2015年05月25日
ナナフシの交尾シーン
枝に擬態する昆虫で有名なナナフシを見つけようと、アカメガシワの葉を注意深くウォッチしていたら、ナナフシの交尾シーンに遭遇しました。

右が♂(体長約10cm)、左が♀(体長約16cm)です。♀が♂よりかなり太く大きいのがわかります。アップしてみると、♂が♀の交尾器をがっちりとつかんでいるのがわかります。

ナナフシはメスが交尾せずに卵を産むことができる単為生殖の種もいるとのことですが、オキナワナナフシは交尾をする両性生殖であることがわかりました。(ケン)
右が♂(体長約10cm)、左が♀(体長約16cm)です。♀が♂よりかなり太く大きいのがわかります。アップしてみると、♂が♀の交尾器をがっちりとつかんでいるのがわかります。
ナナフシはメスが交尾せずに卵を産むことができる単為生殖の種もいるとのことですが、オキナワナナフシは交尾をする両性生殖であることがわかりました。(ケン)
2015年05月19日
奇妙ないき物
トレッキングで雨上がりの山道を案内している時、14,5cmの細長い黄色のミミズのようないき物に遭遇しました。コウガイビルです。


ミミズは環形動物、コウガイビルは扁形動物に属するので、同じ仲間ではありません。扁平な(平らな)動物であるという意味あいから、細長い平らな全身と頭部が半月型、黄色の肢体、体の中央腹面に肛門を兼用する口を持つなど奇妙で謎めいた雰囲気のあるいき物です。
さらにあたりを見渡すと全長40cm超のも発見、ゆっくりと這い回っていました。

普段は地中にいて、雨上がりの湿った地上に現れミミズなどを食べるそうですが、獲物を探している最中だったのかもしれません。この奇妙ないき物との遭遇もトレッキングの思い出になったようです。(ケン)
ミミズは環形動物、コウガイビルは扁形動物に属するので、同じ仲間ではありません。扁平な(平らな)動物であるという意味あいから、細長い平らな全身と頭部が半月型、黄色の肢体、体の中央腹面に肛門を兼用する口を持つなど奇妙で謎めいた雰囲気のあるいき物です。
さらにあたりを見渡すと全長40cm超のも発見、ゆっくりと這い回っていました。
普段は地中にいて、雨上がりの湿った地上に現れミミズなどを食べるそうですが、獲物を探している最中だったのかもしれません。この奇妙ないき物との遭遇もトレッキングの思い出になったようです。(ケン)
2015年05月11日
川平湾ロックアイランドツーリング
ロックアイランドといえばパラオの島々の総称ですが、石垣島のロックアイランドといえば、川平湾の島々ではないでしょうか。湾内にはサンゴ礁が隆起して出来た石灰岩の小さな島々が点在しており、透明度の高い湾内の海は、光の加減や潮の満ち引きにより刻々とその色を変え、人気の景勝地となっています。
各島と島の間は水路となっており、干満に合わせ海水が湾奥まで流入出しています。この水路をシーカヤックでツーリングする体験をご案内しています。

水路際の岩礁にはアダンなどの海岸植物が繁茂し、海中ではサンゴや熱帯魚の泳ぎまわる様子が、カヤック上から眺めることができます。潮の流れに合わせれば、パドリングも楽楽、潮流まかせでツーリングが楽しめます。


途中、真っ白な砂浜の上陸、ヤドカリやカニなどのいき物ウォッチやビーチコーミングしたり、目の前の景色をぼーっと眺めてのんびり過ごしたりと無人島気分を堪能できます。

石垣島で屈指の美しさを 誇る川平湾をシーカヤックで巡り、ロックアイランド気分を満喫、自然との一体感をゲットしてみませんか(ケン)。
各島と島の間は水路となっており、干満に合わせ海水が湾奥まで流入出しています。この水路をシーカヤックでツーリングする体験をご案内しています。
水路際の岩礁にはアダンなどの海岸植物が繁茂し、海中ではサンゴや熱帯魚の泳ぎまわる様子が、カヤック上から眺めることができます。潮の流れに合わせれば、パドリングも楽楽、潮流まかせでツーリングが楽しめます。
途中、真っ白な砂浜の上陸、ヤドカリやカニなどのいき物ウォッチやビーチコーミングしたり、目の前の景色をぼーっと眺めてのんびり過ごしたりと無人島気分を堪能できます。
石垣島で屈指の美しさを 誇る川平湾をシーカヤックで巡り、ロックアイランド気分を満喫、自然との一体感をゲットしてみませんか(ケン)。
2015年05月03日
路傍に寄生植物
ススキの茂る道端に、面長の萼(がく)がうつむきかげんの淡い紅紫色の見慣れない花に出会いました。ナンバンギセルです。


その姿をかつて南蛮人と言われていたポルトガル人やスペイン人の船員がくわえていた喫煙パイプに見立てて「ナンバンギセル」の名前が付いたそうです。
ナンバンギセルは他の植物の根に寄生して、そこから養分を取りながら生育する寄生植物です。葉緑素を持たず光合成をしないで、ススキなどの根に寄生して栄養を得ています。宿主(ススキなど)の生長を阻害するので、生物的除草効果が期待できるとか。どの程度その効果があるのか、今後見極めてみたいと思います。観賞としても十分通用する花姿ですから、生い茂ったススキが減ってナンバンギセルの可憐な花が一面に咲いた情景を思い浮かべ・・・?!、ススキが減ることはナンバンギセルも生きていけないのだから、それは無理なことですね。(ケン)
その姿をかつて南蛮人と言われていたポルトガル人やスペイン人の船員がくわえていた喫煙パイプに見立てて「ナンバンギセル」の名前が付いたそうです。
ナンバンギセルは他の植物の根に寄生して、そこから養分を取りながら生育する寄生植物です。葉緑素を持たず光合成をしないで、ススキなどの根に寄生して栄養を得ています。宿主(ススキなど)の生長を阻害するので、生物的除草効果が期待できるとか。どの程度その効果があるのか、今後見極めてみたいと思います。観賞としても十分通用する花姿ですから、生い茂ったススキが減ってナンバンギセルの可憐な花が一面に咲いた情景を思い浮かべ・・・?!、ススキが減ることはナンバンギセルも生きていけないのだから、それは無理なことですね。(ケン)
2015年04月26日
パイナップルの花
石垣島名産のパインアップルの美味しい季節が到来してしています。パート先の農場でも次々と実が
肥大化しています。実がなるということは当然花が咲くのですが、その姿をお目にかかることは少ないのではないでしょうか。

花は小さく愛らしい様子で、薄紫色をした1cm前後の円筒形の花序がらせん状につきます。真上からの姿がアートな雰囲気を醸しだしていたので、撮ってみました。

パイナップルも品種によりそれぞれ味に特徴があります。この時期は、ボゴール種(スナックパイン)とソフトタッチ種(ピーチパイン)が主に出回っています。

十分に熟したものは、輸入物のパインアップルとは比較にならないほどどれも美味しく、暑さが増すとともに甘さも増してさらに美味しくなっていきます。8月頃まで楽しめ、値段も1個¥100~でリーゾナブル、南国のフルーツを満喫できます。皆様もぜひご賞味あれ!(ケン)
肥大化しています。実がなるということは当然花が咲くのですが、その姿をお目にかかることは少ないのではないでしょうか。
花は小さく愛らしい様子で、薄紫色をした1cm前後の円筒形の花序がらせん状につきます。真上からの姿がアートな雰囲気を醸しだしていたので、撮ってみました。
パイナップルも品種によりそれぞれ味に特徴があります。この時期は、ボゴール種(スナックパイン)とソフトタッチ種(ピーチパイン)が主に出回っています。
十分に熟したものは、輸入物のパインアップルとは比較にならないほどどれも美味しく、暑さが増すとともに甘さも増してさらに美味しくなっていきます。8月頃まで楽しめ、値段も1個¥100~でリーゾナブル、南国のフルーツを満喫できます。皆様もぜひご賞味あれ!(ケン)
2015年04月18日
モズク最盛期
この時期、毎年恒例のモズク採りが最盛期を迎えています。本日は、一年分のストック用と贈答用に、妻とすぐ下の海へ出かけました。海辺にはすでに数人がモズク採りに勤しんでいました。弁当や飲み物を持参し、ピクニック気分でモズク採りを楽しんでいる方々もいます。


収穫は大潮の干潮時に行います。膝下ほどの水深ですので、誰でも容易に採ることができます。今年は豊作で、1時間もかからずにカヤックのコックピットがモズクでいっぱいになりました。

この後は、網状の容器に入れて塩をまぶし、手で何度もかき回し灰汁取り、冷蔵庫に保存、一年の間いただきます。また、親戚やお世話になっている方々へお送りし、「やはり天然、採りたてのモズクは歯ごたえが違う!」と喜ばれています。この日は、カヤックでマングローブをご案内したお客様もモズク採り体験を行い、採りたてを袋に入れて持ち帰っていきました(ケン)。
収穫は大潮の干潮時に行います。膝下ほどの水深ですので、誰でも容易に採ることができます。今年は豊作で、1時間もかからずにカヤックのコックピットがモズクでいっぱいになりました。
この後は、網状の容器に入れて塩をまぶし、手で何度もかき回し灰汁取り、冷蔵庫に保存、一年の間いただきます。また、親戚やお世話になっている方々へお送りし、「やはり天然、採りたてのモズクは歯ごたえが違う!」と喜ばれています。この日は、カヤックでマングローブをご案内したお客様もモズク採り体験を行い、採りたてを袋に入れて持ち帰っていきました(ケン)。
2015年04月09日
哀れな姿のウミガメ漂流
ある天気の良い早朝、久しぶりにサバニで海に出てみました。今日は、SUPをまねて立ったままでパドルリングしてみました。座って漕ぐカヤックと違って、目線が高いので視界が広く、海面を見下ろすので海中もくっきりと見えとても新鮮です。
そんな時、数十m前方に楕円形の見慣れな浮いた物体を発見、近づいてみると、なんと!甲長約50cmほどのアオウミガメが泳いでいる ??? しかし、逃げることもなくプカプカ浮いたまま・・・。


側まできて見ると、目の周りが腐乱して真っ白になっています。死体が浮いていたのです。真っ先に眼球から他のいき物に食われ、そこから腐敗が始まっているようで、腐敗臭がします。甲羅はすべすべできれい、腹部も何のダメージもなく、死因はわかりません。若い固体なので、放流個体ではないか、タグなど標識などが付いていないかチェックしましたがありませんでした。若い固体だけに実に残念です。漂着したビニールなどを餌として誤食したり、仕掛けられた網に絡まって呼吸ができず息絶えたりする事例が報告されています。無頓着な人間の所作がウミガメの命を奪っているとしたら、実に嘆かわしいことです。ウミガメが健全に生きてゆける環境を取り戻すことが人間の責務です(ケン)。
そんな時、数十m前方に楕円形の見慣れな浮いた物体を発見、近づいてみると、なんと!甲長約50cmほどのアオウミガメが泳いでいる ??? しかし、逃げることもなくプカプカ浮いたまま・・・。
側まできて見ると、目の周りが腐乱して真っ白になっています。死体が浮いていたのです。真っ先に眼球から他のいき物に食われ、そこから腐敗が始まっているようで、腐敗臭がします。甲羅はすべすべできれい、腹部も何のダメージもなく、死因はわかりません。若い固体なので、放流個体ではないか、タグなど標識などが付いていないかチェックしましたがありませんでした。若い固体だけに実に残念です。漂着したビニールなどを餌として誤食したり、仕掛けられた網に絡まって呼吸ができず息絶えたりする事例が報告されています。無頓着な人間の所作がウミガメの命を奪っているとしたら、実に嘆かわしいことです。ウミガメが健全に生きてゆける環境を取り戻すことが人間の責務です(ケン)。
2015年04月03日
2015うりずんの季節
沖縄では旧暦2・3月の頃をうりずんと呼び、若葉が一斉に芽吹き、彩りを増して、大地を潤していく様子を表した味わいのある言葉です。
ここ最近は気温が25℃以上の日が続き、夏到来の感じですが、畑や池の回りあちこちに生気漲る植物たちの息吹が見受けられます。
池の回りでは、アイリスの一種オクラレルカ(花菖蒲)の花が、一斉に咲き始めています。その近くではシカクマメが、11月の初回に続き2回目の開花を迎えています。この後の鞘の収穫が楽しみです。


ハウスの中では、先月からマンゴーの小さな花がタワー状になって咲き揃い、その甘い匂いがあたりに漂っています。今年は、他の2本の木にも多くの花がついて、収穫が増えるのではと期待大です。昨年食べ物の残り物を埋めた地面からは、なんとゴーヤーがナンクルミー(沖縄方言:勝手に発芽した様子)していました。これこそ、自然農法ですね。


うりずんの後はワカナチ(若夏)と呼ばれ、本格的な夏の到来を感じる季節になっていきます。(ケン)
ここ最近は気温が25℃以上の日が続き、夏到来の感じですが、畑や池の回りあちこちに生気漲る植物たちの息吹が見受けられます。
池の回りでは、アイリスの一種オクラレルカ(花菖蒲)の花が、一斉に咲き始めています。その近くではシカクマメが、11月の初回に続き2回目の開花を迎えています。この後の鞘の収穫が楽しみです。


ハウスの中では、先月からマンゴーの小さな花がタワー状になって咲き揃い、その甘い匂いがあたりに漂っています。今年は、他の2本の木にも多くの花がついて、収穫が増えるのではと期待大です。昨年食べ物の残り物を埋めた地面からは、なんとゴーヤーがナンクルミー(沖縄方言:勝手に発芽した様子)していました。これこそ、自然農法ですね。


うりずんの後はワカナチ(若夏)と呼ばれ、本格的な夏の到来を感じる季節になっていきます。(ケン)
2015年03月25日
蛙忍法 雲隠れの術?
植木鉢に水をやろうとした時、それはいました。体長が約15cm近くもあるオオヒキガエルが土に埋まってじっとしているではありませんか!雲隠れの術にしては、チョット中途半端で不十分な感じですが・・・。

オオヒキガエルは繁殖・生存能力が高く、猛毒をもち、なんでも食べ、卵や幼生も毒を持つ。この為、在来のいき物達が捕食されたり、在来の哺乳類、鳥類、爬虫類が捕食して死亡したりして、生態系への影響が懸念されています。石垣島へは30数年以上前に、サトウキビ畑の害虫駆除の目的で導入されたようですが、強い繁殖力、生命力で、しかも外敵もなく島中に増える一方です。今この時期は、おたまじゃくしから成長し陸に上がった1cm程度のちびカエルが、ビオトープ池周辺を縦横無尽に飛びまわっていて、カエル嫌いのお客様はキャーキャーと悲鳴を上げています。
石垣島では、オオヒキガエルの他、シロアゴガエル、インドクジャク、グリーンイグアナ、最近話題になっているカピバラなど外来生物の問題が起こっており、環境省を中心に繁殖を抑えようとしていますが、成果があがっていない状況です。本来の島の生態系の維持、農作物の保持のため、早期の有効な対策が望まれます(ケン)。
オオヒキガエルは繁殖・生存能力が高く、猛毒をもち、なんでも食べ、卵や幼生も毒を持つ。この為、在来のいき物達が捕食されたり、在来の哺乳類、鳥類、爬虫類が捕食して死亡したりして、生態系への影響が懸念されています。石垣島へは30数年以上前に、サトウキビ畑の害虫駆除の目的で導入されたようですが、強い繁殖力、生命力で、しかも外敵もなく島中に増える一方です。今この時期は、おたまじゃくしから成長し陸に上がった1cm程度のちびカエルが、ビオトープ池周辺を縦横無尽に飛びまわっていて、カエル嫌いのお客様はキャーキャーと悲鳴を上げています。
石垣島では、オオヒキガエルの他、シロアゴガエル、インドクジャク、グリーンイグアナ、最近話題になっているカピバラなど外来生物の問題が起こっており、環境省を中心に繁殖を抑えようとしていますが、成果があがっていない状況です。本来の島の生態系の維持、農作物の保持のため、早期の有効な対策が望まれます(ケン)。
2015年03月20日
トイレ室造り
昨年の暮れから取り組んでいるのが、トイレ室のD・I・Yです。今までは外からのお客様が、履物を脱いで室内で用を足すという不便さがあったので、外に作ることにしました。コンクリートの基礎打ちと外装の囲いは業者にお願いし、トイレ資材の設置はD・I・Yでやってみることにしました。経費節減とセルフビルドへの入門ということでトライしました。

しかし全く素人なので、効率よく進める段取りも分からず、ネットや工務店、職人に教わり、試行錯誤しながら苦悩の日が続きました。特にトイレ便器資材を床に取り付けることには、神経がすり減ってしましました。床にタイルを張りましたが、タイル張りも初めてで、タイル屋の仲間から資材提供と張るノウハウのアドバイス受け、妻と夜遅くまでかかってなんとかやり遂げました。タイルのデザインは、妻がミンサー織りの柄模様を取り入れて、いい感じにまとめてくれました。


水は簡易水道をタンクに溜めて使用するので、水道代が節約になります。浄化槽につなげる配管も勾配を付けて設置し、やっとのことで完了しました。


完了するまで、失敗して結局高くついてしまうのではと不安いっぱいでしたが、悪戦苦闘しながも自力でやり遂げたことで、かなり自信がつきました。次はシャワー施設造りにトライです(ケン)。
しかし全く素人なので、効率よく進める段取りも分からず、ネットや工務店、職人に教わり、試行錯誤しながら苦悩の日が続きました。特にトイレ便器資材を床に取り付けることには、神経がすり減ってしましました。床にタイルを張りましたが、タイル張りも初めてで、タイル屋の仲間から資材提供と張るノウハウのアドバイス受け、妻と夜遅くまでかかってなんとかやり遂げました。タイルのデザインは、妻がミンサー織りの柄模様を取り入れて、いい感じにまとめてくれました。
水は簡易水道をタンクに溜めて使用するので、水道代が節約になります。浄化槽につなげる配管も勾配を付けて設置し、やっとのことで完了しました。
完了するまで、失敗して結局高くついてしまうのではと不安いっぱいでしたが、悪戦苦闘しながも自力でやり遂げたことで、かなり自信がつきました。次はシャワー施設造りにトライです(ケン)。
2015年03月12日
季節の贈り物アーサ
この季節のお楽しみは、海藻の一種アーサ(ヒトエグサ)採りです。例年は、2月には採っていましたが、先日お客さんをお連れして採取体験を案内したところ、程よく成長していて採り易かったので、遅れて行くことにしました。
海岸の岩場には鮮やかな緑が広がっていました。1時間ほどで網かごいっぱい採れました。砂浜には、肉厚の葉を持つツルナの群生を発見、それも収穫しました。これで一品増えます。


採りたてのアーサを、定番のシマ豆腐入りアーサ汁でいただきます。薬味に生姜を入れると味が引き立ちます。さらにたっぷりとアーサを入れたヒラヤチーにして、磯の香りとともにいただきます。


ツルナはおひたしにしていただき、ハマホウレンソウとも言われるほうれん草に似た食感を味わいました。ツルナはこれから勢いが増して繁茂し、たくさん収穫できるので、いろんな調理に利用でき重宝します。

このように毎年、この季節決まったように繁茂して、海の幸をもたらしてくれる自然に心から感謝・感謝です(ケン)。
海岸の岩場には鮮やかな緑が広がっていました。1時間ほどで網かごいっぱい採れました。砂浜には、肉厚の葉を持つツルナの群生を発見、それも収穫しました。これで一品増えます。
採りたてのアーサを、定番のシマ豆腐入りアーサ汁でいただきます。薬味に生姜を入れると味が引き立ちます。さらにたっぷりとアーサを入れたヒラヤチーにして、磯の香りとともにいただきます。
ツルナはおひたしにしていただき、ハマホウレンソウとも言われるほうれん草に似た食感を味わいました。ツルナはこれから勢いが増して繁茂し、たくさん収穫できるので、いろんな調理に利用でき重宝します。
このように毎年、この季節決まったように繁茂して、海の幸をもたらしてくれる自然に心から感謝・感謝です(ケン)。
2015年03月04日
キュートなカエル
雨続きのサトウキビ刈り取り作業中、なんとも愛らしいカエルに遭遇しました。ヤエヤマアオガエルです。サトウキビの葉の上でじっと佇んでいました。

緑色をした皮膚がとても美しいカエルです。サトウキビの葉の緑と重なると擬態となって見つけるのが難しいのですが、この時は枯れた葉にいたので目だってしまいました。カメラを向けるとそろりそろりと移動していきましたが、こんなユーモラスなしぐさも見せてくれました。
冬のこの時期はヤエヤマアオガエルの産卵期になります。石垣島では今、特定外来生物のオオヒキガエル及びシロアゴガエルの生態系への影響が懸念されています。在来のヤエヤマアオガエルが数を減らさないよう生育環境を守っていきたいです(ケン)。
緑色をした皮膚がとても美しいカエルです。サトウキビの葉の緑と重なると擬態となって見つけるのが難しいのですが、この時は枯れた葉にいたので目だってしまいました。カメラを向けるとそろりそろりと移動していきましたが、こんなユーモラスなしぐさも見せてくれました。
冬のこの時期はヤエヤマアオガエルの産卵期になります。石垣島では今、特定外来生物のオオヒキガエル及びシロアゴガエルの生態系への影響が懸念されています。在来のヤエヤマアオガエルが数を減らさないよう生育環境を守っていきたいです(ケン)。
2015年02月25日
オヒルギ苗植樹体験
昨年から始まった、マングローブの一種オヒルギ苗の植樹体験が行われました。これは吹通川上流から流れてきた土砂がオヒルギの根元(膝根)に堆積し、呼吸困難となって次々と枯れてしまっている場所に、新たに苗を植えて元の健全なオヒルギ林に復活させようとする活動です。
そのためには地域の方々に現状を理解させるとともに、その保護を訴えることが重要ということから、我々カヤック業者が協力し、地域の方々に植樹体験を募り、そのサポートを行いました。

昨年は苗(胎生種子)の育ちが悪く、この1年で残ったのは数本だけでした。その反省で今年は半年前から同業者のM氏が苗を準備、新芽をカニなどの食害から免れるよう返しも付けてあります。

今回は50数名の参加者で60本ほど植え付けを行いました。何本がちゃんと育つかは未知数ですので、毎年植付を行う必要があります。元の健全なオヒルギ林に回復するには、長い年月を要しますので、いきの長い活動が望まれます。地域の宝としてマングローブをこれからも守っていきたいものです。(ケン)
そのためには地域の方々に現状を理解させるとともに、その保護を訴えることが重要ということから、我々カヤック業者が協力し、地域の方々に植樹体験を募り、そのサポートを行いました。
昨年は苗(胎生種子)の育ちが悪く、この1年で残ったのは数本だけでした。その反省で今年は半年前から同業者のM氏が苗を準備、新芽をカニなどの食害から免れるよう返しも付けてあります。
今回は50数名の参加者で60本ほど植え付けを行いました。何本がちゃんと育つかは未知数ですので、毎年植付を行う必要があります。元の健全なオヒルギ林に回復するには、長い年月を要しますので、いきの長い活動が望まれます。地域の宝としてマングローブをこれからも守っていきたいものです。(ケン)
2015年02月14日
カンムリワシ生息調査
一昨年度から行っているカンムリワシ生息調査、本年度も調査が始まりました。カンムリワシは国内希少野生生物(平成5年)及び特別天然記念物(昭和52年)に指定されています。個体数は100羽余りとされ、個体数を維持するには十分とは言えず、絶滅が危惧されています。
調査は生息地域を通る一定期間についてルートセンサス調査を行い、個体数の増減をモニタリングして、今後の保護につなげていくことを目的としています。

調査員は二人、車で時速20Km程度を走行しながら行います。運転手は調査員に含みません。今朝は4ルートあるうちのNO2ルートを調査しました。結果は、3個体を目視、3個体を飛翔、そのうちの5個体を写真に撮れました。


私のカメラでは鮮度が悪いですが別調査員が鮮明に撮っています。各ルート2回調査を行います。調査結果は、年度ごとに報告書が作られ、
今後の保護方策に活かされていきます。
国内では石垣島と西表島のみに生息するカンムリワシ、一日も早い保護政策が望まれます。(ケン)
調査は生息地域を通る一定期間についてルートセンサス調査を行い、個体数の増減をモニタリングして、今後の保護につなげていくことを目的としています。
調査員は二人、車で時速20Km程度を走行しながら行います。運転手は調査員に含みません。今朝は4ルートあるうちのNO2ルートを調査しました。結果は、3個体を目視、3個体を飛翔、そのうちの5個体を写真に撮れました。
私のカメラでは鮮度が悪いですが別調査員が鮮明に撮っています。各ルート2回調査を行います。調査結果は、年度ごとに報告書が作られ、
今後の保護方策に活かされていきます。
国内では石垣島と西表島のみに生息するカンムリワシ、一日も早い保護政策が望まれます。(ケン)
2015年02月07日
石窯メンテ
シーズンオフのこの時期は、たまりにたまったやるべきことを少しずつ片付ける好機です。本日は、オンシーズンに活躍した石窯の修繕です。自作して十数年以上が経過し、あちこちほころびが目立つようになっています。特にカマドの火入れ口の上部が崩れてきていました。

海岸から拾った礫と耐熱レンガ、鉄棒で型を作り、隙間に赤土を押し込み、その周りを漆喰で塗り固めていましたが、耐用年数を過ぎたようであちこちひび割れも目立、全面的にメンテが必要です。
赤土に漆喰を塗るだけでは接着が十分ではないので、今回はセメントも混ぜて接着効果をあげることにしました。


石窯は、お客様のほとんどがカマドで火を熾す体験をしたことがないので、薪での火熾しに子どもから大人まで夢中になります。一昔前の生活を実感でき、電気、ガスを使用しないで、廃材や枯れ木、枝を利用するエコな体験もできる学びのアイテムになっています。今後も十分使用に耐えれるようメンテを怠らないようにしないといけません(ケン)。
海岸から拾った礫と耐熱レンガ、鉄棒で型を作り、隙間に赤土を押し込み、その周りを漆喰で塗り固めていましたが、耐用年数を過ぎたようであちこちひび割れも目立、全面的にメンテが必要です。
赤土に漆喰を塗るだけでは接着が十分ではないので、今回はセメントも混ぜて接着効果をあげることにしました。
石窯は、お客様のほとんどがカマドで火を熾す体験をしたことがないので、薪での火熾しに子どもから大人まで夢中になります。一昔前の生活を実感でき、電気、ガスを使用しないで、廃材や枯れ木、枝を利用するエコな体験もできる学びのアイテムになっています。今後も十分使用に耐えれるようメンテを怠らないようにしないといけません(ケン)。
2015年01月28日
真冬に発見!
冬本番のこの時期は低温と不安定な天気が多く、いきもの達の出現も少なくなります。そんな中本日は思いがけず黄金に輝くのオオゴマダラの蛹を発見しました。それも3固体もありました。その中でも一番美しかったのが
この画像です。

他の2固体は羽化が近いようで黒ずんでいました。温度管理のされた蝶園では年中蛹が見れますが、自然界では真冬のこの時期に飛んでいる蝶に出会うのもまれですので、蛹を見たのは初めてです。蛹があるということは卵、幼虫も冬の寒さを生き延びてきたことを意味します。あらためて温暖化を実感しますね。
ご案内していたお客様も、初めて見る金色に輝く蛹を見て感嘆の声をあげ、盛んに写真を撮っていました。頭上では、カンムリワシやミサゴ、アオサギなど大型の鳥類もウォッチでき、お客様も満足そうでした(ケン)。
この画像です。
他の2固体は羽化が近いようで黒ずんでいました。温度管理のされた蝶園では年中蛹が見れますが、自然界では真冬のこの時期に飛んでいる蝶に出会うのもまれですので、蛹を見たのは初めてです。蛹があるということは卵、幼虫も冬の寒さを生き延びてきたことを意味します。あらためて温暖化を実感しますね。
ご案内していたお客様も、初めて見る金色に輝く蛹を見て感嘆の声をあげ、盛んに写真を撮っていました。頭上では、カンムリワシやミサゴ、アオサギなど大型の鳥類もウォッチでき、お客様も満足そうでした(ケン)。
2015年01月22日
サトウキビの刈り取り
この季節、各地の畑ではサトウキビの刈り取りが真っ最中です。畑が整備されたところでは、ハーベスターという機械がうなりを上げて一気に収穫しますが、機械が入れない畑では人力で刈り取りしなければなりません。
一昨年の12月から農家のOさんの畑で刈り取りのパートをしています。刈り取る農具が刃の部分が二股に分かれたサトウキビ専用の鎌です。これでサトウキビの頭の部分の葉(梢頭部,しょうとうぶ)を切り落とし、葉先の幹部分を切り落としていきます。

よく育った株は梢頭部が頭より高い位置にあるので、鎌で引っ掛け手前に持ってきてバサッと一刀両断で切っていきます。幹が太いと一気に切れなくて難儀してしまいます。そのうち刃の切れ味が落ちてくるので、その時は刃先を研ぎます。何度も切っていくうちに一気に切るコツを習得しました。それは切る箇所をそらして負荷を掛け、ピンと張った状態にして切り落とすということです。バサッと切れる小気味の良い音は、気持ちよいリズムとなって作業が捗っていきます。
梢頭部を切り落とした後は、根元の切断です。根元は太さが5、6㎝もあるので手斧や鍬で切断します。重量があるぶん鍬のほうが切断のパワーがあるので使っています。切れ味を高めるために刃先を研いで鋭くしています。振り下ろす際に誤って足を切らないよう注意が必要です。
切断した後は、数本集めて所定の場所に次々と運んで積んでいくまでが私の仕事です。仕事の間重宝するのがトランジスタラジオです。
車運転中はFM局ばかり聞いていましたが、畑の場所では電波の状態が悪くNHKのAMしか聞けません。このことが思いがけずいい番組があることを発見でき喜んでいます。ただ、国会や相撲中継はお引取り願っています。その際には、電波の通りが一番よい台湾放送を聞くようにしています。言葉は分かりませんが音楽は気に入っています。那覇より台湾が近い石垣島ならではですね(ケン)。
一昨年の12月から農家のOさんの畑で刈り取りのパートをしています。刈り取る農具が刃の部分が二股に分かれたサトウキビ専用の鎌です。これでサトウキビの頭の部分の葉(梢頭部,しょうとうぶ)を切り落とし、葉先の幹部分を切り落としていきます。
よく育った株は梢頭部が頭より高い位置にあるので、鎌で引っ掛け手前に持ってきてバサッと一刀両断で切っていきます。幹が太いと一気に切れなくて難儀してしまいます。そのうち刃の切れ味が落ちてくるので、その時は刃先を研ぎます。何度も切っていくうちに一気に切るコツを習得しました。それは切る箇所をそらして負荷を掛け、ピンと張った状態にして切り落とすということです。バサッと切れる小気味の良い音は、気持ちよいリズムとなって作業が捗っていきます。
梢頭部を切り落とした後は、根元の切断です。根元は太さが5、6㎝もあるので手斧や鍬で切断します。重量があるぶん鍬のほうが切断のパワーがあるので使っています。切れ味を高めるために刃先を研いで鋭くしています。振り下ろす際に誤って足を切らないよう注意が必要です。
切断した後は、数本集めて所定の場所に次々と運んで積んでいくまでが私の仕事です。仕事の間重宝するのがトランジスタラジオです。
車運転中はFM局ばかり聞いていましたが、畑の場所では電波の状態が悪くNHKのAMしか聞けません。このことが思いがけずいい番組があることを発見でき喜んでいます。ただ、国会や相撲中継はお引取り願っています。その際には、電波の通りが一番よい台湾放送を聞くようにしています。言葉は分かりませんが音楽は気に入っています。那覇より台湾が近い石垣島ならではですね(ケン)。
2015年01月15日
大物タコゲット!
前回イザリ漁の話題をしましたが、その後行った時に大物タコをゲットすることができました。ライトを照らすと見た目が赤っぽいので、地元では赤ダコと呼ばれています。


その日は風があり波立ってタコを探すのが困難な状況でしたが、こんな大物だとすぐに目につきます。よく目にする小型のタコ(イイダコ)は見つけることができなかったので、ラッキーでした。
前回ゲットしたイイダコと今回のアカダコを蒸して、友人宅でたこ焼きパーティーを楽しみました。

友人夫妻は、新鮮なタコの歯ごたえと味は格別だねと賞賛していました。次回の大潮が待ち遠しいです(ケン)。
その日は風があり波立ってタコを探すのが困難な状況でしたが、こんな大物だとすぐに目につきます。よく目にする小型のタコ(イイダコ)は見つけることができなかったので、ラッキーでした。
前回ゲットしたイイダコと今回のアカダコを蒸して、友人宅でたこ焼きパーティーを楽しみました。
友人夫妻は、新鮮なタコの歯ごたえと味は格別だねと賞賛していました。次回の大潮が待ち遠しいです(ケン)。
2015年01月06日
イザリ漁の楽しみ
新しい年の初めの2日間イザリに行ってきました。冬の大潮の夜の干潮時、浅瀬をライトを照らしながらウムズナー(イイダコ)獲りをします。ライトの照度が弱いのでなかなか探せませんが、夜の海を歩き回るのはとても楽しいです。それは、夜に活動する生き物たちとの思わぬ出会いがあるからです。
その中でもよく出会うかわいらしい魚がハリセンボンです。15cm前後、夜は動きが遅いので、ゆっくりとウォッチできます。ヒレをふりふり、ちょこまかと泳ぐ様子はユーモラスで飽きさせません。

フグの仲間ですが毒はないので、沖縄ではアバサー汁として人気のある魚です。特に肝は濃厚な味わいがあります。イザリで見られるのは、サイズが小さいのでウォッチだけにします。
次に現れたのは、食用ウニの一種シラヒゲウニです。久方ぶりに見る直径が10cm以上もあるりっぱな固体です。

身近な海岸では、乱獲によってその姿を目にすることはめったになくなってしまいました。それだけに貴重な固体ですので、これもウォッチだけにします。その日は2固体確認できました。地元方のお話では、昔(30年以上)は一輪車いっぱい獲っていたサー、今とは考えられないことだネーとのこと。大事に育ってほしいものです。
他には、15cmほどのゴンズイの群れの塊がパチャパチャ音を立てながら泳ぐ、迫力満点のゴンスイ玉や体が切れ切れになりながらも動き回る正体不明の黒い物体など、夜の海のいき物たちウオッチを楽しむことができました。肝心のウムズナーは、5固体ゲットすることができ、近々たこ焼きで味わう予定です(ケン)。
その中でもよく出会うかわいらしい魚がハリセンボンです。15cm前後、夜は動きが遅いので、ゆっくりとウォッチできます。ヒレをふりふり、ちょこまかと泳ぐ様子はユーモラスで飽きさせません。
フグの仲間ですが毒はないので、沖縄ではアバサー汁として人気のある魚です。特に肝は濃厚な味わいがあります。イザリで見られるのは、サイズが小さいのでウォッチだけにします。
次に現れたのは、食用ウニの一種シラヒゲウニです。久方ぶりに見る直径が10cm以上もあるりっぱな固体です。
身近な海岸では、乱獲によってその姿を目にすることはめったになくなってしまいました。それだけに貴重な固体ですので、これもウォッチだけにします。その日は2固体確認できました。地元方のお話では、昔(30年以上)は一輪車いっぱい獲っていたサー、今とは考えられないことだネーとのこと。大事に育ってほしいものです。
他には、15cmほどのゴンズイの群れの塊がパチャパチャ音を立てながら泳ぐ、迫力満点のゴンスイ玉や体が切れ切れになりながらも動き回る正体不明の黒い物体など、夜の海のいき物たちウオッチを楽しむことができました。肝心のウムズナーは、5固体ゲットすることができ、近々たこ焼きで味わう予定です(ケン)。
2015年01月01日
A Happy New Year !
2015年、明けましておめでとうございます。昨年「めがろぱ」をご利用いただいた皆様、拙いブログに訪れていただいた皆様、心より感謝申し上げます。本年もご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。

今年も 出かけよう 大自然へ!
解き放とう 心を!
(ケン)
今年も 出かけよう 大自然へ!
解き放とう 心を!
(ケン)