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2013年05月20日

あこがれの帆掛けサバニ

20数年前にシーカヤックに出会い、石垣島でカヤックをお客様に案内するようになって20年近くになりました。その間、頭の隅に思い続けていたのが、サバニの存在です。サバニとは、動力船が入る以前から沖縄の海人(漁師)が 漁に使ってきた伝統的な舟の形態です。細く流麗なシルエット、耐波性の良さと俊敏さは、シーカヤックを思わせます。また、帆を張ることで外洋を航海することができるという優れた船なのです。特に惹かれるのが、伝統的な木造のフーカキ(帆掛け)サバニです。、潮の流れや風、天候を読みながら、動力は帆と櫂だけで海上を自由にツーリングすることにあこがれ続けていました。それが今、具体的に実現する段階になったのです。
某日、石垣島白保にある、数少ないサバニ舟大工の新城康弘さんの工房でお話をしていると、とんとん拍子でサバニを作ってもらえることになったのです。一月もあればできるということで、たまにお邪魔してその作成工程を写真に収めました。


スピードより安定重視で、船底は幅広にし、スターン(船尾、とも)両サイドに幅10cm、長さ50cmほどの翼を張り出してあります。
そして一月後、サバニが完成。

といっても、これからサバニ船体の油塗り、エーク(櫂)、フー(帆)の自作をしなければなりません。何より、シングルパドリングの習得、帆船の理解と帆操作法のマスターとやることが山積ですが、サバニの世界に踏み出したことで、心はウキウキな今日この頃なのです(ケン)。  


Posted by megalopa at 00:12Comments(0)サバニ

2013年05月14日

思わぬプレゼント

晴れ間が出てきたので、たまった大量の洗濯物を慌てて洗って干しましたが、
またあやしい雲が・・・。

石垣はこのところ不安定なお天気で、大雨・洪水・雷・・・と警報や注意報も発令されました。
警報レベルの雨になると、道路は上から赤土をふくんだ大量の赤い水が流れてくる
場所もあり、車の運転も怖いです。

時期的には、そろそろ梅雨入り。
しばらくはまた、湿気とカビに悩まされる毎日です。あと、シロアリにも注意が必要!
こればっかりは、島では避けられない悩みです。
今も家中の窓や扉を開け放ち、風を通しています。

そんなこんなの毎日の中、
先日、思わぬプレゼントが沖縄本島のTネーネー夫婦から届きました。

箱を開けて驚いた。
先月、本島に行ったときに食べそびれたあ、あのジミーの『ジャーマンケーキ』ではないか!!
まさか、石垣で食べることになるなんて。
早速、夫といただきました。
うー、どこから切ればいいのだ。(ケーキに慣れていない私達・・・)
美味しいです。
しっとりしていて、ココナッツの味とスポンジのチョコの苦味が絶妙。
石垣にいながらジャーマンケーキをいただけるなんて、
正に至福の時間を過ごさせていただきました。

ジミーって、沖縄本島の実家に行くようになって私はその存在を知りましたが、
沖縄では広く知られたなお店で、那覇空港内にも支店が入っています。
ケーキやクッキーなどの洋菓子や洋雑貨、パン、惣菜などいろいろ置かれていて
見るだけでも楽しいですよ。店内はアメリカンです。
夫の実家の近くにもあって、帰省したときは石垣へのお土産をよく購入しています。
しかし、ジャーマンケーキは某テレビ番組でとりあげられるまでは知らず、
『へー、そんなに沖縄では定番のケーキなら、次回帰省したときに食べてみなくちゃね』
ということになっていたのです。
が、
4月には時間がなくて食べられなかったことをTネーネー夫婦が知り、
送ってくれたようのなです。ありがたいことです。

某番組ではジャーマンケーキとともに、
『フライドチキンと稲荷ずし』を一緒に食べると美味しいと、あるお店も紹介していました。
夫はそのお店は知らないそうですが、
現在、石垣に本島から単身赴任中の夫の同級生M氏に聞いたところ、
『もう、あちこーこーでたべると最高っっっ!!ガーリックがたまらんわけさ~。
また、これが稲荷と合うわけさ~』と絶賛しておりました。

チキンについてはそれぞれ好みの味があり、オススメのお店も様々。
前に夫が帰省したときには、Yネーネーがオススメのチキンをお土産に持たせてもらい、
帰ってきました。しっとりした、こちらもニンニクがよく香る美味しいチキンでしたよ。
それにしても私には、『鶏肉』とか『から揚げ』ではなく、
老若男女が『チキン』と言う沖縄が面白いです。
夫は50代ですが、幼いころはアメリカの食文化の影響で、クッキーを食べて育ったから、
煎餅は馴染みがほとんどなかったとか。
かろうじて30代の私ですが、おやつと言えば煎餅・・・でしたから、これまた不思議です。
世代、文化、生活習慣・・・私達の結婚は、未知なるカルチャーショック
がまだまだ出てきそうで、なかなか楽しみです。
(ノリ)






  


Posted by megalopa at 13:12Comments(0)ナチュラルライフ

2013年05月07日

ナニコレ?よく見ると!

ある日の夕方、久しぶりに妻と二人でサンセットシーンを眺めながら砂浜を散歩しました。突然、妻が波打ち際から3mほどの水中を指差し「あそこにイカが・・・」。のぞいてみると確かにそれらしきものが浮いているような・・・。近づいて見るとボロボロになった土のう袋がサンゴ片に引っかかってゆらゆらと漂っていました。


しばらく歩むと今度は「ナマコが・・・」「ジャノメナマコ?」近づいて見ると、コッペパンみたいなサンゴ礫でした。


砂浜にはいろんな漂着物が打ちあがっています。サンゴ礫、海藻、椰子の実など自然物や台湾、中国、韓国などから人工物(発泡スチロール、ペットボトル、浮きなどの漁具など)の色合いが際立っているのが目につきやすいです。そんな中で、妻が「あ!弁当箱がある・・・」と指差した先を見ると、弁当箱の大きさの発布スチロールに紐が十字に通された物が・・・。恐らく浮き代わりに利用されたものだと思われます。
見間違い連発、二人で大笑い。久しぶりの砂浜お散歩、心とからだがほぐれました(ケン)。  


Posted by megalopa at 23:09Comments(0)ナチュラルライフ

2013年04月30日

トロピカル果実酒に最適!

年々実が多くつくようになったピタンガの木。今年は植えた4本の内、3本に実がつき、赤く色づいたものから収穫してしてゆくのが楽しい日々が続いています。果実酒用にシキカン(四季柑)、サラダ用にマイクロトマトも一緒に収穫しました。

ピタンガは、ブラジル南部~パラグアイ原産の果実で、大きさは2~3cm、初めての人には、アセロラと見間違ってしまいます。真っ赤に熟すると多汁で柔らかく適度な酸味と甘味あり、私はアセロラよりこちらが好みですが、お客様で食べた人は好みがわかれるようです。赤みが薄い熟する前の果実は、独特の苦味と酸味が刺激的で子ども達には不人気です。大人の味ということで、オススメは果実酒にすることです。トロピカルな果実酒の味わいが最高で、漬けた果実も美味しくいただけるのも気に入っています。30度の泡盛と氷砂糖、ピタンガ、四季柑をビンにつめて半年後が飲み頃、楽しみです。

これからは、パイナップル、パッションフルーツ、レンブ、マンゴー、ドラゴンフルーツ、グワバ、シャカトー、アテモヤなど熱帯果実が楽しめる時期になります。本土では高価な熱帯果実を畑で育てて味わうことのできる幸せは、南島暮らしの特権です。ただし、台風が来なければ・・・(ケン)。  


Posted by megalopa at 07:38Comments(0)採取・収獲

2013年04月21日

気ままに沖縄本島~三日目~

三日目。
寒い・・・。
予想外の冷え込みとなりました。
前日に確認しておいた8時28分のバスに乗るため、8時過ぎにホテルを出発。
行き交う人たちも、みんな寒そう。冬用のコートを着ている人も多い。
本島で『戻りビーサー(寒さ)』に遭遇してしまいました。

バスは予定通りやって来ました。日曜日のためか、お客さんは二人だけ、ガラガラ。
いよいよこれから私は、夫の実家に向うのです。
道の両側には基地、その向こうにはきれいな海。石垣とは違う景色が広がります。

そして、あるバス停に降り立った私。
すかさずサングラスをして、帽子を深々とかぶり、夫の実家へと向かいました。

そうなんです、今回は『突撃実家訪問』なんです。
夫の実家はお店なので、客を装い潜入する作戦なんです。心臓にはよろしくない作戦です。
ちょっと頼りない記憶をたどりながら、夫の実家を探す私。
しかし、しかし・・・、なかなか実家が見当たらない。目印のお店の前ののぼりもない・・・。
道を訪ねたくても、人もぜんぜん歩いていない・・・。でも、確かにこの辺り。
とほほ・・・、仕方なく作戦を変更し、近くのTネーネー夫婦のお店に向かい、
道を尋ねることに。
いたいた・・・、何も知らない義兄がちょうどカウンターに。
『すみません、道を教えていただきたいんですけど。〇〇商店はどこですか?』
『・・・』義兄、なぜ嫁の実家の〇〇商店なのかを警戒してか、一瞬固まる。
しばし流れる不穏な空気。
『ジャーン!!  実は、私ですーっ!!』
『あれれ、あれれ』とおどろく義兄。奥にいたTネーネーを呼び、出てきた姉は
更に状況がさっぱりつかめないようで、義兄を見て、私を見て、『何で?何で?は?は?は?』と
首をフリフリ、お口をパクパク。順番は逆になりましたが、作戦は成功。
Tネーネーに今回の作戦説明したところ、実家のお店は義兄が外出のため、
閉まっていたことが判明。だからのぼりがなかっったのね・・・。
うー・・・、残念。義兄のリアクションを相当楽しみにしていた夫も、がっかりすることだろう。
そこでTネーネーに付き合ってもらい、もう二人の姉を突撃することにしました。
まずは近くに住む、Yネーネー。
こちらも『ノリコー?! あい、来てたの?! ケンジ(夫)は?』と夫婦でびっくり。
次は、勤務中のEネーネーーだ。
ガラス越しに確認。いた、いた、ヒヒヒ・・・。
ちょうど奥で作業をしている。今がチャンス。Tネーネー(既に共犯者)と静かに近づく。
そして客を装い、『あのー、すみませんー』と声を掛ける。
『はい』とこちらを見たEネーネーの前に立つのは、石垣島にいるはずの
大喰い嫁ではないかーっ!!
『えっ?!えっ?!』と上から下までまじまじ私を確認して、ようやく何が起きたかつかめた様子。

皆様、お仕事中、大変申し訳ありませんでした。
突然訪問して、お土産をいっぱい持たせてもらい、ありがとう。
『次回は連絡してから来なさいよ』・・・と言われました。
私もゆっくりとみなさんと過ごしたいので、次回はそうします(たぶん)。
清明祭には参加できませんが、一年ぶりに実家の仏壇にも手を合わせることもでき、
ほっとしました。

夕方の飛行機まで、Tネーネーが付き合ってくれました。
お昼はそばやで、そばとケーキセットとご馳走になりました。
二人で頼んだ『とろろそば』は、とろろ昆布がのっていました。
民家をお店にした、ほっとできる、かわいらしいお店でしたよ。
その後は都屋漁港にも寄り、漁港内のお店を散策。


楽しい時間はすぐに過ぎてしまい、あっという間に飛行機の時間が近づきました。
Tネーネーに『おもろまち』まで送ってもらい、いよいよ石垣に戻る時間に。
はー、楽しかったなぁ。
会いたい人、大切な人たちがいるから、余計に楽しく、名残惜しいのでしょうね。
あと、次回はジミーのジャーマンケーキを食べないと。

自分へのお土産は、この一輪ざしと海想のTシャツにしました。

今日の石垣は、曇って気温が急降下。
昨日は泳ぎたくなる陽気でしたが、今日は北風、寒いです。
また寒さ、戻ってきちゃいました。(ノリ)














  


Posted by megalopa at 13:29Comments(2)

2013年04月15日

気ままに沖縄本島~二日目~

迎えた二日目。

スッキリと7時には目が覚めました。
カーテンを開けると、いつもは山・畑・畑・ぽつぽつ家・・・ですが、
今日はビル・マンション・ビル・ビルマンション・・・。
曇ってはいるが雨は上がり、やれやれでした。
そして、最上階の朝食会場へ向かいました。

今回お世話になったホテル、聞けば食材や沖縄らしさにこだわっているとのことで、
県産野菜、EM栽培、〇〇さんの作った〇〇料理とそれぞれに紹介され、
味付けもやさしくて食べやすく、朝から和食と洋食でかなり食べてしまいました。
まぁ、特に女性はこれも旅の重要な楽しみです。
回りのお客さんは若者や、小さなお子さん連れの台湾?中国?かららしき方ばかりで、
飛び交うのは外国語。私の方が海外旅行者のよう。
私の見たところ、どうもみなさん洋食がお好きな様子。
沖縄料理は、定番のチャンプルー類とじゅうしーが人気でした。

さてさて、お腹も満腹になり早速、出かけることに。
この日の宿泊と、友達との待ち合わせが『おもろまち』になるため、午後には移動です。
で、早速やってきたのがここ『桜坂劇場』!!
国際通りから少し入った、所にあります。猫もうたた寝してるのどかな通り。
少し入っただけなのにギャップ、大きいな・・・。しかしホッとします。

映画館、沖縄の作家さんの作品を集めたお店、カフェ、ワークショップ、パンや野菜の
移動販売・・・といろいろやっていますが、今回は映画を観に来ました。
石垣にもTUTAYAとGEOはあるが、映画館はないのです。
やっぱり映画館で観るって、違うんだよなー。またここの上映作品が私の好みと合っていて、
是非来たかったのです。今回は『阿賀に生きる』というドキュメント映画を観てきました。
はー・・・、しかし観たいのがいっぱい、時間があればもう一本、いや一日観ていたかったー。

映画が終わり、余韻に浸りながらそのまま壷屋を散策。

初めはよく分からなかった沖縄のやちむんですが、最近はとても好きで、
見て歩くだけでも楽しく、石垣でも街を歩くときはお店を覗いています。
新しいお店もできていて、かわいらしい新しい作風の器にもたくさん出会えました。
お、おー、巨大シーサーの口から煙が・・・。

再び国際通りに戻ってお土産を探し、お昼は三越でパンを買って、
途中の公園のベンチで食べました。

その後はゆいレールでおもろまちに移動し、ホテルに荷物を置いてから、
憧れの『サンエー那覇メインプレース』内をぶらぶらして、無印良品やユニクロでお買い物。
いつもは県立博物館に行くのですが、今回は展示内容にピンとこなくてパスしてしました。
そして夜になり、友達に再会し。食事をしました。
以前、石垣の会社に勤めていた時の友達で、彼女は自分の進みたい道を見つけて
本島へ引越し、この四月から希望していた会社に就職も決まったとのことの報告を受け、
二人でささやかなお祝い。
ちなみにこの友達こそ夫のニックネーム『ケンケン』の名づけ親です。
またの再会を約束し、楽しい時間はあっという間に過ぎていきました。

友達と別れ、私はある場所に行きました。
それは、バス停。
明日、あのミッションを遂行するために。
時刻表をチェック。
『よし、8時28分』(ノリ)


  


Posted by megalopa at 13:03Comments(2)

2013年04月14日

気ままに沖縄本島

先週末、沖縄本島に行ってきました。
 
私、まだ本土にいた時に沖縄の古典舞踊を習っておりまして、
その時の先生が、国立劇場おきなわで記念公演を開催するとのことで、
声をかけて下さったのです。
本島に引越した友達にも会いたかったし、
ちょうど今は清明祭の時期で、夫の実家の仏壇にも手を合わせたかったので、
いいタイミング!!  二泊三日の気まま一人旅を満喫してきましたー。

石垣から約一時間で、あっという間に那覇に到着~。
我が家から石垣市街まで車で往復するより早く着いた。

お天気下り坂の予報通り、那覇の空はどんより~。
那覇空港ではあの『くまもん』を発見。
この日は国際通り沿いのホテルに泊まるため、まずはゆいレールで牧志駅へゴー。

モノレールの座席は絣模様。到着駅ごとに違う曲の民謡も流れ、沖縄らしさを演出
しています。

ホテルに荷物を置いてからは、国際通り沿いをぶらぶらしました。
いつも寄るお気に入りのお店だけでなく、
今回は夫がいないので、三越やりゅうぼうにも入ってみました。
おー、、、久しぶりのデパート。。。眩しい・・・。
かわいいものはたくさんありましたが、『これ、石垣でいつ着ますか?いつ履きますか?』
との、自分への問いかけに答えられず、目の保養だけにしておきました。
遅い昼食は公設市場内で、そーきそばを食べました。350円!!  
うまい!早い!安いっ!がうれしい。
でもそばだけでは足りず、お餅屋さんで『きび餅』を購入。
ほんのり甘くぷちぷちして美味しかったです。紅芋、よもぎ、黒糖、餡・・・など種類もいろいろ。

公設市場はお土産屋さんが並ぶ手前の界隈より、さらに奥の方がおすすめ。
正に市民の市場といった感じで、食料品、惣菜、日用品、生地、服、下着・・・
などいろいろなお店が並んでいます。
若い作家さんの作品が展示・販売されているお店もあり、時代やジャンルが混在した
面白い場所になっています。飾らない素の沖縄があります。




公設市場からホテルに戻ろうとしたら、
予報通りの雨に。
しかも無情の大雨、土砂降り。
雨宿りをしながら、何とかホテルまで戻りました。




踊りの公演は18時からで、国立劇場へはバスで向かいました。
雨も上がり、バス停でバスを待ちました。
最寄のバス停は『勢理客』と書き、『じっちゃく』と読みます。
この頃は沖縄独特の地名や苗字が読めるようになりましたが、難しい。

公演は満席で、すごい人でした。若い方から年配の方まで、会場に着いたら行列。
今回は古典の演目だけでなく創作舞踊劇もあり、舞踊だけでなく、演奏や衣装なども興味深く観てきました。
それにしても、すごい先生に教えていただいていたのだな・・・と改めて実感。
何年か習ったのに、かぎゃで風しかマスターできなかった私。トホホ。。。
でも、お稽古の時間は大好きな沖縄やその文化や歴史をすぐ側に感じられ、
私にとっては大切な時間でした。
今回の公演でもとても充足した時間が過ごせ、声を掛けていただいて感謝です。
そして沖縄では有名な八木政男さんも客演で出ていて、
いつもラジオで聞いている、あの味のあるうちなーぐちの語りも聞けました。

心地よい気分での公演からの帰り道、ホテルから近かったので夜の『栄町市場』に潜入。
一杯やりたい気分ではありましたが、皆さん出来上がっていて、
ちょっと一人では入りにくい雰囲気のため今回は断念。


そんなこんなで、那覇での一日目が無事に終わりました。(ノリ)



  


Posted by megalopa at 17:40Comments(2)

2013年04月10日

マンゴーの開花と受粉

ろくに世話せずほったらかし状態のマンゴーの木、昨年は花が咲かず収穫できませんでした。自然栽培では隔年で実が着くはずだと信じていた昨年末のある日、蕾を見つけて大喜び、以来楽しみに見守ってきました。日々あちこちの枝に蕾がつきだしたので、水に弱いマンゴーの花粉を守るため、竹で枠組してビニールをかけて雨に備えました。


2月~3月に花穂から次々と開花しました。次の段階が受粉を助ける昆虫を呼ぶことです。その時利用される昆虫がミツバチやハエです。沖縄ではハエを利用するのが一般的で、ハウス内に魚のあらなどを置いてハエを誘引します。
屋根だけビニールで覆われ、周囲をネットで囲っただけの我がマンゴーは、自然豊かなところに植えてあるので、おのずと虫達が訪れる環境にありますが、受粉効率を上げるためハエを呼ぶことにしました。魚のあらを置くとイノシシや野犬が来て農園が荒らされる恐れがあるので使いません。使うのは油粕を利用して作った手作り液肥です。葉野菜用に作ったものですが、これがハエを呼ぶことを畑で発見したのです。
液肥を容器に入れて(!!!思わず鼻をつまみたくなる強烈な悪臭)、木の下と枝葉の下2箇所にセットしました。

すると、すぐさまハエが1匹2匹と集まって来てかと思うと、あっという間にそこら中ブンブンと飛び交っていました。これで受粉はバッチリでしょう。(ケン)  


Posted by megalopa at 15:44Comments(0)畑作業

2013年04月05日

理想的な自給自足植物

人間が自給自足的な暮らしを実現するためには、畑を耕したり、野山の野草や実の収穫をしたり、魚介類を採取したりと、あちこちと動き回らないといけません。まさに動く物(動物)ですから、動くこと無しでは自給自足は実現できません。その点植物が、一点にとどまり、根を張って養分を吸収し、光合成によりエネルギーを自己生産して成長するという生き方は、自給自足の目指す究極の姿といえると思います。そこで理想的な自給自足の手本となる植物が、ヤエヤマオオタニワタリ(着生植物)です。

放射状に斜め上に伸びた葉は、全体としてはオチョコのような姿になっています。落ち葉をここに集めて、自分が成長するための肥料とし、溜まった落ち葉はやがて腐葉土になり、葉の間から出る根によって保持され、養分を吸収し株が成長するのです。株の成長にともない放射状の葉も成長して、落ち葉の受け口も拡大し、持続して養分が供給され成長する様は、実に効率的で感心します。
あまり動き回らずに、身近なものを効率的に継続利用して暮らす術を教えられている気がします。
八重山では、葉先端部の巻いた新芽が展開するところを湯がいて、食材として親しんで利用されています。野山では先端部が切り取られた葉が見受けられのは、持ち帰ったからでしょう。生育環境がよければ、大きな株の周辺には、胞子が飛んで次々と株が増え、労せずして食材確保ができ重宝しますし、また群れた景観は、熱帯のジャングルの雰囲気を醸しだしてくれるので、ビオトープの池の回りに植えてトロピカルな雰囲気作りに役立っています(ケン)。

  


Posted by megalopa at 00:39Comments(0)野山の動植物

2013年03月29日

季節が異変!夏が近い?

今年は1・2月とも天候に恵まれ、暖かい日が多く暖冬でした。3月も暖かい日が続いて今日に至っています。そのため、陸・海では例年に比べ1月ほど早い感じでいろいろな現象が起きています。陸のほうでは、サガリバナが早くも開花し、ビオトープの池では、オクラレルカ(アイリスの仲間)の花と競演するという、この時期では考えられなかったことが起きています。


サガリバナが開花するの早いもので4月後半から5月にかけてです。3月に開花するのは初めて目にしました。オクラレルカと両方楽しめるのはめったにない体験と思われます。
夏を告げる鳥、リュウキュウアカショウビンの鳴き声も先週の早朝聞こえました。4月に入ってから聞こえるのが常でした。また、森ではヤエヤマボタルの集団発光が3月初旬から見られ、早くも見事なイルミネーションがあちこちで見られます。これも1月ほど早いです。
海では、オキナワモズクが早くも繁茂し、大潮の日には人々がくり出して採取していました。「めがろぱ」のお客様も、旬のモズクが採れたと大喜びし、お土産に持ち帰りました。モズクも例年4月中旬ごろが旬です。昨年は大分遅れて、量も少なく不作でしたが、今年は時期は早く豊作の予感がしますが、早く暑くなった分、収穫も早く終わりになる可能性もあります。
このように、今年は、例年にない自然界の様々な季節の早さを実感する日々です。これからの気象変動に伴う自然界の動向に注目です。(ケン)
  


2013年03月22日

洞窟屋A氏のこと

「めがろぱ」のお客様の中で一際異彩を放っているのが、自称「洞窟屋」のA氏です。A氏はケイビング以外は関心がなく、石垣島の洞窟の場所を案内するのが私の役目になります。A氏のケイビングスキルは、プロ級の腕前で、どんな穴でももぐって探検することを信条としていて、ケイビングに対する並々ならぬ情熱は本当に感心させられます。
そのA氏が、今回も2週間ほど滞在、石垣島各地の洞窟をケイビングしました。A氏の得意とするのは、縦穴を懸垂下降したり、狭い空間を這いづくばって進んだり、地底水路を泳いだりするなどハードなケイビングすることです。これを聞いただけで、素人はとても無理です。



今回、以前からめぼしをつけていた陥没した洞穴を8mほど下降してケービング。私は地上で待機していました。上がってきたA氏は、地下に縦横30m~50m四方の巨大な空間があったと、興奮冷めやらぬ表情で言い放し、次回は奥行きを探検したいと予想以上の探検にご満悦でした。
A氏のケイビングの最大の目的は、鍾乳洞のある洞窟を保存したいということです。洞口のほとんどが、ゴミや泥の堆積で汚れている現状をA氏は実に嘆かわしく思っていて、まずは現状把握の意味で洞窟を流れる水の質をチェックしていました。



その後、いくつかの洞窟を探検、私も同行してケービング楽しみました。今回、新たに規模の大きい洞口を発見、A氏の次回への期待が否応無しに高まります。私もケイビングへの関心が高まりつつあり、次回A氏と同行することが楽しみです(ケン)。
  


Posted by megalopa at 23:35Comments(0)ケイビング

2013年03月17日

手作りのぬくもり

気温のアップダウンはまだあるものの、着実に暖かく、暑くなってきている石垣島。
本日は、海開きです。

我が家も冷たい麦茶を常備するようになり、季節の移り変わりを台所からも実感。
冬服(本土の秋くらいの服装で過ごせます)も、もうしまっても大丈夫そうです。

さて、ブー(苧麻)績みの講習会でご一緒した方からブーを分けていただけ、
畑に移植しました。

牛蒡のようなサツマイモのような太い根が、地表からわりと浅いところに、
横にどんどん広がり増えてゆきます。
移植してしばらくすると、新しい芽も出てきました。
ある程度収穫が安定して糸がとれるまでには、2,3年かかるそうです。
ブーはちょっと傷がつくだけでも、繊維にしみがついてしまうので、
強い風が心配。
敷地内に植える場合は、風除けのためでしょうね『塀の横に植えたらいいさ』
と聞きましたが、畑には塀がないためサトウキビ、クワズイモ、お隣との境界の
草むらに面した場所に植えてみました。
しかし、台風のときはどうなるのだろうか・・・。

このブーの糸紡ぎだけでなく、身近な植物を使って生活用品や道具や玩具を作る文化が
沖縄にもたくさんあります。お土産としても、いろいろ売ってます。
私もほら、

庭の月桃や近所で採ったアダンで作っています。
月桃で作るといい香りがして、手紙の封筒の中に忍ばせて送るととても喜ばれますよ。

そしてこちらは、クロツグで作った作品です。
これは、一泊二日で修学旅行の民泊プログラムで我が家に泊まった、
大阪の中学生の男の子たち三人の作品です。

これ以外にも馬や鳳凰など興味を持って、自分で本をみたりして作っていました。
クロツグは大阪に持って帰る予定でした、飛行機のことを心配したらしく持ち帰りは断念。
我が家で使わせてもらうことになりました。
秘密基地内の・・・ある場所の・・・屋根になります。
これを持って民泊後、集合場所で他の生徒さんと会った時、『なにそれ、なにそれ』と
囲まれていました。


市役所前で信号待ちしていたら、デイゴが今年もきれいに咲いていました。
登野城小のもきれいでした。(ノリ)  


Posted by megalopa at 16:32Comments(0)ナチュラルライフ

2013年03月11日

タピオカ作り

タピオカの原料は、キャッサバのイモです。タピオカ作りの工程は、まず畑でキャッサバのイモを掘り出し、皮についた泥を水でおとし、皮を剥いていきます。


剥いたイモを手作りのスリ器やジューサーですりつぶして細かくします。それを水洗いしてしばらくおき、上澄みを流すと、下に真っ白なデンプンが沈殿しています。水を溜めて再度撹拌し一晩置いておきます。翌日上澄みを流して前日と同じようにしてもう一晩おき、上澄みを流して下に沈殿したデンプンを乾燥させ、すりこぎ棒で粉にしてできあがりです。

カタクリ粉の代用として、クズモチなどのお菓子作り、ブラジルのモチモチパン、ポンデケージョなどいろいろ活用できて重宝しています。ポンデケージョのことは、お客様から教えてもらい、作り方レシピまで送っていただきました。感謝・感謝です。また一つ自給粉ができました。次は、サトウキビから黒糖、海水から塩作りにチャレンジする予定です。(ケン)  


2013年03月05日

日本最小のヘビとカエル

日本最小のヘビとカエルが畑に現れました。ブラーミニメクラヘビヒメアマガエルです。


ブラーミニメクラヘビは、外来種で全長は160 - 220mm、ミミズと間違えそうですがちゃんと鱗があります。日本へは、観葉植物の移出入時に、植木鉢内や根の周りの土壌に潜入して持ち込まれたと考えられています。写真は、スコップ上で這い回っている様子をパチリ。小ささが分かりますね。毒はないので素手でつかめますが、すばやく動き回ってすぐに土の中に潜ってしまいました。恐れられているヘビ類でも、こんなにミニだとかわいらしいものですね。

ヒメアマガエルは、体長220-320mm。胴体は幅広ですが頭部は小型で、ずんぐりした体型をしています。オタマジャクシは、胴体が透き通っていて、ちょとした水溜りなどで浮いているのがよく見られます。ギリリリリ、ギリリリリ と近くで鳴き声がしますが、体が小さいので見つけるのが困難です。外敵から身を隠すには、有利ですね(ケン)。  


Posted by megalopa at 23:34Comments(0)爬虫類両生類

2013年03月01日

カンムリワシモニタリング調査

国指定特別天然記念物のカンムリワシの生息数調査を行いました。環境省では数年に一度「カンムリワシ一斉カウント調査」を実施して、生息数の把握を行っていますが、今回はその補助的な意味合いで、特定の地域を日を変えて2つのルートを2回調査しました。調査方法は、カンムリワシの出現確率の高いこの時期、晴れて風が弱い穏やかな午前7時ごろから、時速20kmで妻が運転する車内から、私とあと一人の調査員で双眼鏡片手に探し、カウントします。


見つけた時間、状態(鳴き声・飛翔・目視)、幼・若・成鳥、写真撮り、生息環境(水田・森林・河川など)、行動(交尾・求愛求餌・闘争・標識固体)のチェックを行い、調査用紙に記入します。
1回目は、23kmの距離ルートで3羽確認、21kmルートで6羽、2回目は、それぞれ3羽、8羽(鳴き声のみ1羽含む)でした。ほとんどが道路沿いの電柱の上に止まってあたりをうかがっている感じでしたが、隣合う電柱で鳴き声を交し合っている光景も見られました。調査時に撮った数枚をアップしました。羽が白っぽいのは幼鳥です。

日本では、石垣島、西表島にそれぞれ100羽程しか生息していない留鳥(年中同じ地域で生活し、季節による移動をしない鳥)ですから、島の自然が損なわれるとテリトリーや餌の確保も困難になって生息数も減ってしまいます。中国大陸と地続きの時代から生き延びてきたカンムリワシが、伸び伸びと生きていける島の環境を大切に護ることが望まれます(ケン)。



















































































  


Posted by megalopa at 21:53Comments(2)野鳥

2013年02月23日

旬がきたよ、岩場に集合!!

ついに今年も、その時が来ました。
ザルを片手に目指すのは、あの岩場っ!!

そうなんです、ここ石垣島では今年もこれが今、旬を迎えております。

それはこの『アーサ』。
今年もいつもの岩場が、緑色に輝いています。

我が家も毎年、お吸い物や天ぷら、ヒラヤーチ・・・と
アーサにはとってもお世話になっておりまして、早速、とりに行ってまいりました。
それにしても食べられるものをとるっていうのは、幾つになってもわくわくしますね。
島で暮らす幸せや、自然に生かされていることを改めて実感する時でもあり、
その時の自分や暮らしを振り返り、軌道修正をする時でもあったりします。

二人で
とる、むしる、はがす・・・そして海で洗って砂を落とすを繰り返します。

これを自宅でもう一度きれいにして、我が家はいつも冷凍保存。
製氷器に小分けにして凍らせて、いつでも必要な分だけいただいています。

この日はとれたてのアーサを、天ぷらとお吸い物にしていただきました。
はー、おいしかった。

こちら石垣島、晴れたら25度を超え、
もうすぐ春・・・、というよりもうすぐ夏・・・、なんて日が多くなってきましたよ。
めがろぱのお客様も、この暖かさにみなさんびっくりです。

あと最近、こんなことも楽しんでいます。


またブログで紹介しますね。(ノリ)








  


Posted by megalopa at 17:08Comments(0)採取・収獲

2013年02月18日

浮き草で人工島作り

秘密基地のある池では、ボタンウキクサとホテイアオイが繁茂し、池を覆いつくしてしまいそうです。釣りやボート漕ぎが楽しめるようにと、何度も水草を除去していましたが、池の水量が多く水面が上がり、その分繁茂する勢いも増して、除去が追いつかなくなって一面水草状態になって困りはてていました。


何とかしようと打開策を考えたのが、浮き草を集めて人工島にしようというアイデアです。
池の中央にパレットで囲いを作り、その中に浮き草をどんどん放り込んでいけば、浮き草除去とそれが堆積して人工島ができるという一石二鳥を目論んでいます。



以前まで除去した浮き草は、畑に敷いて雑草防止や肥料に利用したりしましたが、浮き草の繁茂する勢いがはるかに強くて除去が追いつかず、結局、除去作業は浮き草を陸上に上げるだけのハードな肉体労働で、同じことを繰り返すつまらない作業でしかありませんでした。ところが、今回の人工島作り作戦でモチベーションが上がり、作業もはかどります。
最近、また新たな展開もありました。世間では厄介者扱いの雑木であるギンネムの木を切り出して、池に差し込んでパレットを固定していましたが、なんとその木から葉が出てきました。


このままうまくいけば人工島に木々が茂るかもしれません。島に上陸するにはまだまだ時間がかかりそうですが、今後の展開が楽しみです。(ケン)  


2013年02月11日

無事、やまねこマラソンも完走ー!!

9(土)、走ってきました『やまねこマラソン』in西表島。

今年は日帰りでの参加でしたが、おやつ買って、お弁当作って・・・
気分は遠足あるいは小旅行。
個性豊かな離島にすぐ行ける場所にいるのに、意外と出かける機会ってなくて、
船に乗るのも久しぶりでした。
石垣島マラソンから二週間。
すっかり気が抜けてしまい、体力、膝痛など少々不安を抱えての参加でしたが、
おかげさまで無事に完走し、石垣島マラソンより約4分記録を縮めて3時間6分41秒で
二人でゴールできました。
マイペースで走り続けること3時間ちょっと・・・、
今回も時間いっぱいマラソンと西表島の雄大な景色を楽しんできました。


今回は第20回目の大会で、やまねこの足跡がデザインされた完走メダルもいただきました。



島の人たち総出!?
という感じで、給水所や沿道では多くの方にお世話になりました。
お年寄りをはじめ、かけられる声援は疲れた心と体にそれはそれは効きました。

朝の石垣島の離島ターミナルは、こんなにたくさんの人、人、人。


12時40分スタートなので、8時過ぎにはターミナルに行きましたが既に長蛇の列。
行列に並ぶのも久しぶり。
船はやはり上原行きは欠航で、大原からバスで会場へ。
昔よく泊った民宿や食堂、郵便局など、思い出に浸りながら会場へむかいます。



天候は大原港ではかなり降られましたが、会場の上原に近づくにつれ回復。
走り出すと一時晴れましたが、基本的に曇りで、とても走りやすかったです。
晴れると暑さにやられてしまうので、肌寒いくらいの天気がちょうどいいですね。

参加者は金券がもらえ、ゴール後、会場近くでいろいろ購入できるのですが、
ゴールが遅かった我々は、帰りの最終の石垣行きの船の時間がせまり、
金券は使えずに側にいた子どもにあげました。
子どもは大喜びだったからよかったですが、私もなにか食べたかったー!
夜には交流会もあり、お刺身がサバニに盛られて出てきたり、コンサートや抽選会もあり、
夜まで島は盛り上がります。
そんなこんなで、代わりにみかんやお菓子を食べて、マスコットキャラクターの
ピカリャーとも写真が撮れずに慌てて石垣にとんぼ帰りした一日でしたが、
とにかく完走できてホッとしています。
とりあえずこの冬のマラソンは終わり、今は解放感に浸っています。(ノリ)
  


Posted by megalopa at 23:26Comments(5)

2013年02月06日

真冬の蛍光

普通ホタルは夏に見れるものと思われていますが、ここ石垣島では年中ある種のホタルの光がウォッチできます。真冬のこの時期に見られるのがイリオモテボタルです。西表島と石垣島だけに生息、幼虫はヤスデを餌としていて、日没後の1時間ほど発光するホタルです。
1月下旬のある夕方、裏の倉庫のドアを開けると、サンゴ礫を敷き詰めた薄暗い地面に、黄緑の光が二つ目に入りました。ライトを当ててみると、サンゴ礫に挟まる様に2匹の芋虫状のものがかすかに動いていて、その尾端部が発光していました。イリオモテボタルの♀です。

♀は、芋虫状の幼虫の姿のまま成虫になり発光しますが、成熟した♂は発光しません。♀は尾端を上げて発光し、♂を引き寄せ交尾が終了すると、地中にもぐり産卵後、卵を抱卵しながら別の部が発光して外敵から守るといわれています。残念ながら、成熟♂や♀の地中抱卵発光の様子はまだウォッチできていません。それにしても、倉庫で発光して果たして♂が来てくれるか心配なところです。来年の冬には、倉庫中あちこちに光の輝きが見られることを期待したいものですね。(ケン)
  


Posted by megalopa at 21:45Comments(2)昆虫

2013年02月02日

完走できたー

1月27(日)
今年も石垣島マラソン、23キロ完走してきました。

あいにくの雨でしたが、今年も二人で無事に制限時間内(ぎりぎり)にゴールできました。

そして今年は、神奈川から伯母といとこの母娘も出場。
いとこは最近、フランスで開催されたワインを楽しみながら走るフルマラソンの経験者。
この大会は仮装もするそうで、忍者姿で走ったらしいです。今回は、仮装なし。
伯母は初めてのマラソン。
娘の応援のつもりが、せっかくだからと参加を決めたそうです。
自転車や徒歩で日々脚は鍛えられているとはいえ、伯母なりに練習を積んできたとはいえ
・・・親戚中が心配する中での参加でした。
しかししかし、伯母(10キロ)、いとこ(フル)もそれぞれ予想をかなり上回る好タイムで完走。
しかも二人ともいたって元気で、夜は石垣牛のハンバーグを食べ、
翌日は早朝から西表島に出かけていきましたよ。

一方の私は、残り3キロあたりから脚が痛み出して失速。
何としてもみんなで完走したかったので、制限時間が迫りかなり焦りましたが、
とにかく完走できてよかったー。
夫は防寒対策がよかったそうで、最後まで元気でした。
どうも二人とも絶好調・・・、ということがない二人のようです。
途中、Sさんからのサトウキビの差し入れをかじりながら、20キロまでは絶好調だったのに。
なかなか思うようにはいかないですなー。
それにしても新鮮なサトウキビは体にやさしく染み渡り、ほんとにおいしい。おいし過ぎる。
疲れた体には、涙が出そうなくらいおいしかった。
肉体疲労時の栄養補給はサトウキB-!!  です。

走った後は交流パーティーの舞台を見ながら、牛そばで温まりました。
毎年、なぜか牛そばな私。
参加者に配られるアトム通貨で、伯母は石垣島マラソンの記念ボトルの泡盛もお土産に購入。

今回は、伯母といとこが初めて石垣に来てくれ、マラソンも一緒に走れ、
楽しいひと時でした。
マラソン当日以外はお天気にも恵まれ、それにしても石垣は暖かい・・・、と喜んでおりました。
めがろぱのツアーにも参加し、亜熱帯の大自然の中でたくさんの初めてに出会い、
子どものように目をキラキラさせていました。

本当ならこれでやれやれ・・・、なのですが、
今月9(土)の西表島でのやまねこマラソンにも参加するので、まだ気が抜けません。

今日は雲の多い一日でしたが、石垣島は暖かい日が続いています。
せっかく出した火鉢やセーター、コートはすみに追いやられています。(ノリ)

  


Posted by megalopa at 18:01Comments(0)イベント