2011年09月01日
陸上生活最大の甲殻類現る!
ナイトツーリングで上陸する浜では、ライト片手にいきものウォッチングをします。砂浜にはいきものが残した足跡であるフィールドサインが見られます。サインをたどっていくとそこにはオカヤドカリが潜んでいることが多いです。また、砂上をすばやく脱兎のごとく過ぎ去るスナガニ類もよく目にします。
一番のお目当ては、サンゴ石灰岩の岩場奥に潜むヤシガニです。
この日はノッチ状にえぐられた岩の中ほどにしがみついているのを発見。お客様もはじめてみるそのグロテスクな姿態にビックリしていました。でもよく見ると、青紫の配色がとてもきれいな色合いです。この日の固体は、全長が20センチほどで近くで見ると迫力があります。非常に成長が遅く、この大きさは10年以上のものと思われます。食料目的の乱獲により大きい固体はめっきり少なくなりました。以前ヤシガニの講演会で、メスは自分より小さいオスとは交尾しないという興味深い話がありました。巷では、メスは獲らないでオスのみ獲るから絶滅することはないと言われていましたが、大きなオスが獲られてしまうと繁殖ができなくなってしまうことになります。南国の夜に現れる迫力満点のヤシガニ、これからも長く生き残れるよう早急な保護対策が望まれます(ケン)。
一番のお目当ては、サンゴ石灰岩の岩場奥に潜むヤシガニです。
この日はノッチ状にえぐられた岩の中ほどにしがみついているのを発見。お客様もはじめてみるそのグロテスクな姿態にビックリしていました。でもよく見ると、青紫の配色がとてもきれいな色合いです。この日の固体は、全長が20センチほどで近くで見ると迫力があります。非常に成長が遅く、この大きさは10年以上のものと思われます。食料目的の乱獲により大きい固体はめっきり少なくなりました。以前ヤシガニの講演会で、メスは自分より小さいオスとは交尾しないという興味深い話がありました。巷では、メスは獲らないでオスのみ獲るから絶滅することはないと言われていましたが、大きなオスが獲られてしまうと繁殖ができなくなってしまうことになります。南国の夜に現れる迫力満点のヤシガニ、これからも長く生き残れるよう早急な保護対策が望まれます(ケン)。
Posted by megalopa at 23:59│Comments(0)
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