2012年09月16日
オヒルギ生存の危機!
2年前の秋の記録的降雨による洪水で、吹通川上流の浄水場施設脇の道路の土台が崩れ、大量の土砂がマングローブの一種、オヒルギ林に流れ込みました。根元に堆積した土砂が、膝が曲がったような形をしている膝根と呼ばれる呼吸根を埋めてしまい、呼吸困難に陥った木は、葉っぱを落とし無残な立ち枯れ状態で、痛々しい姿をさらけだしています。


現在、数十本が枯れたり、枯れかかった状態です。この状況を把握、改善しようと、マングローブを利用する業者仲間で調査することになりました。まず土砂に埋もれた範囲を測定し、状態チェック、マッピング化し、その中でサンプルの3本の木(枯れの状態が、大中小)の根元の土砂を除去し、膝根を空気中にだして呼吸できるようにし、今後の様子を観察してみることにしました。
除去した土砂は、土のう袋に積め、根元の周りに配して新たに土砂が入り込まないようにしています。満潮時には、潮水が流入して根元を覆って溜らないよう、高低差で流入するよう排水路を掘り、作業を終えました。根が呼吸できるようになって、葉が復活し、木が蘇ることを切に願ってやみません(ケン)。


現在、数十本が枯れたり、枯れかかった状態です。この状況を把握、改善しようと、マングローブを利用する業者仲間で調査することになりました。まず土砂に埋もれた範囲を測定し、状態チェック、マッピング化し、その中でサンプルの3本の木(枯れの状態が、大中小)の根元の土砂を除去し、膝根を空気中にだして呼吸できるようにし、今後の様子を観察してみることにしました。
除去した土砂は、土のう袋に積め、根元の周りに配して新たに土砂が入り込まないようにしています。満潮時には、潮水が流入して根元を覆って溜らないよう、高低差で流入するよう排水路を掘り、作業を終えました。根が呼吸できるようになって、葉が復活し、木が蘇ることを切に願ってやみません(ケン)。
Posted by megalopa at 19:07│Comments(0)
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