲長120cmほど、遠めで見ると黒い大きな石の塊が砂の上に置かれている感じです。でも近づいて見るとそれが動いているのですから野生の迫力満点です。
ウミガメの産卵をまだ見たことがなく、見たいといっていた妻に連絡、ウミガメ研究会のT氏にも連絡して支持をあおぎました。T氏は石垣島のウミガメ産卵調査を中心的に行っている方で、既述の産卵情報もT氏からのものです。その後、産卵後の最後の段階である前足で砂埋め(掘った穴を埋め戻すカモフラージュ行動)の後、海に帰っていきました。約1時間半ほどの経過でした。
6月30日夕方、T氏より前日産卵したと思われる砂場を掘って卵を確認するので、砂堀を一緒にやろうと声かけがあって現場に妻と到着。4m程の砂場を幅・深さとも50cmほど掘る作業に没頭、砂質が細かく崩れやすいため、卵探しが難航し日が暮れてしまいました。それでもやっと卵を発見!これで産んだことが証明されました。
7月16日早朝、前日の夕方旅立ちがあったとの連絡を受けた産卵場所を念のために見てみると、なんとその場に3頭の子ガメがいるではありませんか!
そのうちの1頭はかなり元気で活発に手足を動かしたかと思うと、スルスルと砂場を駆け下り、一目散に海を目指して行きました。小さな子ガメが大海の海原へ旅立つなんとも感動的なシーンに立ち会えました。
後の2頭のうち1頭はわずかに動きがありますが、後の1頭はひっくりかって動きがありません。15分後その場を見てみると2頭とも見当たりませんでした。旅立ったのか、他の生きものの餌食になったのか分かりません。今年の夏も、こんな身近な浜で、人知れずウミガメの命が引き継がれていくドラマが展開されていくのです(ケン)。
Posted by megalopa at 01:33│Comments(0)
│海洋生物