てぃーだブログ › めがろぱ日々是好日

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Posted by TI-DA at

2015年10月29日

留鳥のサギ現る!

畑作業が終わって車で去ろうとしたとき、1羽の大きな鳥が降りてきました。ムラサキサギです。警戒心が強くいつも遠くから眺めるばかりで、携帯の写真に収めるのは困難でした。今がチャンスと車の背後に回りこんで、そう~っと近づきやっとのおもいで撮った一枚です。かなりのピンボケですねぐすん


ムラサキサギは、全長80cmほど、翼が紫味を帯びた羽毛で覆われ、八重山諸島では周年生息(留鳥)しています。この時期は、アオサギコサギなど渡りのサギ類や他の冬鳥をマングローブや周辺の山野で目にします。バードウォッチャーにとっては嬉しい季節の到来です。(ケン)
  


Posted by megalopa at 18:14Comments(0)野鳥

2015年10月18日

ビーチクリーン

恒例となったビーチクリーンの行事が本日開催されました。島内で毎月精力的に活動を実践していて、私の所属する団体のメンバーも実行委員となっており、この日は浜の清掃作業だけではなく、集めたゴミでアート作品を作ったり、ランチを食べながらコンサートを楽しんだりとまさに一大イベント化しています。嫌なイメージのゴミ拾いという行為を進んで参加したくなるイベントに仕向けた企画に感心します。今年も沢山の参加者がありました。



私は集めたゴミをカヤックで運ぶ役割だったのですが、本日は強風で海上に出ることはできずゴミの分別作業などを行いました。40分ほどの時間で大量のゴミが集まり、種類ごとに分別集計後、それで砂浜に巨大なアート作品を作りあげました。

その後はバケツリレー方式で集めたゴミを集積場まで運んでいきゴミ拾い作業は終了、ランチタイムとなります。協賛した個人や企業からの寄付金や物品、地域の方々の調理協力などで美味しくランチをいただきながら生コンサートを楽しみました。有意義な一日でした。(ケン)  


Posted by megalopa at 23:56Comments(0)イベント

2015年10月11日

島ラッキョウの植付け

お客様に人気の高い作物が島ラッキョウです。塩もみや天ぷら、ピザのトッピングなどに利用しています。本土のラッキョウよりは小ぶりで、肉質がしまってシャッキと食感が良く、とても美味しいと喜ばれています。収獲体験も行っています。
毎年9月後半から10月にかけて島ラッキョウの植付けをしており、本日行いました。植え付け用の球根は、収獲時を過ぎてそのまま土中に留めたままにし、2、3ヵ月後掘って乾燥させたものです。

芽が出てくると球根の上部の茎の部分を日光に当てないよう土寄せしますが、深く掘って植えることでさらに食する部分が長くなります。球根を5~6個を15cm程の間隔で植えつけました。

無肥料で育ち、病害虫の心配もほとんどなく、土寄せの作業をすれば、あとは自然まかせで育つ手間のかからない作物なので自然栽培にうってつけです。半年後からの収獲が楽しみです。(ケン)



  



2015年10月01日

停電も楽し!(一日なら)

またまた台風が襲来しました。7・8・9月と今年はまさに当たり年ですね。今回の台風21号は与那国島で81.1 m/sの最大瞬間風速を記録し、大きな被害が出ている様子が報道されています。石垣島では、先月の台風15号のほうが大きかったようで、被害は前より軽くすみました。それでもやはり、台風恒例?の停電は発生しました。台風15号の時はまる3日も停電、今回は一晩で点きました。このことからも台風の強さが分かりますね。
我が家で停電時の助っ人となるのが二つあります。、一つがローソクの灯りです。


真っ暗な家の外では荒れ狂う風雨が激しくガラス戸を打ちつけていますが、ローソクの炎が照らす灯りがなんとも穏やかな気持ちにさせてくれます。炎の灯りを眺めながら、妻と1杯酌み交わしながらラジオを聴くというスタイルが定番となっています。
二つ目が手動充電式ライトです。


電池が要らないので手回しで充電しなければならないですが、それも手や腕を鍛えるとわりきり、エコで何度でも使用できるので気に入っています。室内を歩くときや台所の灯り取りに役立っています。
今回は一晩だけの停電でしたが、いつもの屋内が非日常の雰囲気で新鮮でした。停電でなくても、ローソクの灯りで夜を過ごしてみるのもありだと思います。(ケン)  


2015年09月25日

夏、シマ野菜の代表

夏の暑さが厳しい石垣島では、畑で葉野菜を育てるのは困難なため、本土産の野菜が主流となります。こんな時、重宝するのがエンサイ(空芯菜)です。沖縄ではウンチェーと呼ばれ、栄養価も高く、水辺の環境だとほっといても勝手に育つので、夏場の野菜不足を補う、貴重なシマ野菜となっています。
2年前の夏にエンサイの苗を数株、ビオトープの池の片隅に適当に植えていたのが、今年の初夏みるみる成長、どんどん株分かれし、池の水面にまで達しています。

早速、葉と茎の柔らかい先端30~40cmほどを切って、束にして収獲し、定番のニンニク炒めでいただきました。ホウレンソウに似た食感で、クセがなく、茎はシャキシャキとした歯ごたえが特徴で、匂い・香りもなく親しみ易い野菜ですが、料理のレパートリーが定番だけだと何回も食べれません。ネット検索すると多彩なレシピが紹介されているので、今後大いに活用していきたいです。
(ケン)  


Posted by megalopa at 22:05畑の作物採取・収獲

2015年09月18日

超簡単な雨水溜め

先日の大型台風が去った後から簡易水道の水がストップ状態になったままです。おかげで畑の作物がピンチ!。作物だけでなく、畑仕事にも水はかかせません。今まで蛇口をひねれば使いたい放題の水が、突然絶えるとこうも不便かと痛感させられています。そこでとりあえず、道具や手洗い用ぐらいだけでも確保しようと、在り合わせの資材を探すと、真ん中が破れ、穴の空いたハウス用のビニールがあったので、もみ殻くん炭を作る囲いを利用して即席の雨水溜めを作ってみました。


ビニールの下には雨水を溜めるバケツをセット、空いた穴を伝わって水が溜まる仕掛けです。余ったビニールの端を縦半分に切ったプラスチック缶に延ばして、水が溜めるようにもしました。


果たしてどの程度水が溜まるか期待大ですが、台風後はまとまった雨が降らず、結果はお預け状態が続いています。雨よ降れ!降れ!(ケン)
  


2015年09月10日

グリーンなカタツムリ

お客様が葉の上にいる、緑色のカタツムリを見つけました。アオミオカタニシです。殻長が15mmほど、鮮やかな緑色のきれいなカタツムリがいることに、お客様もビックリしていました。


実は、名前から分かる通り、カタツムリではなく陸に上がったタニシの仲間です。カタツムリとの違いは、蓋があり、触角の根元に目があることです。目がとてもキュートで愛くるしいですね。


緑色のボディーも名前の通り、殻の中身が青く、それが透けているからです。殻は半透明です。美しい色をしているため、採集され、ペットとされることがあるが、餌がよく分からず、飼育は難しいともいわれています。大切に保護したいものです。(ケン)

  


Posted by megalopa at 23:58Comments(0)野山の動植物貝類

2015年09月04日

ビーチ一人占め

夏休みと台風が去って、あれほど賑わっていたビーチは閑散としています。


本日は、シュノーケリングのお客様(カップル)をこのビーチにご案内しました。真っ白な砂浜と透明度良好でベタナギの海、たくさんのお魚と多様なサンゴなどをウォッチ、ビーチを一人占めの気分も相まって、テンションはMAX、満喫できた大喜びでした。


砂浜には誰が作ったのか、サンゴ片でハートマークとHAPPYの文字が描かれていました。これ幸いとお客様と一緒にパチリ。

初めてのシュノーケリング満喫できたと夏の思い出を胸に刻んで、東京へ飛び立っていきました。(ケン)



  


2015年08月27日

台風15号直撃、猛威を振るう

つい2週間前に台風13号が襲来したばかりというのに、今度は71mという最大瞬間風速を記録した台風15号が八重山を襲いました。71mの風速は八重山では観測史上最大の値で、島のあちこちで被害が相次ぎました。
自宅の周りでは、ビニールハウス仕立てのカヤック置き場小屋のビニールが破れ、中がメチャメチャ状態になりました。


ショックだったのが、大切に保管していたシーカヤックが何らかの衝撃を受け、ラダーが本艇から外れ、壊れていたことでした。不幸中の幸いは本艇は無事だったことです。後片付けが長引きそうですが、トタン屋根にして強化しないといけません。我が農園も先日の台風13号のダメージから回復する間もなく、追い討ちの被害を受け、手の施しようもない状態です。しばらくほっとくことにします。
本日は午後お客様をマングローブにご案内するため、午前中に様子チェックに行きました。マングローブの林の中は、思っていた程の被害はなかったのですが、海に通じる広い河口では、根元がめくれ倒れそうな状態の木や枝が折れ下がった木などが目に付きました。
台風の強さを実感させられます。そんな中で、マングローブ奥には1隻の船が静かに佇んでいます。


今は1隻ですが、台風時には数隻の船がマングローブにありました。これは、マングローブが台風時の船の避難地としての役割を果たしている光景です。
今年はどうやら台風のあたり年のようです。もうすぐ9月、9月の台風が一番怖いのです。もう勘弁してほしのですが、どうなることやら・・・。(ケン)


  


2015年08月18日

忙中閑あり、リフレッシュの時間!

シーズン真っ最中のこの時期、おかげさまで連日お客様のご案内があり、日々充実をしています。ですが、連日の酷暑が少々身に堪えてきました。そんな状況で今日はお客様の予約がありません。どうやらお盆でごそっとお客様がお帰りになり、ぽっかりと空白の一日となりました。そこで、これ幸いとリフレッシュの一日とすることにしました。
午前中は、台風後の畑の整備を汗だく々でやりました。午後からは、カヤックに3点セットを積んで海に繰り出しました。

今日は夏季の南風とは逆の北風がそよそよと吹き、透明度良好で絶好のコンディションです。以前から気になっていたポイントを目指して快適にパドリング、日頃の疲れが徐々に癒されていきます。透明度が良いので、カヤック上からウミショウブの葉がゆらゆら揺れているのがくっきりと見えます。

ポイントに着き、三点セットを装着し、カヤックを引きながらシュノーケリングタイム。透明度が良いので、視界良好、サンゴが死んで藻場が多くなったせいか、海藻食のカラフルな魚が多く泳ぎまわっていました。そして、うれしいことに、枝状のミドリイシサンゴの小さな個体があちこちに育っていました。5,6年前からオニヒトデの食害でサンゴは壊滅状態、回復の兆しが一向に見られませんでしたが、やっと光明が射してきました。これから徐々にサンゴが回復し、以前のようなすばらしい水中景観になるのを想像すると、ますます元気になる充実した一日でした。(ケン)  


2015年08月10日

今年も襲来

今年も襲来といえば、そうです台風(Typhoon)です。今回の台風13号、わが農園もダメージを受けました。最も大きいダメージは熱帯フルーツ類です。なかでもバナナが一番のダメージでした。今年はバナナの実の生りが順調で、数本の株にたわわに実が付き、近々の収穫を楽しみにしていたのですが・・・。


バナナは年中なりますので、台風シーズンを避けて実が付くよう時期を変えて植えたりしていましたが、この時期に実が集中して生ってしまいました。残念です。でも、子株が次々と出てきますので、次に期待しましょう。
次のダメージは、グヮバです。グヮバは、台風以外に毎年カラスなどの野鳥被害に悩まされていました。今年はお客さんに収獲体験をしていただこうと、1個1個ネットで保護して大切に育ててきましたが・・・。


他にはパパイヤの実も無残に吹き飛んでいました。これらはまだ青く熟していませんが、バナナやパパイヤは野菜として活用できます。グヮバも追熟して食べれそうです(味はイマイチでしょうが)。


台風は慈雨をもたらしたり、海水温の上昇を抑えてサンゴの育成に貢献するなどのメリットもあります。対策と後始末は大変ですが、当日は、家でゆっくりとくつろげる時でもあります。今回は長時間の停電もあって、ロウソクの灯りになんとも言えず癒されました。上手に付き合っていきたいものです。(ケン)


  


2015年08月02日

早起きは何文も得!

真夏の大潮は早朝に1年で最も潮位が高くなります。このときにオススメなのが早朝のマングローブカヤックです。潮位がいつもより高くなっているので、日頃行けないマングローブ奥や入れない沢まで行くことができます。朝日を浴びたマングローブ背後の山が輝きを増してゆくのを眺めながら、ゆったりとマングローブの森に入って行きます。


通常より水位が高いので、進む幅が狭くなり、マングローブの枝や葉が頭をかすめ、いつもと違う目線で新鮮な光景です。


そして一番の見ごたえは、マングローブの隅々まで海水が行き渡り、鏡のように映し出されたマングローブの森の光景です。


その美しさは、早起きは何文も徳!を実感できますよ。(ケン)
  


2015年07月26日

巨大な蔓と豆のさや

ある沢の上流で四方八方に伸びた巨太いつるを見つけました。コウシュンモダマ(ヒメモダマ)です。
モダマの仲間は、アフリカからアジアまでの熱帯と亜熱帯で見られるつる性のマメ科植物です。そのつるがとんでもなく太くなり、絡まっていた枝が重さに耐えきれず、地上にたれ下がった状態になっていました。


つるの先は幾重にも分かれて他の木々に絡まって這い上がり範囲を広げていました。このような時はいつもある期待感をもって、つるの先々を目で追っています。ありました!これまた巨大な豆のさやです。


このときのさやは40cmほどでしたが、長いものは1m、幅10cmにもなり、さやの中には直径5cm程度の種子が10個前後入っています。


この種子は海流に乗って移動して分布を広げることから、沢があるところは海から2,3kmほど内陸になっていますが、以前は海が近くにあったことを物語っています。
種子は木質で固く、オブジェにしたり加工してアクセサリーなどに利用されるため、採取する人が増えて、さやを見かけるのが困難になってきました。久しぶりの出会いでした(ケン)。  


Posted by megalopa at 23:54Comments(0)野山の動植物

2015年07月19日

クマゼミを捕食する日本最大クモ

盛夏のこの時期は、朝6時過ぎからリュウキュウクマゼミの大合唱が目覚まし代わりとなっています。
秘密基地のある林では鼓膜が破れそうなくらいの勢いでセミ達が鳴き、飛び交っています。一方、林のあちこちには巨大なクモの巣が張られ、餌食なる獲物を待ちかまえています。
そして、目にしたのがオオジョウロウグモの♀がリュウキュウクマゼミを捕食しているシーンです。


オオジョロウグモは体長10~15cmで日本最大のクモですが、大きいのはメスで、オスは1cm足らずしかありません。交尾の役目を終えるとメスの餌食になるとのこと。力関係が如実に分かりますね(ケン)。
  


Posted by megalopa at 19:30Comments(0)クモ類

2015年07月09日

根がシップの匂いの野草

ビオトープ池の回りの草を刈っていたら、ツ~ンとシップの匂いがあたりにしました。カスミヒメハギ(コバナヒメハギ)です。高さが30cmほど、南米原産の1年草の帰化植物で、沖縄では周年開花します。

匂いの元は根にあります。実はこの匂い、ウチナーンチュ(沖縄人)や沖縄通の人なら、瞬時にある飲み物を連想します。A&Wのルートビアです。A&W は、アメリカ統治時代から存在し、県内のみに店舗を構えるファーストフード店で、地元の人では“エンダ―”の愛称で親しまれています。石垣島にも1店舗あります。そこで強烈なインパクトを放つドリンクが「ルートビア」です。このドリンクがカスミヒメハギの根の放す匂いとソックリなのです。ルートビアは多種の薬草をブレンドして作られているのですが、カスミヒメハギは含まれていないです。たまたま匂いが一致したのがおもしろいですね。
ルートビアは炭酸飲料ですので子どもから大人まで味わえますが、シップ味!?には好みが分かれるところです。お試しになってこの野草とご対面してはいかがでしょうか。(ケン)  


2015年07月02日

紫の花弁が美しい野花

開けた山野や林道沿いで一際目立つ花がノボタンです。バイト先のパイン畑を囲む日当たりの良い斜面に咲き誇っていました。


艶やかな深紫で大輪、低地に群れて咲いているので、野に自生する花としては目立つ存在です。派手なのは送粉者を誘引するための特徴ですが、関係のない人間も誘引されてしまいますね。


パインと同じ赤土の酸性土壌に育ち、実は食べられるといわれていますが、いまだに美味しく味わったことがありません。8月頃まで咲いていますので、美味しい実とのめぐり合いを期待したいです。(ケン)
  


Posted by megalopa at 19:39Comments(0)野山の動植物

2015年06月26日

至福のサンセットツーリング

梅雨が明け本格的な夏が到来したこの時期は、安定した天気が続き、日中はジリジリと強烈な日が差し焼けるような感じになりますが、夕暮れになると、気温も下がり潮風が心地よく、絶好のサンセットツーリング日和となります。


夕暮れの海の光景は、毎日変化しますので、いつ見ても飽きることがありません。大空のキャンパスに描かれた自然の造形美が、一刻一刻と色合いや形を変えてゆく様を、お客様もただただ陶然と眺めていました。


日が沈んで辺りが暗くなる頃には、夜空に星々が瞬きはじめます。これからナイト(スターウォッチ)ツーリングのスタートです。(ケン)  


Posted by megalopa at 00:09Comments(0)自然体験ツアー

2015年06月15日

夏を彩る魅惑の夜咲き花

夏を彩る夜咲き花といえば、サガリバナです。夜に開花して翌朝には落ちてしまう儚い花ですが、枝から幾つも総状花序が垂れ下がり、地面に落ちた一面の花々や水面に浮かぶ様は、たとえようのない美しさです。


夜間に開花・芳香を放すことからナイトウォッチコースで身近で鑑賞・体感できます。また、早朝ですと花が散ってゆくシーンに出会えることもあります。中央の濃紅色めしべを多数のおしべが密生して囲んでいる姿は、打ち上げ花火を連想させます。


木によっておしべの色が白色から濃紅色に分かれているので、その違いをウォッチするのも楽しみです。

例年、早めに開花するする木と遅め木があるので、台風の害がなければ11月頃まで鑑賞できますが、見ごたえがあるのは今の時期から9月頃まででしょうか。
西表島では、早朝にカヤックで川を上ってサガリバナをを鑑賞するツアーが評判ですが、石垣島では徒歩で鑑賞できますのでお手軽です。時間もナイト、早朝、午前中と選択できます。マングローブカヤックやシュノーケリング、トレッキングなどと組み合わせることもできますよ。プランに加えてみてはいかがでしょうか。(ケン)




  


2015年06月11日

梨食感のトロピカル果実

6月に入り気温がぐんぐん上昇、クマゼミも鳴き始めた石垣島では、様々な熱帯果実が実り、市場には様々な種類の果実が出回り賑わいをみせています。これから石垣島を訪れる方々には、日本産の熱帯果実を是非とも味わっていただきたいです。
我が農園でもいく種かの熱帯果実を育てていますが、ほとんどほったらかしの自然栽培ですので、1年間の天候、気温、台風の影響などによって、毎年実のる量が不安定です。昨年はマンゴーが豊作でしたが今年は全く不作、どうやら二年周期のようで来年に期待したいです。
今年豊作なのがレンブ(フトモモ科)です。10年以上も前に植えたもので大木になっていましたが、実は毎年数個程度でした。ところが今年は鈴なりの状態です。昨年からの雨不足のせいで子孫を残そうとしたのでしょうか。

マンゴーのような濃厚な味わいとは違い、さわやかな薄味の梨のようなイメージでしょうか。冷蔵庫で冷やしてか、冷水に浮かべていただきます。冷えた果実のサクサクとした歯ごたえと薄味の甘さがのどの渇きを癒してくれます。薄くスライスしてサラダの材料としても重宝します。
今の時期にいらしたお客様は収穫体験と共に味わうことができますよ。(ケン)  


2015年05月31日

今年も上陸!

今年も上陸!それはウミガメの産卵のことです。朝、近くの浜を犬を連れて散歩している近所の方から連絡を受けて現場を見に行きました。


ここの浜では毎年のようにアオウミガメが産卵に上陸します。産卵跡からはウミガメの種を見分けることができます。アカウミガメが前肢を左右交互に使いながら進むのに対して、アオウミガメは体型が大きいため両前足を同時に使い進みます。 また、アオウミガメは尻尾を引きずった跡も確認できます。
今回は産卵後の盛り上がった砂場(マウント) を確認できませんでした。周りが藪になっていて、砂場まで根が張っていたので嫌がったかもしれません。掘り穴だけが残っていました。


産卵は2 週間ほどの間隔で数回行われるので、上陸したウミガメがまた産卵しに来る可能性があります。こまめに浜をチェックして、産卵を確認していきたいです。(ケン)  


Posted by megalopa at 00:46Comments(0)海洋生物