マングローブ勉強会
マングローブの知識をさらに深めようと講座が開催され参加してきました。私のようなガイド職や関心の高い方々が20名ほど受講し、午前中は講師によるマングローブの生態などの講和と質疑応答、午後からはフィールドでの観察会が行われました。
講座を通して
「海の森」といわれるマングローブが、興味深い独特の生態系があることや海と陸をつなぐ重要な機能を有していることなどを再認識させられましたが、道路や橋梁建設によって海水の流入が変化しオヒルギが枯死したが、その後高水位に強いヤエヤマヒルギに置き換わり、元の状態に戻るには約30年を要するなどの例が紹介され、
環境変化に敏感なことも理解できました。
マングローブやマングローブに依存している生物が今後も生きながえるには、
マングローブだけでなく周辺を取り巻く自然環境も視野に入れた総合的な保全対策が大切だと感じました(ケン)。
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