2015年05月03日
路傍に寄生植物
ススキの茂る道端に、面長の萼(がく)がうつむきかげんの淡い紅紫色の見慣れない花に出会いました。ナンバンギセルです。


その姿をかつて南蛮人と言われていたポルトガル人やスペイン人の船員がくわえていた喫煙パイプに見立てて「ナンバンギセル」の名前が付いたそうです。
ナンバンギセルは他の植物の根に寄生して、そこから養分を取りながら生育する寄生植物です。葉緑素を持たず光合成をしないで、ススキなどの根に寄生して栄養を得ています。宿主(ススキなど)の生長を阻害するので、生物的除草効果が期待できるとか。どの程度その効果があるのか、今後見極めてみたいと思います。観賞としても十分通用する花姿ですから、生い茂ったススキが減ってナンバンギセルの可憐な花が一面に咲いた情景を思い浮かべ・・・?!、ススキが減ることはナンバンギセルも生きていけないのだから、それは無理なことですね。(ケン)
その姿をかつて南蛮人と言われていたポルトガル人やスペイン人の船員がくわえていた喫煙パイプに見立てて「ナンバンギセル」の名前が付いたそうです。
ナンバンギセルは他の植物の根に寄生して、そこから養分を取りながら生育する寄生植物です。葉緑素を持たず光合成をしないで、ススキなどの根に寄生して栄養を得ています。宿主(ススキなど)の生長を阻害するので、生物的除草効果が期待できるとか。どの程度その効果があるのか、今後見極めてみたいと思います。観賞としても十分通用する花姿ですから、生い茂ったススキが減ってナンバンギセルの可憐な花が一面に咲いた情景を思い浮かべ・・・?!、ススキが減ることはナンバンギセルも生きていけないのだから、それは無理なことですね。(ケン)
Posted by megalopa at 00:41│Comments(0)
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