2014年12月24日
自作ろ過器で水質アップ
住んでいるところは、山から水を引いた簡易水道が利用できるので、散水や器材洗いなどとても役立っています。しかし、台風や大雨などの際には、土砂の流入が多いので濁ったり、導水管が詰まって流れが止まったりします。そこで、いつでも利用できるようにタンクに溜めておくことにしました。
タンク水の水質向上を図る目的で、ペットボトル簡易ろ過器を自作しました。ろ過する資材として、浜砂、サンゴ礫、木炭、そしてヤシ科のクロツグの繊維を活用しました。


この繊維はとても強く耐水性もあるので、編んで綱引きやロープ代わりに利用するそうです。束ねてマット状してペットボトルの上下に押し込んで詰め込みました。一番上には布の切れ端を敷いて完成、タンクの上部の導水穴に差し込んで水を流しました。


今後水質が向上して、安定して水が供給できるようになれば、水洗トイレの流し水に活用していきたいと思っています(ケン)。
タンク水の水質向上を図る目的で、ペットボトル簡易ろ過器を自作しました。ろ過する資材として、浜砂、サンゴ礫、木炭、そしてヤシ科のクロツグの繊維を活用しました。
この繊維はとても強く耐水性もあるので、編んで綱引きやロープ代わりに利用するそうです。束ねてマット状してペットボトルの上下に押し込んで詰め込みました。一番上には布の切れ端を敷いて完成、タンクの上部の導水穴に差し込んで水を流しました。
今後水質が向上して、安定して水が供給できるようになれば、水洗トイレの流し水に活用していきたいと思っています(ケン)。
2014年12月15日
廃棄カヤック花壇その後
9月30日にご紹介した廃棄カヤックの花壇は、まいた野菜種が順調に育ち、収穫できるようになり、近くて便利で助かると妻から重宝されています。キッチンガーデンの役割を担い、リユースできて良かったと思っています。

さらに思いがけず良いことがありました。野菜くずや残飯を溜め込んでいたコンポストの中身を堆肥用に土に混ぜていたので、あちこちにいろんな野菜の芽が出てきました。一番に広範囲で芽が出ていたのが、モーウイ(赤毛瓜)です。そういえばこの夏、安くてボリュームのあるモーウイを食べまっくていました。在来の種で植えられたのでしょう、発芽力が強く、半端なく芽が出るので、抜き取って1株だけにして育てています。早くも結実してきましたが、冬に向かって果たして実が育つか気になるところです。

他に実が生っているのが、トマトとピーマンです。こちらも植えたものではありませんが、実が生って順調に育っています。収穫が待ち遠しいです。


花壇のあちこちに出たこれら自然発生の野菜の芽は、スペースが限られている花壇ではこれ以上育てられないので、苗として育てて畑に植えていこうと思います。
今後もこの花壇から何の野菜が芽生えてくるか、楽しみです(ケン)。
さらに思いがけず良いことがありました。野菜くずや残飯を溜め込んでいたコンポストの中身を堆肥用に土に混ぜていたので、あちこちにいろんな野菜の芽が出てきました。一番に広範囲で芽が出ていたのが、モーウイ(赤毛瓜)です。そういえばこの夏、安くてボリュームのあるモーウイを食べまっくていました。在来の種で植えられたのでしょう、発芽力が強く、半端なく芽が出るので、抜き取って1株だけにして育てています。早くも結実してきましたが、冬に向かって果たして実が育つか気になるところです。
他に実が生っているのが、トマトとピーマンです。こちらも植えたものではありませんが、実が生って順調に育っています。収穫が待ち遠しいです。
花壇のあちこちに出たこれら自然発生の野菜の芽は、スペースが限られている花壇ではこれ以上育てられないので、苗として育てて畑に植えていこうと思います。
今後もこの花壇から何の野菜が芽生えてくるか、楽しみです(ケン)。
2014年12月08日
パートの仕事
例年11月頃からシーズンオフとなるので、畑作業に力を注ぎ、できる限り自給したり、収穫物の販売やパン屋さんと物々交換したりして、経費を抑えています。 昨年の12月からは、近くの農業Oさんのパートをして1年が経過しました。Oさんは、サトウキビとパインを栽培していて、身近でその作物つくりを学べたり、収穫の喜びを目の当たりにしたりと興味深いです。
本日は、サトウキビの植え付けをしました。サトウキビには、春植え、夏植え、株出しなどの植付方法があります。
植え付けの最初は、刈ってきたサトウキビの葉を剝いで、それを押し切りで30cmほどの長さに切断します。30cmの間に2~4の節があって、一節に一つ伸張する芽がついています。


次に、切断した苗を植付用に用意された溝にセットしていきました。

本日の植付は、遅れた夏植えになりますので1年半後の収穫予定になります。その間、肥培や中耕など管理が大切になってきます。Oさんによると、近年、農作物を荒らすイノシシの存在が問題になっていて、植え付けた苗をイノシシに掘り返されないよう、電柵を巡らせないといけないと言って、その作業を行っていました。
私も刈りたてをお客さんに味わってもらおうと、植え付けていましたが、イノシシにやられて壊滅状態です。電柵は費用がかかるので別の対策を考えないといけません。妙案はまだ浮かびません(ケン)。
本日は、サトウキビの植え付けをしました。サトウキビには、春植え、夏植え、株出しなどの植付方法があります。
植え付けの最初は、刈ってきたサトウキビの葉を剝いで、それを押し切りで30cmほどの長さに切断します。30cmの間に2~4の節があって、一節に一つ伸張する芽がついています。
次に、切断した苗を植付用に用意された溝にセットしていきました。
本日の植付は、遅れた夏植えになりますので1年半後の収穫予定になります。その間、肥培や中耕など管理が大切になってきます。Oさんによると、近年、農作物を荒らすイノシシの存在が問題になっていて、植え付けた苗をイノシシに掘り返されないよう、電柵を巡らせないといけないと言って、その作業を行っていました。
私も刈りたてをお客さんに味わってもらおうと、植え付けていましたが、イノシシにやられて壊滅状態です。電柵は費用がかかるので別の対策を考えないといけません。妙案はまだ浮かびません(ケン)。
2014年12月01日
スターフルーツ鈴なり
庭の一角に植えて16,7年になるスターフルーツ、今年はたくさんの実が生っています。例年3,4個できては虫に食われ、じっくりと味わうことができませんでしたが、今年は枝が折れんばかりに生っています。


今年は台風も襲来せず、雨が少なかったせいでしょうか。植えてからは適当に剪定するだけですので、その年の天候にかなり左右されると思われます。
スターフルーツは、熱帯から亜熱帯にかけて栽培されるトロピカルフルーツで、石垣島では良く目にするフルーツですが、パインやマンゴーに比べると人気はイマイチ。ジューシーでサクサクした食感、果汁が多く薄味なので食後が爽やか、たとえるなら梨の感じでしょうか。名が示すように断面が五角形なところがユニークで、食卓にインパクトを与えてくれます。今宵は、サラダ風に盛ってみました。

星型に切るより縦に切って、中心の種のところを除く食べ方の方が美味しくいただけます。ただ、スターの形がなくなってしまいますが・・・。たくさんとれそうなので、ピクルスにしてもいいかなと思います(ケン)。
今年は台風も襲来せず、雨が少なかったせいでしょうか。植えてからは適当に剪定するだけですので、その年の天候にかなり左右されると思われます。
スターフルーツは、熱帯から亜熱帯にかけて栽培されるトロピカルフルーツで、石垣島では良く目にするフルーツですが、パインやマンゴーに比べると人気はイマイチ。ジューシーでサクサクした食感、果汁が多く薄味なので食後が爽やか、たとえるなら梨の感じでしょうか。名が示すように断面が五角形なところがユニークで、食卓にインパクトを与えてくれます。今宵は、サラダ風に盛ってみました。
星型に切るより縦に切って、中心の種のところを除く食べ方の方が美味しくいただけます。ただ、スターの形がなくなってしまいますが・・・。たくさんとれそうなので、ピクルスにしてもいいかなと思います(ケン)。
2014年11月23日
ビーチコーミング
妻と知人の親子を連れて、ビーチコーミングに行ってきました。ビーチコーミングは、海岸の砂浜に打ち上げられた漂着物を 収集することですが、一番の人気で拾いやすいのは、サンゴ片と貝殻です。台風や冬の北風で打ち上げられた砂浜が狙い目の場所になります。


お連れした親子も宝探しの気分で砂浜を歩き回り、時間を忘れて夢中になっていました。お気に入りのサンゴと貝殻をゲットして気分も上々。Kちゃんは、干しあがったオカガニを見つけアート作品にしあげていました。


浜に打ちあがるものには、他に流木や種子、ウニ、ヒトデ、海外から流れ着い た空き瓶や用具など実に様々なものがあります。収集に何の興味のない人にとっては、浜を汚す迷惑なゴミ達ですが、収集者にとっては強風の去ったあと、ビーチコーミングに出かける心持は、どんなお宝発見があるのかという期待感で、わくわくなのです(ケン)。
お連れした親子も宝探しの気分で砂浜を歩き回り、時間を忘れて夢中になっていました。お気に入りのサンゴと貝殻をゲットして気分も上々。Kちゃんは、干しあがったオカガニを見つけアート作品にしあげていました。
浜に打ちあがるものには、他に流木や種子、ウニ、ヒトデ、海外から流れ着い た空き瓶や用具など実に様々なものがあります。収集に何の興味のない人にとっては、浜を汚す迷惑なゴミ達ですが、収集者にとっては強風の去ったあと、ビーチコーミングに出かける心持は、どんなお宝発見があるのかという期待感で、わくわくなのです(ケン)。
2014年11月15日
シカクマメは重宝
11月半ばを迎え、野菜がぐんぐん育つ時期になりました。このトップバッターがシカクマメです。熱帯性で多年草、蔓性のシカクマメは、昨年植えたもので、無肥料ながら夏の暑さをエネルギーにしてどんどん葉を付け、支柱に巻きつき、夏の終わりには花が一斉に咲き、莢があちこちに付いて収穫に追われる日々です。


湯がいてマヨネーズを付けたり、油で揚げたり、炒めたりして美味しくいただいています。収穫後2日ほどすると、また同じかそれ以上生ってしまうので、ご近所に配ったりしています。このような配り物をこちらではコウサイヨウ(交際用)と言ったりします。配ることで、近況などを話すきっかけになるし、ご近所さんとの交際が保てることにつながるので、なるほど言い得て妙だと思います。
この日お配りした方からは、お返しにシーカワァーサーをいただきました。まさに物々交換ですね。


先日は、シカクマメをある食事屋さんに持ち込んだら、移住した方でまだ食べたことないと言われ、買ってもらいラッキーでした。今なら、めがろぱの食事付きコースで収穫と調理・味わい体験ができます。旬を味わってみてはいかがでしょうか(ケン)。
湯がいてマヨネーズを付けたり、油で揚げたり、炒めたりして美味しくいただいています。収穫後2日ほどすると、また同じかそれ以上生ってしまうので、ご近所に配ったりしています。このような配り物をこちらではコウサイヨウ(交際用)と言ったりします。配ることで、近況などを話すきっかけになるし、ご近所さんとの交際が保てることにつながるので、なるほど言い得て妙だと思います。
この日お配りした方からは、お返しにシーカワァーサーをいただきました。まさに物々交換ですね。
先日は、シカクマメをある食事屋さんに持ち込んだら、移住した方でまだ食べたことないと言われ、買ってもらいラッキーでした。今なら、めがろぱの食事付きコースで収穫と調理・味わい体験ができます。旬を味わってみてはいかがでしょうか(ケン)。
2014年11月07日
お気に入りの光景
沢の上流から流れとともに転がってきた岩は、下流域では角が取れて丸まって小さくなっていきますが、沢の上流では、岩は大きく角ばっています。そんな大きな岩がいくつも転がっている場所にお気に入りの光景が出現します。

大きな岩のわずかなくぼみに着生したヤエヤマオオタニワタリ群の光景です。沢のぼりのトレッキングコースの中に現れる光景です。辺りがしっとりとした空気に包まれ、周りの植物も緑が艶やかで、まさに亜熱帯のジャングルに迷い込んでいるかのようです。
そんな先には、巨大なヒメモダマの蔓が空中にぶら下がっていました。

まさに天然のブランコです。その下は地面まで2mほどもあります。ブランコに乗るにはチョット勇気がいります(ケン)。
大きな岩のわずかなくぼみに着生したヤエヤマオオタニワタリ群の光景です。沢のぼりのトレッキングコースの中に現れる光景です。辺りがしっとりとした空気に包まれ、周りの植物も緑が艶やかで、まさに亜熱帯のジャングルに迷い込んでいるかのようです。
そんな先には、巨大なヒメモダマの蔓が空中にぶら下がっていました。
まさに天然のブランコです。その下は地面まで2mほどもあります。ブランコに乗るにはチョット勇気がいります(ケン)。
2014年10月29日
2014秋もみ殻くん炭作り
気温が下がって過ごしやすくなるこの季節は、野菜作りのスタートを意味します。夏の間ほったらかして雑草だらけの畑の整地、種まき、苗作り、植え付けとやることが次々とあって、朝からこまごまと忙しく動き回っています。そんな中、島では二期米が出回っていて、ライスセンターからもみ殻を手に入れ、自作のくん炭器でもみ殻くん炭作りを行いました。

もみ殻くん炭はもみ殻を炭化した物で、 土の排水性・通気性を良くし 、微生物の住処にもなり、 さらに土壌を消毒したり、酸度調整する など優れた土壌改良資材といわれています。もみ殻が手に入ったときは、畑でくん炭作りしながら畑作業を合間に行います。今回はもみ殻を大量にゲットしたので、一日中(24時間)かかってしまいました。もみ殻が炭化すると目減りしてくるので、途中で足したり、焼きのむらが出ないようにかき混ぜたりします。


内部ではじわりとじわりともみ殻が炭化して黒ずんでいきます。ここで畑からキャッサバを掘り出してきて大きな葉っぱで包み、もみ殻くん炭作成進行中の内部に入れて石焼きならぬくん炭焼きにしました。1時間もすれば、焼きキャッサバ芋のできあがりです。


味はというとほのかに甘く、ジャガイモの食感ですが、もみ殻くん炭の匂いがまとわりついて、イマイチ。それでもフライやカレーにいれるなど調理を工夫すれば美味しくいただけます。
できたくん炭は土壌や堆肥に混ぜたり、種を植え付けたりして活用します。その成果で野菜がすくすく育ち、美味しい野菜がいただけることを楽しみに畑作業に精を出しています(ケン)。
もみ殻くん炭はもみ殻を炭化した物で、 土の排水性・通気性を良くし 、微生物の住処にもなり、 さらに土壌を消毒したり、酸度調整する など優れた土壌改良資材といわれています。もみ殻が手に入ったときは、畑でくん炭作りしながら畑作業を合間に行います。今回はもみ殻を大量にゲットしたので、一日中(24時間)かかってしまいました。もみ殻が炭化すると目減りしてくるので、途中で足したり、焼きのむらが出ないようにかき混ぜたりします。
内部ではじわりとじわりともみ殻が炭化して黒ずんでいきます。ここで畑からキャッサバを掘り出してきて大きな葉っぱで包み、もみ殻くん炭作成進行中の内部に入れて石焼きならぬくん炭焼きにしました。1時間もすれば、焼きキャッサバ芋のできあがりです。
味はというとほのかに甘く、ジャガイモの食感ですが、もみ殻くん炭の匂いがまとわりついて、イマイチ。それでもフライやカレーにいれるなど調理を工夫すれば美味しくいただけます。
できたくん炭は土壌や堆肥に混ぜたり、種を植え付けたりして活用します。その成果で野菜がすくすく育ち、美味しい野菜がいただけることを楽しみに畑作業に精を出しています(ケン)。
2014年10月21日
ヤドカリ競争
子ども達にとって、海岸や浜辺で一番見つけやすい生き物は、オカヤドカリです。名前が示す通り、陸上で生活するヤドカリです。天然記念物に指定されていますが、どこの海岸にもいるありふれた生物で、浜や岩場の影で巻貝がモゾモゾと動いていたら彼等が入っています。米粒大~拳大の大きさまで見られますが、日中良く現れるのは、小粒なものがほとんどで、簡単に捕まえることができるので、幼少の子どもたちの格好の遊び相手となっています。

遊びの人気は、ヤドカリ競争です。活発に動く気にいったヤドカリを各自で探してきて、砂場に作った競技場で競争させるのです。

ヤドカリ自身は競争に関心があるわけでもなく、とにかくこの場を早く去りたい一身で動き出すのですが、あらぬ方向に動いたりするので、子ども達も自分のヤドカリが勝つよう必死で見守って応援しています。


結局、最後のゴールまでたどり着けるヤドカリはわずかで、その場で動かないものや競技場枠をはみ出したり、逆走したりしたりとバラバラになります。そこで、みんな同じ行動しないことが生き残る可能性を高めているかもしれないし、それぞれの個性、持ち味だから認めていい、そのことは人間にも当てはまることではないですかと投げかけて、まわりの大人たちが考え込んでしまったりします(ケン)。
遊びの人気は、ヤドカリ競争です。活発に動く気にいったヤドカリを各自で探してきて、砂場に作った競技場で競争させるのです。
ヤドカリ自身は競争に関心があるわけでもなく、とにかくこの場を早く去りたい一身で動き出すのですが、あらぬ方向に動いたりするので、子ども達も自分のヤドカリが勝つよう必死で見守って応援しています。
結局、最後のゴールまでたどり着けるヤドカリはわずかで、その場で動かないものや競技場枠をはみ出したり、逆走したりしたりとバラバラになります。そこで、みんな同じ行動しないことが生き残る可能性を高めているかもしれないし、それぞれの個性、持ち味だから認めていい、そのことは人間にも当てはまることではないですかと投げかけて、まわりの大人たちが考え込んでしまったりします(ケン)。
2014年10月13日
料理用バナナ
毎年強力な台風が襲来する石垣島では、そのたびにバナナは幹から倒され、なかなか実がなりません。ところが今年の石垣島は、今日まで台風の直撃がないので、我が農園のあちこちで良く実っています。バナナにもいろいろな種がありますが、一番実っているのがこれ
料理用バナナです。フィリピンではサババナナと呼ばれ親しまれているようです。実がまだ青いうちは料理用、熟すれば果物としていただけ、酸味があってお客様も美味しいと評判でした。
料理用で手軽なのは、一口大に切って油で揚げることです。フライポテトの食感で、実自体は無味ですので、塩やケチャップでいただきます。ほくほくとしてなかなかいけます。大量に揚げたので妻と3日ぐらい連日食べまくりでした。
食感がジャガイモなので、カレーやコロッケなどいろいろと広く活用できそうです。ただ、たわわに生ったバナナの房が他にも数本あり、あまり生りすぎて、この先しばらくはバナナ地獄となるのではと心配ではあります(ケン)。
料理用バナナです。フィリピンではサババナナと呼ばれ親しまれているようです。実がまだ青いうちは料理用、熟すれば果物としていただけ、酸味があってお客様も美味しいと評判でした。
料理用で手軽なのは、一口大に切って油で揚げることです。フライポテトの食感で、実自体は無味ですので、塩やケチャップでいただきます。ほくほくとしてなかなかいけます。大量に揚げたので妻と3日ぐらい連日食べまくりでした。
食感がジャガイモなので、カレーやコロッケなどいろいろと広く活用できそうです。ただ、たわわに生ったバナナの房が他にも数本あり、あまり生りすぎて、この先しばらくはバナナ地獄となるのではと心配ではあります(ケン)。
2014年10月07日
体にいい悪臭フルーツ
体にいい悪臭フルーツといえば、ヤエヤマアオキです。ハワイやポリネシアなどでは「ノノ」や「ノヌ」と呼ばれ、ビタミンやミネラルなど非常に多くの栄養成分を含むことから、健康食品「ノニ」と呼ばれ広く知られようになっています。
畑の一角にあるノニの木にたくさん実が着きました。最初、無臭で硬い濃い緑色の果皮が成熟するにつれて、薄緑色、クリーム色、白色となって成熟し、落下します。

落下した実は柔らかくなってブヨブヨとした感じです。実を割って香りを嗅ごうとすると!!!も・もの凄い悪臭です。鼻の中を悪臭が突き抜けるような感じです。食べてみる気力も失せてしまいそうですが、ちょこっと1片をかじってみました。

強い酸味とやや甘さを感じますが、どうしても強烈な悪臭が全面を支配して、とても食することはできません。その強烈な個性が健康の元となるパワーを生み出す源かと納得してしまいます。
近所の知人に砂糖漬けのノニを食べさてもらったところ、けっこう食べれることがわかりました。砂糖漬けにして出た果汁を薄めてジュースにして飲むのも良さそうです。別の方からは、酒に3・4年漬けたものも美味しかったといこともうかがいました。健康食品として注目のノニ、大いに活用していきたいものです(ケン)。
畑の一角にあるノニの木にたくさん実が着きました。最初、無臭で硬い濃い緑色の果皮が成熟するにつれて、薄緑色、クリーム色、白色となって成熟し、落下します。
落下した実は柔らかくなってブヨブヨとした感じです。実を割って香りを嗅ごうとすると!!!も・もの凄い悪臭です。鼻の中を悪臭が突き抜けるような感じです。食べてみる気力も失せてしまいそうですが、ちょこっと1片をかじってみました。
強い酸味とやや甘さを感じますが、どうしても強烈な悪臭が全面を支配して、とても食することはできません。その強烈な個性が健康の元となるパワーを生み出す源かと納得してしまいます。
近所の知人に砂糖漬けのノニを食べさてもらったところ、けっこう食べれることがわかりました。砂糖漬けにして出た果汁を薄めてジュースにして飲むのも良さそうです。別の方からは、酒に3・4年漬けたものも美味しかったといこともうかがいました。健康食品として注目のノニ、大いに活用していきたいものです(ケン)。
2014年09月30日
廃棄カヤックが花壇にリユース
長年の使用で劣化し、ひび割れて廃棄するしかないシットオントップのカヤック、物が大きいので廃棄処理するのに費用がかかってしまうし、
廃棄物の抑制にも反します。


何とか他に活用方法はないかと思案し、花壇にリユースすることにしました。水が抜ける穴も数ヶ所空いているし、また底部のひび割れたところもちょうどよい水抜きになり、有効利用できそうです。乗り込みの凹部の箇所に土をつめて、ユニークな花壇ができました。

花壇といいながら植えるのは葉野菜になります。キッチンガーデンとしての活用を目指しています。早速年中お世話になっている、ニラの苗を植えつけました。

石垣島ではこれから野菜が育つ時期になりますので、レタス、ネギ、ルッコラやバジルなど順次植えつけ、畑まで行かなくても手軽に摘んで利用できるので妻にも喜ばれ、廃棄カヤックが一石二鳥・三鳥にもなりそうです(ケン)。
廃棄物の抑制にも反します。
何とか他に活用方法はないかと思案し、花壇にリユースすることにしました。水が抜ける穴も数ヶ所空いているし、また底部のひび割れたところもちょうどよい水抜きになり、有効利用できそうです。乗り込みの凹部の箇所に土をつめて、ユニークな花壇ができました。
花壇といいながら植えるのは葉野菜になります。キッチンガーデンとしての活用を目指しています。早速年中お世話になっている、ニラの苗を植えつけました。
石垣島ではこれから野菜が育つ時期になりますので、レタス、ネギ、ルッコラやバジルなど順次植えつけ、畑まで行かなくても手軽に摘んで利用できるので妻にも喜ばれ、廃棄カヤックが一石二鳥・三鳥にもなりそうです(ケン)。
2014年09月24日
山地渓流に野生ベゴニアの花
先日沢歩きのトレッキングの最中に可憐なピンクの花に遭遇しました。

日本に自生するシュウカイドウ科二種の一つマルヤマシュウカイドウです。もう一種はコウトウシュウカイドウです。二種とも日本では石垣島と西表島だけで自生していて、観葉植物ベゴニアの野生種です。
背後がグリーンの葉に覆われた沢沿いの岩場に、その愛らしいピンク色の花弁はとても際立っていました。
葉柄は食用になるらしいのですが、どんな味がするのでしょうか。次は、コウトウシュウカイドウにもお目にかかりたいものです(ケン)。
日本に自生するシュウカイドウ科二種の一つマルヤマシュウカイドウです。もう一種はコウトウシュウカイドウです。二種とも日本では石垣島と西表島だけで自生していて、観葉植物ベゴニアの野生種です。
背後がグリーンの葉に覆われた沢沿いの岩場に、その愛らしいピンク色の花弁はとても際立っていました。
葉柄は食用になるらしいのですが、どんな味がするのでしょうか。次は、コウトウシュウカイドウにもお目にかかりたいものです(ケン)。
2014年09月16日
サンセットカヤックツーリング
今年の夏は台風の接近もなく、天気は安定、波も穏やかな日が連日続いて、絶好のコンディションです。こんなときのオススメがサンセットカヤックツーリングです。
この日のお客様は北海道からお越しのご夫婦でした。昼間にシュノーケリングをしたのですが、大雨になってしまい、海水面に雨が重なり、冷水となって寒さを覚えるほどでした。北海道から来て寒い思いをするとは思わなかったと苦笑していました。しばらくすると、雨が止み陽が差して気温も上昇、空も洗われたようにくっきり青空が広がり、サンセットツーリングに絶好のお出かけとなりました。サンセットまでの時間がある間は、マングローブをご案内、そのあと海に出て、いよいよサンセットシーンを眺めながらのカヤックツーリングとなりました。

絶景です!ここ最近ではイチバンのサンセットシーンでした。
お客様もこの情景に見入っていました。

そして写真を撮りまくっていました。後日添付していただきました。


9月のサンセットシーンはとりわけきれいな気がします。暑さもピークを過ぎ、天高い秋口の空は、澄んでいてとても気持ちのよいカヤックツーリングとなります。時間が許せば、そのままナイトツーリングまで延長、星空ウオッチツーリングも楽しめちゃいます(ケン)。
この日のお客様は北海道からお越しのご夫婦でした。昼間にシュノーケリングをしたのですが、大雨になってしまい、海水面に雨が重なり、冷水となって寒さを覚えるほどでした。北海道から来て寒い思いをするとは思わなかったと苦笑していました。しばらくすると、雨が止み陽が差して気温も上昇、空も洗われたようにくっきり青空が広がり、サンセットツーリングに絶好のお出かけとなりました。サンセットまでの時間がある間は、マングローブをご案内、そのあと海に出て、いよいよサンセットシーンを眺めながらのカヤックツーリングとなりました。
絶景です!ここ最近ではイチバンのサンセットシーンでした。
お客様もこの情景に見入っていました。
そして写真を撮りまくっていました。後日添付していただきました。


9月のサンセットシーンはとりわけきれいな気がします。暑さもピークを過ぎ、天高い秋口の空は、澄んでいてとても気持ちのよいカヤックツーリングとなります。時間が許せば、そのままナイトツーリングまで延長、星空ウオッチツーリングも楽しめちゃいます(ケン)。
2014年09月08日
旧暦8月15日の妙
本日は旧暦8月15日、十五夜の今宵は中秋の名月になります。
が、映像だけでは単なる明かりを撮ったシーンにしか見えませんね(泣)。
今日のサンセットツーリングのお客様をご案内した際には、西にサンセットの太陽が沈み、東にムーンライズの満月が上がるシーンが同時に見れて、とても喜んでくださいました。海面にはウミショウブの雄花が多数浮かんでいて、干潮時に受粉が行われたようです。貴重なシーンを見過ごしてしまい残念無念です。浮いた雄花を手にすくうと、一瞬で花びらが開花するシーンを目の当たりにしたお客様は、その不思議な光景にビックリした様子でした。

このように夏の大潮の日は、自然界の動きがダイナミックに感じれられ魅力的です。人間もなんだか気分が変わるらしいですから、自然の一部であることを実感できますね(ケン)。
が、映像だけでは単なる明かりを撮ったシーンにしか見えませんね(泣)。
今日のサンセットツーリングのお客様をご案内した際には、西にサンセットの太陽が沈み、東にムーンライズの満月が上がるシーンが同時に見れて、とても喜んでくださいました。海面にはウミショウブの雄花が多数浮かんでいて、干潮時に受粉が行われたようです。貴重なシーンを見過ごしてしまい残念無念です。浮いた雄花を手にすくうと、一瞬で花びらが開花するシーンを目の当たりにしたお客様は、その不思議な光景にビックリした様子でした。

このように夏の大潮の日は、自然界の動きがダイナミックに感じれられ魅力的です。人間もなんだか気分が変わるらしいですから、自然の一部であることを実感できますね(ケン)。
2014年08月31日
珍客参上
使っていない植木の鉢に珍客が入っていました。日本最大のトカゲ、天然記念物のキシノウエトカゲです。大きさは20cmほど、最大30cm以上になるので、まだ幼体と思われます。
どうやら、餌を捜しに庭先に現れ、何かの拍子に鉢の中に落ちてしまい、そのまま居ついてしまった様子。土の中に潜りこんでいるので、いつからいたのか定かではないです。鉢の深さが結構あって逃げようにも逃げられなかったようです。お天気の日にそっとのぞくと、体温調整で表に出て日光浴をしています。お客様、特に男の子たちは、こんな大きなトカゲが日本にいて、こんな身近に見れたことに大興奮、写真に収めていきます。
8月も今日で終わり、お客様もひとだんらくついたので、トカゲ君も自由の身にしてあげました(ケン)。
どうやら、餌を捜しに庭先に現れ、何かの拍子に鉢の中に落ちてしまい、そのまま居ついてしまった様子。土の中に潜りこんでいるので、いつからいたのか定かではないです。鉢の深さが結構あって逃げようにも逃げられなかったようです。お天気の日にそっとのぞくと、体温調整で表に出て日光浴をしています。お客様、特に男の子たちは、こんな大きなトカゲが日本にいて、こんな身近に見れたことに大興奮、写真に収めていきます。
8月も今日で終わり、お客様もひとだんらくついたので、トカゲ君も自由の身にしてあげました(ケン)。
2014年08月23日
盛夏の朝と昼の海
8月半ばから本日までとても安定してすばらしいコンディションが続いています。本日もお天気に恵まれシーカヤックで水上散歩ツーリングにお客様をご案内しました。
ご案内の前に海の状況を確認するため、午前8時ごろ浜に出てみました。するとなんということでしょう!空と海の色が同じになってその境目がわかりません。
よーく目をこらして見ると、遠くの雲が鏡のように下に映っています。そこが水平線ということになります。雲が映るほど凪っている海は、そのまま時が止まっているような、なんとも心地よい境地にしてくれます。
お客様をご案内した昼過ぎの海は、太陽のパワーを全身に受けて、濃紺の海と白い真砂の浜のコントラストを鮮やかに映し出していました。

近くの浜では、ウミガメが産卵に訪れた足跡をカヤック上から2箇所発見しました。今年初めての発見です。昨年は見れなかったのでうれしい出来事でした。明日の早朝上陸して確かめるつもりです。
日中の暑さの中の水上散歩ツーリングは、かなりバテバテでしたが、それもまた旅の思い出になると言っていただきホッとしました(ケン)。
ご案内の前に海の状況を確認するため、午前8時ごろ浜に出てみました。するとなんということでしょう!空と海の色が同じになってその境目がわかりません。
よーく目をこらして見ると、遠くの雲が鏡のように下に映っています。そこが水平線ということになります。雲が映るほど凪っている海は、そのまま時が止まっているような、なんとも心地よい境地にしてくれます。
お客様をご案内した昼過ぎの海は、太陽のパワーを全身に受けて、濃紺の海と白い真砂の浜のコントラストを鮮やかに映し出していました。
近くの浜では、ウミガメが産卵に訪れた足跡をカヤック上から2箇所発見しました。今年初めての発見です。昨年は見れなかったのでうれしい出来事でした。明日の早朝上陸して確かめるつもりです。
日中の暑さの中の水上散歩ツーリングは、かなりバテバテでしたが、それもまた旅の思い出になると言っていただきホッとしました(ケン)。
2014年08月16日
盛夏を涼しくするNO1
焼け付くようなジリジリとした日中の暑さを乗り切るには沢トレッキングです。この日は親子三代のご家族を案内しました。沢水に浸かりながら、沢沿いの蝶やトンボ、トカゲ、川エビなどとの遭遇や亜熱帯の森の植物ウォッチングなどジャングルを堪能するコースです。


沢を上った先に現れるのが、谷を裂くかのごとく流れるダイナミックな滝です。三代の親子は早速歓声をあげて滝つぼにGO。
気分リフレッシュ、元気一杯はしゃぎまわっていました。

清涼感満タンにして沢を下る帰りは、気分ハイテンションで足取りも軽いです。夏の暑さを吹き飛ばすNO1の特効薬でしょう(ケン)。
沢を上った先に現れるのが、谷を裂くかのごとく流れるダイナミックな滝です。三代の親子は早速歓声をあげて滝つぼにGO。
気分リフレッシュ、元気一杯はしゃぎまわっていました。
清涼感満タンにして沢を下る帰りは、気分ハイテンションで足取りも軽いです。夏の暑さを吹き飛ばすNO1の特効薬でしょう(ケン)。
2014年08月10日
野鳥との知恵比べ
マンゴーの収穫、今年は台風や盗難にあうこともなく無事収穫できました。自然栽培で育ち、マンゴーの木自身で実が生ったその味は絶品とその時味わったお客様から賞賛されました。薬臭くてマンゴーは苦手としていた方も、我が家のマンゴーを食べるとこんなに美味しいとは思わなかった、好きになりそうと言ってくれました。
マンゴーが終わる頃になると次はグヮバとなります。こちらの難敵はヒヨドリやカラスなどの野鳥被害です。熟しだし甘い匂いの漂う実は次々と突かれたり、地面に落ちてアリなどの餌食になってしまいます。


低価格でなんとか防御する方法をいろいろ思案し、編み出した策が紙コップに実を入れて生ゴミネットで包む方法です。
1個1個実をコップに入れる作業は大変ですが、やはりせっかく生った実をやすやす野鳥に持っていかれるのは悔しいものです。翌日見てみると敵もさる者、ネットが破られていたり、コップごと落とされたものもありましたが、被害に遭わず無事収穫できたのもありました。


コップで保護されているので、突かれている所以外はいただくことができます。まだまだ改良の余地はありますが、野鳥との知恵比べこれからも続きます(ケン)。
マンゴーが終わる頃になると次はグヮバとなります。こちらの難敵はヒヨドリやカラスなどの野鳥被害です。熟しだし甘い匂いの漂う実は次々と突かれたり、地面に落ちてアリなどの餌食になってしまいます。
低価格でなんとか防御する方法をいろいろ思案し、編み出した策が紙コップに実を入れて生ゴミネットで包む方法です。
1個1個実をコップに入れる作業は大変ですが、やはりせっかく生った実をやすやす野鳥に持っていかれるのは悔しいものです。翌日見てみると敵もさる者、ネットが破られていたり、コップごと落とされたものもありましたが、被害に遭わず無事収穫できたのもありました。
コップで保護されているので、突かれている所以外はいただくことができます。まだまだ改良の余地はありますが、野鳥との知恵比べこれからも続きます(ケン)。
2014年08月01日
サバニなひととき
朝焼け空のベタ凪な早朝、サバニを漕いで沖に出てみました。海上はまるで鏡のように空の様子を映していて、その美しさにしばし見とれてしまいました。
大海原をサバニに乗ってゆったりと櫂で漕いでいると、次第にからだが自然に溶け込んでいってなんともいえない心地良さを実感します。木船が浮かぶ海と暁の澄んだ早朝の空が絶妙なハーモニーとなった情景を、目の当たりにした至福の時を味わってきました。
沖に出るついでに伝統釣具のティーナー(手縄)でサビキ釣りをしてみました。ポイントを移動しながら90分ほど投げて、釣果は1匹でした。それでも十分満足です。海原をサバニに乗って釣り糸を垂れているという時間が心地よく、かけがえのないひとときだったからです。


木製のアンカーやシーカヤックで使うビルジポンプも試して、十分活用できることが分かりました。


サバニを楽しめる暮らしは、ナチュラルライフそのものです。次の目標は、フーカキ(帆掛け)船にすることで、風も味方にしてさらに自然との一体感を高めていきたいです(ケン)。
大海原をサバニに乗ってゆったりと櫂で漕いでいると、次第にからだが自然に溶け込んでいってなんともいえない心地良さを実感します。木船が浮かぶ海と暁の澄んだ早朝の空が絶妙なハーモニーとなった情景を、目の当たりにした至福の時を味わってきました。
沖に出るついでに伝統釣具のティーナー(手縄)でサビキ釣りをしてみました。ポイントを移動しながら90分ほど投げて、釣果は1匹でした。それでも十分満足です。海原をサバニに乗って釣り糸を垂れているという時間が心地よく、かけがえのないひとときだったからです。
木製のアンカーやシーカヤックで使うビルジポンプも試して、十分活用できることが分かりました。
サバニを楽しめる暮らしは、ナチュラルライフそのものです。次の目標は、フーカキ(帆掛け)船にすることで、風も味方にしてさらに自然との一体感を高めていきたいです(ケン)。