てぃーだブログ › めがろぱ日々是好日

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Posted by TI-DA at

2016年03月17日

有毒の木に注意!

いつも通っている舗道沿いの街路樹に最近張り紙がされていました。近づいて見てみました。


オキナワキョウチクトウ(ミフクラギ)の毒に注意するよう喚起した内容でした。その樹液や樹皮、果実、種子などには毒性があることが知られ、沖縄では樹液が目に入ると目が膨れることからみーふっかーぎ(ミフクラギ)と呼ばれています。
果実がマンゴーやパッションフルーツに似て美味しそうに見えることから、この木の毒性の知識がないとつい口に入れてしまう危険性があります。見上げると手の届くところに実が着いていますし、木の下には実が転がっていました。

それしても、毒性があることは良く知られた木なのに、どうして舗道のある街路樹に植えることにしたのでしょうか。樹選定に疑問が残ります。(ケン)










































































































































































































































































































































  


Posted by megalopa at 20:33Comments(0)野山の動植物

2016年03月10日

咲き匂うピタンガの花

農園の一角にある果樹園ではピタンガの花が咲き乱れていました。


ジャスミンのようないい香りが辺りに漂っていました。4本あるピタンガの木全部に花が咲き乱れています。中には小さいながら実もつき始めています。


ピタンガは南米の熱帯地方原産の果物で、アセロラやサクランボのような容姿、日本では余りなじみがないですが、石垣島ではちょくちょく植えられています。味は多汁で柔らかく適度な酸味と甘味ありますが、チョットクセがあるので子ども達には不人気です。大人の味かも・・・私はアセロラよりこちらが好みです。オススメは果実酒としていただくことです。浸けた果実も美味しくいただけます。


こんなにたくさん花が咲いているところから今年は豊作かも・・・。果実酒以外にジャムなどいろいろ試してみたいです。(ケン)

  


Posted by megalopa at 21:44Comments(0)畑の作物

2016年03月03日

サトウキビのワイルドな味わい方

長雨もやっと止んで、八重山の島々ではサトウキビの収獲作業がピークを迎えています。この時期並行して行うのが植付けです。これは春植えと呼ばれ、この時期に植えると来年の今頃収獲することができます。よってこの時期農家さんは収獲と植え付けで忙しくしています。よって我が農園でも春植えを行いました。


農家さんは収獲し製糖工場へ出荷することが目的ですが、私は搾りたてをお客様自信で味わってもらうことを目的としています。刈り取った直後の新鮮なサトウキビの汁はまるで蜂蜜のような味わいがあり、こんなに上品な甘さで美味しいとは思わなかったとお客様が一様にビックリします。ということで、この時期の美味しい旬な作物のイチオシがサトウキビと声を大にして言いたいのです。
汁を味わう方法は、茎の皮を剥き、中身の繊維を奥歯で噛んで汁を味わうのが一般的ですが、歯が丈夫ではない人はよく噛めないことがあります。そこでオススメなのが最近TVで奄美大島の方々が披露していた、

茎を叩いて繊維を壊して汁を出しやすくし、茎を左右で捻るようにすると甘い汁が表皮から滴り落ちてくるので、それを口でいっきに受け止めて味わうなんともワイルドな味わい方がお客様に大いに受けています。サトウキビを味わう際には皆様もぜひともお試しあれ!(ケン)  


Posted by megalopa at 22:31Comments(0)畑の作物採取・収獲畑作業

2016年02月25日

ロマンあふれる実証実験プロジェクト!

3万年前、日本人の祖先たちは南の海を渡ってきたことを実証するプロジェクトが始動しています。琉球列島には3万年前頃までさかのぼる遺跡があることから、祖先たちは新天地を求めてあえて航海に挑戦したのではないか、それを実証しようと国立科学博物館を中心としたプロジェクトが立ち上がっているのです。


3万年前祖先たちが、現地の天然資材を利用して舟をこしらえ、潮流のはげしい黒潮を越えて琉球列島の島々に到達したとしたら、祖先たちの偉大さは驚愕に値します。それを現代で実証しようとするこのプロジェクトにワクワク感を抑えきれず、説明会に行ってきました。


説明会では二つのことが印象に残りました。一つ目は、新天地を求め島に移住し子孫を増やしていくためには、女性の存在それも10~20名以上はいないといけないということでした。ハードな航海を考えると、3万年前の女性は男性に劣らず勇猛果敢だったということでしょうか。二つ目は航海の舟はどのようなものだったかということです。現地に自生しているヒメガマを材料にした古代舟ではないかということで、ヒメガマで製作し、海で実証テストした様子も紹介していました。ヒメガマは近くの池に自生しているので、今後は舟製作の方法も俄然興味がわいています。
航海は今年の7月に与那国~西表、来年は台湾~与那国となっていて、舟製作やクルーの参加を呼びかけていました。機会があればぜひ参加してみたいです(ケン)。



  


Posted by megalopa at 23:13Comments(0)イベントプロジェクト

2016年02月18日

アーサ採り体験

この時期オススメな体験がアーサ(ヒトエグサ)採りです。アーサは浅瀬の岩礁海岸で見られる海藻(緑藻)です。本日は薄曇で海は凪でいて絶好のコンデイションなので、お客様をアーサの生えている海岸までシーカヤックツーリングでご案内しました。心地よい風を受けながら快適なツーリングで鮮やかな緑色に覆われた海岸に到着です。
早速カゴを片手にアーサ採り開始です。水没した岩礁からゆらゆらと水面近くまで生えているアーサを指先で摘み採るだけですので簡単に採れます。注意すべきはできる限り砂を取り込まないようにすることです。一度に採れる量がわずかですので、ひたすら摘み採ることになります。興味深いことに女性の方が摘み採りに集中、忍耐強くそして楽しそうです。30分ほどでこんなに採れました。

この日は定番のアーサ汁などにしていただきました。磯の風味たっぷりのアーサ汁にお客様もご満悦でした。(ケン)
  


2016年02月12日

新感覚な亜熱帯作物

例年だと葉野菜の収獲が楽しみなこの季節ですが、今年は長雨が続き日照不足で自給菜園も乏しい収獲になってしまいました。そんな中救世主な作物があったのです。4月の植付けから順調に生育(と言っても、ただほったらかしですが・・・)、台風や長雨にも負けず地中ですくすくと育っていました。その名はヒカマ(ヤムビーン)です。メキシコ原産、マメ科の作物です。収獲はまず根本の茎を切って葉の部分を取り除き、地中の芋(塊根)を掘り出すのです。
根本の土が盛り上がっていると地中の芋の大きさが期待できます。マメ科ですので莢ができています。多くの莢ができると実が小さくなるといわれていたので花芽の段階でできるだけ切除しました。慎重に覆っている土をどけていくと・・・、白っぽい表皮が現れてきました。




















さらに掘っていくと徐々にその全貌が・・・。むっ・・・かなり大きい、しかも実が割れていない!




















地中で芋が生長しすぎて実が割れてしまうことがあるのです。これは完璧の状態で3.8kgもあり販売用とします。割れていても風味に違いないので形が悪いのは自給用にしています。この日はこんなに取れ、近所の方にも味わってもらいました。




















しゃきしゃきとした歯ざわり、さっぱりした味で、薄味の梨みたい、はじめての味などと言われました。果物感覚で生でもいただけますが、サラダや漬物などに利用でき、わが家では一口大に切り、マヨわさび醤油でさしみ感覚で食べるのがお気に入りです。大根の代用と考えれるといろいろアレンジができるので、今後の食材の支えになりそうです。ヒカマ、このニューフェイスな作物は今後の注目株です。(ケン)
  


Posted by megalopa at 11:46Comments(0)畑の作物採取・収獲畑作業

2016年02月04日

ミラクルレインボー!

異常なほど長雨が続いている八重山地方、本日も朝から小雨模様、重い足取りで畑の様子を見に行きました。日照不足のため植えつけた種や苗はほとんど育たず大きなダメージです。自家菜園だからあきらめもつきますが、農家の皆さんはほんとうにお気の毒です。そんな畑からの帰り、雨が上がり突然日が射してきました。久しぶりの日差しに気分上々で車を運転、海が望める見晴らしのよい道を進むと、!!!目の前にミラクルな光景が・・・


見事な虹の橋が海上に架かっています。虹の下には一隻のボートが白い波しぶきをあげて走っていく姿も。この絶景のパノラマに思わず見入ってしましました。このタイミングでここを通過したのはホントにラッキーでした。何かいいことありそうな一日でしたが、その後は雨にたたれずぶ濡れなってしまいました。いいことはミラクルレインボーとの出会いだった、てことでしょうか。(ケン)
  


2016年01月29日

長雨&大雨

八重山地方は昨年の12月から雨天の日が続き、平年の5倍以上の雨量が記録されていると地元紙が伝えています。去る17日には短時間で集中豪雨が発生、畑の回りの小川やビオトープの池が氾濫したようで、あたり一面が水浸し、ドロドロ状態になっていました。最もショックだったのは小川に架けてあった自作の橋が流され、土台だけが残っていた光景を目にしたことです。


ここに橋がないとお客様をマングローブにご案内することができなくなります。架けていた丸太の行方を捜したところ、マングローブの根本に引っかかっていました。その場で解体、丸太を浮かべて橋のあったところまで引きずって陸に上げ一安心しました。


そして本日、前回の轍を踏まないようしっかりと流されないように固定をして、橋を復活させました。これでマングローブを案内することができます。やれやれ。


マングローブまでの小川は、昨年の幾度にも及ぶ台風によって川岸の枝や葉が覆って水路が狭く通り難くなっていましたが、今回の大雨によってきれいに流され、広々とした幅の水路に変身していました。


これで快適なカヤックツーリングができます。大雨も悪い事ばかりではないなと実感しました。(ケン)  


2016年01月21日

ムーチー

17(日)は旧暦12月8日、沖縄では『ムーチー』というお餅を食べます。
健康や長寿を願っていただくのですが、特に子どものいる家庭では欠かせないものです。

我が家も毎年、作っています。
ムーチーの日が近づくと、スーパーではムーチーコーナーが設置されます。
味もいくつかあり、プレーン以外には黒糖、よもぎ、紅芋などです。
最近はもち粉の中に、よもぎや紅芋のパウダーが混ぜ込んであるものもあります。
便利だけど、かなりお高め。。。

我が家は黒糖の他、よもぎは畑から採ってきて、紅芋を蒸かして裏ごしし、三種類を
作りました。
お餅を包む月桃の葉はあちこちにあり、料理をのせるのにも重宝します。
この葉には独特の香りと抗菌作用もあり、葉の香りがお餅に移ります。
神々しい香りがするムーチーをいただき、健康に過ごせるよう願います。



葉の裏側に包み、開かないように結び、蒸します。
我が家は小さめに作ります。
だいたいの家庭はもっと大きく、何十個と作り配ったりします。

できた~!!
簡単なので、たまに作って食べています。


この日は朝から雨のため、外で作業ができない夫も一緒に作りました。
石垣は、年末からの長雨がまだ続いています。
今日は朝から、大荒れです。
太陽が恋しいです。布団、干したい。。。(ノリ)











  


2016年01月14日

巨樹倒木とアーサ

寒さが増すこの時期、海岸では緑藻の一種アーサ(ヒトエグサ)採りの季節を迎えます。今年の生育状況をチェックしようと出かけてみました。海岸に出てみると、!!!根本の胴周りが3mを越える巨木がドーンと浜に倒れている光景に度肝を抜かれました。


昨年の度重なる台風襲来で犠牲になり横たわってしまったのです。沿岸のカヤックツーリングでは、長年の風雨に耐え巨木に育ったその風貌は一際は目立っていただけに残念です。


アーサの状況は、暖冬のせいでいつもと比べ生育が遅い様子でしたが、目の覚めるようなきれいな緑の若葉が岩を覆い始めていました。


ここでおもしろい光景を目にしました。巨大倒木の先を見ると枝先が緑色になってアーサが育っているのです。

枝先が海水に触れ天然の養殖網になり、アーサが付着し生長しているのです。このまま育つと楽に収穫できるかもかもしれません。この先が楽しみになってきました。(ケン)


  


2016年01月07日

今年も始動!

年も明け、今年も本格的に始動したのがサトウキビの刈り取り作業です。ネイチャーガイドが少なくなるこの時期、有難い大切な収入源です。本日はサトウキビの枯れ葉の部分を先端が二股に分かれた専用鎌で切り落とし、鞘(ショウ)頭部の茎を切り落とす作業を行いました。

今年の石垣島は暖冬の上雨模様の日が多く、カッパを着ての作業は蒸れ蒸れで大汗をかいてしまいました。4時間ひたすら作業に没頭して圃場は刈り取られたサトウキビの茎だけが立ち尽くす光景に変貌しました。


次からの作業は、一本一本根本を斧やクワで切断し、6・7本向きを揃え一束にして抱えて集積場まで運び、150cmほどの高さまで積み上げる作業になります。この作業は結構ハードで最初はきつく感じますが、次第に身体が順応してスムーズにできるようになります。問題は着ている服が泥だらけになるので洗濯が大変なことです。気温が低いとカッパや薄手のヤッケを着て泥が服につかないようにできるのですが、 連日20℃以上が続き汗だくになっているので、カッパを着ての作業はきびしいです。早く本来の冬に戻ってほしいものです。(ケン)  


Posted by megalopa at 21:20Comments(0)パートの仕事

2015年12月31日

The ケイビング!

ここ数年石垣島の洞窟を探検しているI氏がケイビング仲間を引き連れ来島しており、同行してきました。今回は縦穴の洞窟を懸垂下降して入る本格的なケイビングが目的とのことで、そのためレベルの高いメンバーを募って来たと意気込んでいました。メンバーの方々の本格装備で懸垂下降に挑む姿は、ケイビビングが好きでたまらないムードにあふれていました。

洞坑内では多様な鍾乳石の観察やケーブパールらしきものを発見したり、ケイビングスキルや鍾乳石の知識を教えていただいたりして、いろいろ勉強になりました。

I氏によれば石垣島にはまだまだ未知の洞窟が潜んでいる可能性が高く、とても魅力的な場所だそうです。今後も調査を継続して洞窟の価値をアピールし、保存意識を高める方向にもっていきたいとのことです。私もできる限りサポートしていくつもりです。(ケン)  


Posted by megalopa at 00:25Comments(0)ケイビング

2015年12月23日

夜香木

最近毎夜に戸外から屋内に甘い香りが漂ってきます。夜なると強い芳香を放すヤコウボク(夜香木)が開花しているのです。昼は香りませんが、夜になると開花し強烈な香りを発します。画像は左が昼間の蕾状態、右が夜の開花状態です。

名前の通り夜に花が咲いて、あたり一面がトロピカル風の香りに包まれ、蛾などの昆虫が引き付けられ飛び回っていました。
熱帯性の花木のため耐寒性にやや弱いといわれますが、こちらでは冬のこの時期でも開花します。ここ石垣島では、この香りを「癒しのフレグランス」として製造、商品化され、新たな特産品として注目を浴びています(ケン)。  


Posted by megalopa at 23:55Comments(0)野山の動植物

2015年12月15日

マングローブ勉強会

マングローブの知識をさらに深めようと講座が開催され参加してきました。私のようなガイド職や関心の高い方々が20名ほど受講し、午前中は講師によるマングローブの生態などの講和と質疑応答、午後からはフィールドでの観察会が行われました。


講座を通して「海の森」といわれるマングローブが、興味深い独特の生態系があることや海と陸をつなぐ重要な機能を有していることなどを再認識させられましたが、道路や橋梁建設によって海水の流入が変化しオヒルギが枯死したが、その後高水位に強いヤエヤマヒルギに置き換わり、元の状態に戻るには約30年を要するなどの例が紹介され、環境変化に敏感なことも理解できました。
マングローブやマングローブに依存している生物が今後も生きながえるには、マングローブだけでなく周辺を取り巻く自然環境も視野に入れた総合的な保全対策が大切だと感じました(ケン)。
  


Posted by megalopa at 23:30Comments(0)マングローブ

2015年12月09日

こんなに近くでウォッチ!

パイン畑の草取り作業中、ふと目を見上げると、なんと5mほど先の木の枝に特別天然記念物のカンムリワシが止まっていました。


警戒心が強く、普通は電柱の上に止まっていて人間を遠ざけているのですが、こんな近くで遭遇するとは超ラッキーです。すかさず携帯のカメラでパチリ。飛び立つシーンを撮ろうとさらにそっと近づいたらサッと飛び立ってしまいシャターチャンスを逃しました。残念。
畑からの帰りの道中では、前方の木の枝に黒い物体が動くのを発見、近づいてみると頭上2mほどの距離でヤエヤマオオコウモリが枝にぶら下がってじっとこちらを見つめていました。こちらも携帯のカメラでパチリ。今年は台風が多く山が荒れ、餌の木の実が不足して探し回っているのか、昼間からでもよく目にします。

餌にありつけなかったのか、枝を歩き回ってすぐに飛び立ってしまいました。
ワシとコウモリをこんな近くでウォッチでき、バイト疲れも忘れさせるひと時でした(ケン)。

  


Posted by megalopa at 23:52Comments(0)野山の動植物野鳥

2015年12月02日

ローゼル、今年は不作

この時期畑ではローゼルの赤々とした果実が鈴なりに実り、収穫を楽しんでいましたが、今年は度重なる台風襲来のおかげで畑が荒れて壊滅状態となり、わずかに数株だけとなってしまいました。
シーズンオフの収入源とも なっていましたので残念です。さらにもうひとつ残念なことは次年度蒔く種を確保できないことです。幸い種については、毎年果実を買っていただいていた方が
種を分けてくださることになってホッと安心です。その方は今年も果実を買ってジャムやティーなどを作る予定を立てていて、あてにしてくださっていたので申し訳なかったです。来年はちゃんと作らないといけませんね。









こんな状況で生きのびた数株は、背丈も小さく実つきもわずかですが、それだけに愛おしく、大切に種取りまで育ててゆく覚悟です。(ケン)  


Posted by megalopa at 22:00Comments(0)畑の作物

2015年12月02日

食事中のホタル幼虫?

幹にへばりついて食事中ホタルの幼虫に出会いました。オオシママドボタルの幼虫です。、食べているのはカタツムリです。幼虫は陸上生活なのでウスアカマイマイなどのカタツムリ類となるのです。カタツムリの殻に頭部を突っ込んで食事に夢中の様子でした。 畑や庭の菜園には害虫であるカタツムリを捕食してくれるので有難い益虫といえます。夜間には庭のあちこちで緑がかった光を放し、移動しながらだと光が草葉に隠れたりするので点滅しているかのようです。メスは幼虫を大きくしたような形で、卵を産むために特化したようで、飛ぶことはできません。12月頃、オスの成虫が飛び交い、家の中に飛び込んで来るときもあります。この時は、電気を消して蛍火を楽しんでいます。(ケン)  


Posted by megalopa at 22:00Comments(0)昆虫

2015年11月24日

フーカキサバニ体験

フーカキサバニとは、沖縄の伝統木造舟 「帆かけサバニ」のことです。その舟が海に浮かぶ姿は、なんとも絵になるのです。


大海原をフーカキサバニで自由に帆走することを夢見て、いよいよ帆作りをスタートさせました。始めての帆作り、試行錯誤を覚悟していましたが、あり難いことにサバニ船大工を目指しているY氏が指導を快諾してくださり、まずは帆船の体験をさせてくれました。帆を操る技術は経験を要するので、帆の上げ下げから体験しました。帆を張った舟が風を受けて心地よく進むのを目の当たりにして、いつの日か自分もこんなふうにできることを想像したら心が踊りました。



















北風が吹いて海が荒れるシーズンのこの時期に帆作りを完成させ、来春頃から本格的にフーカキサバニを作動させ、ゆくゆくはお客様にも体験できるようスキルアップしてゆきたいです。
シーズンオフのこれからは、帆作りに精を出すことになりますが、帆の設計&裁縫、帆柱や竹などの資材調達、舟の補強など、フーカキサバニに仕上げてゆく過程は困難を伴いますが、あれこれ創意工夫し楽しみながら完成してゆきたいです。(ケン)  


Posted by megalopa at 20:54Comments(0)アウトドアライフサバニ

2015年11月16日

この季節でも見れます

初夏の夜、マングローブの後背地や川沿いの湿地に咲くサガリバナは、季節限定の鑑賞ツアーとして人気がありますが、実はタイミングがあえば年中花を見ることができます。初夏が最盛期ですので一斉に咲き誇って見ごたえがありますが、今年は何度も台風が襲って鑑賞する期間が短かったように思えます。そしてこの時期、台風が去ってからついた蕾が開花し始め、ビオトープの池には今朝落ちた花々が漂っていました。

池を囲んでいる木々にもあちこち蕾が見られ、これから見ごろとなる予感がします。落ちた花をバナナの葉に載せてみるのも美しいものです。お客様には花を集めてオジナリティーあふれるアート作品を楽しんでもらったりしています。

夏に比べ気温が低いこの時期からは、午前中の遅くまで花が落ちずにいるので鑑賞しやすいです。もちろん本来の夜間の開花も鑑賞できますし、この時期から出現するオオシママドボタルの妖しい光りも目撃できるかもしれません。まだご覧になってない方や今年見逃した方はチャンスです。(ケン)

  


2015年11月05日

赤いカメムシ軍団

舗装されていない林道をゆっくりと車を走らせていると、生い茂った葉の中に赤い塊を見つけました。違和感を感じて車を降りて近づいて見ると赤いカメムシが葉の表裏に群がっていました。ズグロナガカメムシというカメムシの群れです。

赤いカメムシ集団が群れているのはよく目にしていましたが、背中に縦二つの白い紋があるのは初めて見たので名前が判明しませんでした。ネットでもなかなか探せなかったのですがやっと判明、参照させていただいた方のブログに図鑑にも出てこないとありましたので合点がいきました。
警告色といわれる派手な赤色の身体を集団でさらに目だ立たせて、他の動物に危険を知らせるといわれています。群れる理由は、他に繁殖や越冬などの理由もあるといわれ、昆虫に限らず生きものたちの生存戦略は興味深いものです。(ケン)  


Posted by megalopa at 22:04Comments(0)昆虫