めがろぱ日々是好日

9月23日(旧暦8月8日)から三日間行われた、
多良間島の国指定重要無形民俗文化財『八月踊り』に行ってきました。
この三日間だけは石垣から高速船が出て、多良間島へ約1時間40分で行くことができます。
八月踊り、多良間島・・・ぜひ一度観てみたい、行ってみたいと、そしてたまには石垣から
出てみたいと思っていたので、夫を誘い、日帰りですが行ってきました。
私は初めての多良間。夫は3年前、石垣から仲間とカヤックを漕いで多良間に渡っています。

しかし私、実は船のフワフワする揺れが苦手。
多良間へは長めの乗船となるため、今回は石垣島ドリーム観光さんの大型客船
「プレミアムドリーム」を予約。
往復乗船券は、大人一名/6500円。＋500円でお弁当とお茶も頼めます。
祭りでお店が閉まるかもと思い、私はお弁当を持参、夫はお弁当を頼んでみました。
船は8時に石垣港を出発。石垣島の東側を通って、目指すは多良間島、前泊港!
初めてサザンゲートブリッジの下をくぐりました。
途中からやはり揺れが気になり、後ろの席に移動。そうしたら、かなり楽でした。

帰りは船尾の屋外デッキにずっと立って景色を見ていたら、揺れが気になりませんでした。
海から見る野底マーペー、石垣島・・・私は今、この島で暮らしているのだな、、、としみじみ。

予定通りに多良間に到着し、あとは帰りの出航時間16時30分まで自由行動です。
早速、20分ほど歩いて祭りの会場のある集落へ。
島では子どもからお年寄りまで、出会うと挨拶をしてくれます。
初めて訪れた島での緊張感が、和らぎました。

こちらが祭りの会場。
すでに観客でいっぱい。私たちはずっと立ち見でした。



踊りは民俗踊り、古典踊り、組踊りなど演目もいろいろあり、一日延々と続きます。
知り合いや、島外から赴任してきた先生？が出てくると、観客からちょっとした冷やかしや
笑いも起こり、ほのぼのとした雰囲気もありました。



途中から祭り会場を出て、島の散策へ。
しかし、多良間は広かった・・・。そして暑かった・・・。
行きたかった農業公園は諦めました。
誰もいない、どこまでも続くサトウキビ畑の間の道を歩き、海に出ました。

海の向こうには、水納島がうっすらと見えました。
展望台にも登りましたが、この日は石垣は見えず、残念。

お店を覗いてみました。そばが宮古そばだったのが、妙に新鮮。

うずまきパンと花ぱんびんを買いました。



歴史ある八月踊りを観賞し、ひたすら歩いた多良間の道々。
心身ともに、多良間島を感じた一日でした。

また来るね～、多良間島～。
来年はテントと釣竿と三点セット持って、
二泊三日でキャンプするって夫が言っているからさ～。

(ノリ)