2012年05月27日
『ぶー』を育てる
この春、石垣市伝統工芸館で約二ヶ月にわたり、
八重山上布でつかう糸の紡ぎ方を習ってきました。
糸の原料は、カラムシです。
別名、苧麻(ちょま)といいますが、八重山では『ぶー』と言われることが多いです。
講習では、ぶーの収穫から、繊維のとり方、繊維を裂いて糸にし、それを紡いでいく・・・
という、一連の作業を教えてもらえました。
週三日で毎回三時間、
ほとんどの時間を繊維を裂き糸にして、ひたすら紡いでいましたが、
まず、細く、しかもある程度一定の太さに裂くことが難しく、
紡いだ部分の糸の処理も細かな作業となり、『三時間でこれだけですかっ!?』
くらいの量しか紡げませんでした。
先生はスーーーっと繊維を裂き、クルクルクルっと紡ぎ、
かごの中には細くてきれいな糸がどんどんたまっていきます。
赤瓦の民家の縁側で、お年寄りがゆったり糸紡ぎ・・・、
沖縄のイメージとして出てくる光景ですが、実際にかかわっている方々は年齢も様々ですし、
少しでも糸を紡ぎ、少しでも織りたい・・・といった、
ゆったりよりはむしろ、ばりばりやっている職人さんといった感じを受けました。
今後、糸の仕上がりによっては、伝統工芸館内で買取もしていただけるとのことです。
原料の乾燥させた繊維も売っているそうですが、
原料のぶーを育てることからはじめたいと、知り合いの方から一株分けていただきました。

一ヶ月後・・・

写真の角度で分かりにくいのですが、丈は倍近く伸び、葉も大きく青々してきました。
後ろからも、新芽がいくつか出て伸びています。
ぶーはとても成長が早く、年に4回も収穫ができるそうです。
これから、移植もして増やしていきます。
早く繊維がとれる日がきてほしいです。(ノリ)
八重山上布でつかう糸の紡ぎ方を習ってきました。
糸の原料は、カラムシです。
別名、苧麻(ちょま)といいますが、八重山では『ぶー』と言われることが多いです。
講習では、ぶーの収穫から、繊維のとり方、繊維を裂いて糸にし、それを紡いでいく・・・
という、一連の作業を教えてもらえました。
週三日で毎回三時間、
ほとんどの時間を繊維を裂き糸にして、ひたすら紡いでいましたが、
まず、細く、しかもある程度一定の太さに裂くことが難しく、
紡いだ部分の糸の処理も細かな作業となり、『三時間でこれだけですかっ!?』
くらいの量しか紡げませんでした。
先生はスーーーっと繊維を裂き、クルクルクルっと紡ぎ、
かごの中には細くてきれいな糸がどんどんたまっていきます。
赤瓦の民家の縁側で、お年寄りがゆったり糸紡ぎ・・・、
沖縄のイメージとして出てくる光景ですが、実際にかかわっている方々は年齢も様々ですし、
少しでも糸を紡ぎ、少しでも織りたい・・・といった、
ゆったりよりはむしろ、ばりばりやっている職人さんといった感じを受けました。
今後、糸の仕上がりによっては、伝統工芸館内で買取もしていただけるとのことです。
原料の乾燥させた繊維も売っているそうですが、
原料のぶーを育てることからはじめたいと、知り合いの方から一株分けていただきました。
一ヶ月後・・・
写真の角度で分かりにくいのですが、丈は倍近く伸び、葉も大きく青々してきました。
後ろからも、新芽がいくつか出て伸びています。
ぶーはとても成長が早く、年に4回も収穫ができるそうです。
これから、移植もして増やしていきます。
早く繊維がとれる日がきてほしいです。(ノリ)
Posted by megalopa at 17:49│Comments(0)
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