2014年02月24日
日本最大のトカゲ
鉄の柵で囲った堆肥箱の中に国指定の天然記念物キシノウエトカゲを発見しました。全長30cmほどで黄色の縦じまが7本、尾の先にかけて青色が次第に濃くなっています。この模様は幼体で、成長すると全長40cm、縞模様は無くなって淡緑褐色になります。慌てたのかスコップの上に乗っかりました。
以前は、海浜や塀囲いの石積みの穴の隙間を出入りする姿をちょくちょく見かけたのですが、最近はめっきり見なくなりました。交通事故や土地開発などの増加によって生息が悪化したことが要因としてあげられていますが、私見として、近年石垣島で急激に繁殖しているインドクジャクの存在も大きいのではないかと思います。人目のない畑や原野、雑木林などで頻繁にその姿が見られるようになりました。外来生物のクジャクが農作物を荒らしたり、在来のトカゲやカエル、昆虫、植物などを採食するなど島の生態系に影響を与え、大きな問題となっています。猟友会などが駆除を行っていますが、減っているようには見えません。ハブなどヘビ類も見かけなくなったのも彼等のせいでしょうか。
堆肥箱の中の幼体トカゲ君は、箱の中でクジャクの襲撃に遭わず、餌にも恵まれ、成長してきたのかもしれません。
幼体トカゲ君は、堆肥を取るスコップに驚いて網を駆け上がって逃げていきました。彼(or彼女)が無事に成長できることを願うばかりです(ケン)。
以前は、海浜や塀囲いの石積みの穴の隙間を出入りする姿をちょくちょく見かけたのですが、最近はめっきり見なくなりました。交通事故や土地開発などの増加によって生息が悪化したことが要因としてあげられていますが、私見として、近年石垣島で急激に繁殖しているインドクジャクの存在も大きいのではないかと思います。人目のない畑や原野、雑木林などで頻繁にその姿が見られるようになりました。外来生物のクジャクが農作物を荒らしたり、在来のトカゲやカエル、昆虫、植物などを採食するなど島の生態系に影響を与え、大きな問題となっています。猟友会などが駆除を行っていますが、減っているようには見えません。ハブなどヘビ類も見かけなくなったのも彼等のせいでしょうか。
堆肥箱の中の幼体トカゲ君は、箱の中でクジャクの襲撃に遭わず、餌にも恵まれ、成長してきたのかもしれません。
幼体トカゲ君は、堆肥を取るスコップに驚いて網を駆け上がって逃げていきました。彼(or彼女)が無事に成長できることを願うばかりです(ケン)。
Posted by megalopa at 23:37│Comments(0)
│爬虫類