2013年10月18日
地生ランの競演
野山で開花したランと出会うとラッキーな心持ちになります。ある日のこと、浄水施設の道沿いに2種のランが隣り合って咲いていました。
ツルランとコウトウシランです。


ランの仲間は、木の幹や枝、岩の上などに根を張る着生ランと地中に根を下ろす地生ランに大きく分けられますが、この2種は地生ランです。
ツルランは、鶴が群れ飛ぶような花姿から和名がつけられました。九州の南部から沖縄にかけてと小笠原諸島に分布し、、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されています。
コウトウシランの「紅頭」は台湾にある旧地名で、日本では八重山諸島に分布し、北限となっています。これも絶滅危惧II類(VU)に登録されています。
八重山諸島には多種の野生蘭が分布していますが、その多くが奥深い山野の人目のつきにくいところに自生しているので、見つけるのが困難です。それだけにその出会いはラッキーと思わずにはいられません(ケン)。
ツルランとコウトウシランです。
ランの仲間は、木の幹や枝、岩の上などに根を張る着生ランと地中に根を下ろす地生ランに大きく分けられますが、この2種は地生ランです。
ツルランは、鶴が群れ飛ぶような花姿から和名がつけられました。九州の南部から沖縄にかけてと小笠原諸島に分布し、、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されています。
コウトウシランの「紅頭」は台湾にある旧地名で、日本では八重山諸島に分布し、北限となっています。これも絶滅危惧II類(VU)に登録されています。
八重山諸島には多種の野生蘭が分布していますが、その多くが奥深い山野の人目のつきにくいところに自生しているので、見つけるのが困難です。それだけにその出会いはラッキーと思わずにはいられません(ケン)。
2013年10月12日
嵐(台風)のあとの海岸は・・・
10月というのにまたまた台風が襲来。後片付けが一段落したら、近くの浜に下りて台風後の海岸の様子を見に行くことにしています。
今回は西よりの風が長時間吹いて、西に面している浜は砂が堆積して大きくなっていました。浜にはホンダワラなどの海藻やらペットボトル、漁具、海岸に生えている植物の木片や葉などが散乱して、ゴミ捨て場状態です。
そんな中をどういう理由か、ヒラヒラと無数の蝶が飛び交っています。目につくのがスジグロカバマダラ、次にリュウキュウアサギマダラでした。海岸の藪下の小枝には、この2種の他に蛾の仲間のシロスジヒトリモドキが加わって、盛んに樹液を吸う様子があちこちで見れました。また、台風で折れて砂浜に打ち上げられたモンパノキの小枝や枯れた葉に、無数のスジグロカバマダラが群がっている様子はなかなか壮観でした。


台風後の海岸になぜこんなにチョウが飛び交うのか不思議です。強風と高波で運ばれた海の雫が塩分を多く含んでいるので、それを受けた小枝や葉の樹液が、いつもとは味わいの違うご馳走になっているのでしょうか。
先に歩を進めると、ビーチロックの海岸の岩が、強い波に洗われて岩肌が剥ぎ取られ、サンゴ片を取り込んだ内部分が白く浮き上がっていました。岩肌も剥ぎ取る凄まじい波のパワーを感じずにはいられません。
砂に隠れていたできかけのビーチロックがあらわになって、砂がかたっまて岩石になっていく過程が一目で見れ、理解しやすくなっています。


この日は、口径が30cmを越すシャコガイやタカラガイなどの貝殻、形のかわいいサンゴ片を台風の置き土産としてゲットしました。(ケン)
今回は西よりの風が長時間吹いて、西に面している浜は砂が堆積して大きくなっていました。浜にはホンダワラなどの海藻やらペットボトル、漁具、海岸に生えている植物の木片や葉などが散乱して、ゴミ捨て場状態です。
そんな中をどういう理由か、ヒラヒラと無数の蝶が飛び交っています。目につくのがスジグロカバマダラ、次にリュウキュウアサギマダラでした。海岸の藪下の小枝には、この2種の他に蛾の仲間のシロスジヒトリモドキが加わって、盛んに樹液を吸う様子があちこちで見れました。また、台風で折れて砂浜に打ち上げられたモンパノキの小枝や枯れた葉に、無数のスジグロカバマダラが群がっている様子はなかなか壮観でした。
台風後の海岸になぜこんなにチョウが飛び交うのか不思議です。強風と高波で運ばれた海の雫が塩分を多く含んでいるので、それを受けた小枝や葉の樹液が、いつもとは味わいの違うご馳走になっているのでしょうか。
先に歩を進めると、ビーチロックの海岸の岩が、強い波に洗われて岩肌が剥ぎ取られ、サンゴ片を取り込んだ内部分が白く浮き上がっていました。岩肌も剥ぎ取る凄まじい波のパワーを感じずにはいられません。
砂に隠れていたできかけのビーチロックがあらわになって、砂がかたっまて岩石になっていく過程が一目で見れ、理解しやすくなっています。
2013年10月05日
忍法!枯れ葉隠れの術
擬態の典型例としてよく知られている蝶といえば、コノハチョウです。沖縄県指定天然記念物(1969年)、準絶滅危惧(NT)(環境省レッドリスト)に指定されています。翅の裏が枯葉に似ていることで有名で、ちょうど地面に降りたところをパチリ。写真中央、枯れ葉にまぎれている姿を確認できますか?

この蝶、翅の表は藍色で、前翅に太い橙色の帯が入り、裏側とは対照的な鮮やかな配色をしていて、目を奪われます。


この日は、3頭出現しあたりを飛び交っていました。妙なことに、休んで止まるときは、木の葉隠れの術が効果を表す枯れ葉の多いところより、太い木の幹に直接止まったり、青々とした枝葉に不自然な色合いで止まったりします。そのような行動から擬態の効果を疑う説もあるようですが、翅開張時70-80mmの大型で、翅の表裏の対照的な配色、裏の枯葉模様などは必見の価値が十分にあります。その日ご案内したお客様は、出会いに大興奮、夢中になってカメラに収めて大喜びでした(ケン)。
この蝶、翅の表は藍色で、前翅に太い橙色の帯が入り、裏側とは対照的な鮮やかな配色をしていて、目を奪われます。
この日は、3頭出現しあたりを飛び交っていました。妙なことに、休んで止まるときは、木の葉隠れの術が効果を表す枯れ葉の多いところより、太い木の幹に直接止まったり、青々とした枝葉に不自然な色合いで止まったりします。そのような行動から擬態の効果を疑う説もあるようですが、翅開張時70-80mmの大型で、翅の表裏の対照的な配色、裏の枯葉模様などは必見の価値が十分にあります。その日ご案内したお客様は、出会いに大興奮、夢中になってカメラに収めて大喜びでした(ケン)。
2013年09月28日
渓流トレッキング
9月になっても日中の暑さがまだまだ厳しい時、オススメなのが渓流トレッキングです。この日は、山歩きが趣味という30代のご夫婦をご案内しました。
ヒカゲヘゴなど亜熱帯の植物の生い茂る森の渓谷を流れる水は、澄んで流量も多く、蝶やトンボが飛び交い、とても気持ちがいいとお二人とも沢歩きを楽しんでいました。しかし、次第に沢の傾斜が険しくなり、固い花崗岩の上を何度も歩くことで足に疲労感が伴い、口数も少なくなって、汗だらだら足元がおぼつかなくなってきます。そして、ちょうどそんな頃合に、パァ~ンと目の前に滝が現れるのです。

滝を目の当たりにすると、今までの疲れはどこかにすっ飛んでいっきに元気モード、一目散に滝つぼへドボン!気分爽快!ここに来るまでの辛苦が報われ、至福のひと時に。これが渓流トレッキングの醍醐味です。

深緑の生い茂る森の渓谷を流れる水が、滝となって落ちる水音を聞きながら、花崗岩の大岩の上でホットティーを飲んでいると、滝水で冷えた体が次第に緩み、心もほぐれ、大自然との一体感を満喫できますよ(ケン)。
ヒカゲヘゴなど亜熱帯の植物の生い茂る森の渓谷を流れる水は、澄んで流量も多く、蝶やトンボが飛び交い、とても気持ちがいいとお二人とも沢歩きを楽しんでいました。しかし、次第に沢の傾斜が険しくなり、固い花崗岩の上を何度も歩くことで足に疲労感が伴い、口数も少なくなって、汗だらだら足元がおぼつかなくなってきます。そして、ちょうどそんな頃合に、パァ~ンと目の前に滝が現れるのです。
滝を目の当たりにすると、今までの疲れはどこかにすっ飛んでいっきに元気モード、一目散に滝つぼへドボン!気分爽快!ここに来るまでの辛苦が報われ、至福のひと時に。これが渓流トレッキングの醍醐味です。
深緑の生い茂る森の渓谷を流れる水が、滝となって落ちる水音を聞きながら、花崗岩の大岩の上でホットティーを飲んでいると、滝水で冷えた体が次第に緩み、心もほぐれ、大自然との一体感を満喫できますよ(ケン)。
2013年09月19日
蝶の楽園出現
ある日のこと、浜を歩いていると奥の茂みからたくさんの蝶が次々と飛び出してきて、ひらひらとあたりを飛び回っていました。その数ざっと50匹以上で、まるで蝶園にでもいるような錯覚に陥ってしましました。翅が鮮やかなオレンジ色で、翅脈が黒く太い、スジグロカバマダラです。国内では先島以南で生息していて、石垣島でもよく目にする蝶ですが、こんなにまとまって飛ぶ姿は圧巻です。
しばらくすると、次々と海浜植物のモンパノキのある特定の枯れ枝や葉に群がって、しきりに口吻を突き立てる動作を繰り返しています。枝や葉から樹液を吸引して体内で性ホルモンを合成するのだそうです。

写真に収めようと近づき過ぎると次々と飛び立ち、ふわふわとあたりに漂い、あっという間に囲まれてしまいました。そのひと時はまるで、天国にでもいるような至福の心地を体感できます。ということで、その日以来お客様に、「一瞬、天国を体感してみませか」とお誘いし、サプライズな体験になっています。(ケン)
しばらくすると、次々と海浜植物のモンパノキのある特定の枯れ枝や葉に群がって、しきりに口吻を突き立てる動作を繰り返しています。枝や葉から樹液を吸引して体内で性ホルモンを合成するのだそうです。
写真に収めようと近づき過ぎると次々と飛び立ち、ふわふわとあたりに漂い、あっという間に囲まれてしまいました。そのひと時はまるで、天国にでもいるような至福の心地を体感できます。ということで、その日以来お客様に、「一瞬、天国を体感してみませか」とお誘いし、サプライズな体験になっています。(ケン)
2013年09月10日
浮島造りPその後
今年の2月18日のプログで紹介したプロジェクト「浮き草で人工島作り」、その後の報告です。
プロジェクト名を「浮島造りP(プロジェクト)」に名を改め継続中です。スタート時は冬期のため、浮き草の成長が遅く、なかなか進行しませんでした。しかし、その後の気温上昇とともに浮き草の繁茂は急上昇、お客様も巻き込んで枠内に浮き草を投入し続けました。そこで現在の様子をアップします。

投入した浮き草と枠内で成長、繁殖した浮き草が重なり合い、枯れ、積み重なっていい感じで陸地化が進行しています。試しにと外枠に挿し木したサガリバナに葉が着きはじめて、根付いている証拠を確認。さらに、なんと!畑に植えてあった野生のミニミニトマトの実が2個着いているではありませんか。野鳥が実を運んで、こぼれた種から芽生え、実が着いたと思われます。確実に陸地化が進行、浮島なってきたことが実感できます。


単調で難儀な池の浮き草除去作業と南米チチカカ湖に住む原住民がトトラと呼ばれる葦を多数重ね合わせた浮島に居住していることからヒント得、このプロジェクトを立案、実行しました。スケールは比べ物にならないほど小さいですが、除去作業から島造りへと思考を転換することで、夢のあるプロジェクトに変わり、モチベーションが湧いてくるのが不思議です。今後に乞うご期待!(ケン)
プロジェクト名を「浮島造りP(プロジェクト)」に名を改め継続中です。スタート時は冬期のため、浮き草の成長が遅く、なかなか進行しませんでした。しかし、その後の気温上昇とともに浮き草の繁茂は急上昇、お客様も巻き込んで枠内に浮き草を投入し続けました。そこで現在の様子をアップします。
投入した浮き草と枠内で成長、繁殖した浮き草が重なり合い、枯れ、積み重なっていい感じで陸地化が進行しています。試しにと外枠に挿し木したサガリバナに葉が着きはじめて、根付いている証拠を確認。さらに、なんと!畑に植えてあった野生のミニミニトマトの実が2個着いているではありませんか。野鳥が実を運んで、こぼれた種から芽生え、実が着いたと思われます。確実に陸地化が進行、浮島なってきたことが実感できます。
単調で難儀な池の浮き草除去作業と南米チチカカ湖に住む原住民がトトラと呼ばれる葦を多数重ね合わせた浮島に居住していることからヒント得、このプロジェクトを立案、実行しました。スケールは比べ物にならないほど小さいですが、除去作業から島造りへと思考を転換することで、夢のあるプロジェクトに変わり、モチベーションが湧いてくるのが不思議です。今後に乞うご期待!(ケン)
2013年09月02日
黄昏れている?ヤドカリ
台風後の浜辺に掘り出し物が流れ着いていないか、夕暮れ出かけてみました。浜は新たに砂が堆積してきれいになって、肝心の漂着物は見つかりませんでした。前方を見ると、きれいになった砂浜上に、ぽつんと拳大のチョウセンサザエの貝殻が・・・。その背後には点々と続く足跡(フィールドサイン)が・・・。オカヤドカリです。その姿は海を見つめて黄昏れている・・・。そんな感じでじっと佇んでいました。


オカヤドカリは、沖縄ではどこにでも見られる生き物でありながら、1970年に小笠原諸島におけるオカヤドカリの個体数の減少を受けて、天然記念物に指定されるほど、本土の人にとっては珍しい存在であるようです。お客様を浜に案内したとき、浜辺にうごめくオカヤドカリに皆さんとても関心を示し、特に小さいお子さんにはとても人気があります。
海岸に打ち上げられた魚介類の肉や海草、海藻など幅広い種類の物を食べる雑食性で、浜の掃除屋さんに一役買っている頼もしいヤツです(ケン)。
オカヤドカリは、沖縄ではどこにでも見られる生き物でありながら、1970年に小笠原諸島におけるオカヤドカリの個体数の減少を受けて、天然記念物に指定されるほど、本土の人にとっては珍しい存在であるようです。お客様を浜に案内したとき、浜辺にうごめくオカヤドカリに皆さんとても関心を示し、特に小さいお子さんにはとても人気があります。
海岸に打ち上げられた魚介類の肉や海草、海藻など幅広い種類の物を食べる雑食性で、浜の掃除屋さんに一役買っている頼もしいヤツです(ケン)。
2013年08月22日
年中潮干狩りできます
年中暖かい石垣島、潮干狩りも年中できます。もちろん干潮の時間帯になりますが。採る貝の中で一番親しまれているのが、イソハマグリです。殻長は1~2cm 二枚貝、 マルスダレガイ目 チドリマスオガイ科に分類 されます。波打ち際の砂を掘ると出てきます。小さい貝なのでたくさん採らないといいダシがとれません。子ども達も懸命に掘っていました。


貝採りの終わりには、一番多く採った人、一番大きいもの採った人コンテストをして、皆でその栄誉を称えます。

そして、一まとめにして、貝汁やパスタに調理、美味しくいいただきます。食べた後の貝殻は、植木鉢の底に入れたり、庭の砂利敷石代わりに利用しています。(ケン)
貝採りの終わりには、一番多く採った人、一番大きいもの採った人コンテストをして、皆でその栄誉を称えます。
そして、一まとめにして、貝汁やパスタに調理、美味しくいいただきます。食べた後の貝殻は、植木鉢の底に入れたり、庭の砂利敷石代わりに利用しています。(ケン)
2013年08月14日
今の旬は、これっ!!
ある日、畑に行った夫から電話が・・・
『最高に旨いものがある。カゴを持って来るべし』
はて、旨いもの・・・??? 最高に・・・???
昼食の支度を一時中断し、カゴを持って畑に走りました。
畑に着くと、満面の笑みで夫が旨いものを食べまくっていました。
(わー、見た目かなりワイルドだなぁ・・・)
そう、旨いものとはこれっ。


桑の実です-。
今、島のあちこちで、いっぱい実っています。
『最高に旨い!!』と、ちゃーかみぃー(食べまくりの意味)の夫に勧められ、私も食べてみた。
『う、旨いです!! す、すごい甘いです!! さ、最高です!!』
結果、二人でちゃーかみぃーです。
大の大人がなりふり構わず、人目もはばからず、夢中になって食べてしまいました。
だって、ものすごく美味しかったんです。
そして、お腹とかご一杯に収穫して帰宅し、早速ジャムを作りました。
色も、きれいー。

パンやクラッカーにつけるのはもちろんのこと、
チーズケーキやクレープも作って、それにトッピングしてみたり・・・いろいろ楽しんでおります。


ここで暮らしていると、島の自然からこうした美味しいおすそ分けがいただけます。
ささやかですが、こんな暮らしが最高に楽しい二人です。
感謝の気持ちとともに、それを具体化して島にお返しできる暮らしも日々探求中です。
8月に入り、少雨傾向で石垣も厳しい暑さが続いていましたが、
ようやく我が家上空にも通り雨が何度か来て、暑さが落ち着きました。
庭で久しぶりに、セマルハコガメにも会えました。(ノリ)
『最高に旨いものがある。カゴを持って来るべし』
はて、旨いもの・・・??? 最高に・・・???
昼食の支度を一時中断し、カゴを持って畑に走りました。
畑に着くと、満面の笑みで夫が旨いものを食べまくっていました。
(わー、見た目かなりワイルドだなぁ・・・)
そう、旨いものとはこれっ。
桑の実です-。
今、島のあちこちで、いっぱい実っています。
『最高に旨い!!』と、ちゃーかみぃー(食べまくりの意味)の夫に勧められ、私も食べてみた。
『う、旨いです!! す、すごい甘いです!! さ、最高です!!』
結果、二人でちゃーかみぃーです。
大の大人がなりふり構わず、人目もはばからず、夢中になって食べてしまいました。
だって、ものすごく美味しかったんです。
そして、お腹とかご一杯に収穫して帰宅し、早速ジャムを作りました。
色も、きれいー。
パンやクラッカーにつけるのはもちろんのこと、
チーズケーキやクレープも作って、それにトッピングしてみたり・・・いろいろ楽しんでおります。
ここで暮らしていると、島の自然からこうした美味しいおすそ分けがいただけます。
ささやかですが、こんな暮らしが最高に楽しい二人です。
感謝の気持ちとともに、それを具体化して島にお返しできる暮らしも日々探求中です。
8月に入り、少雨傾向で石垣も厳しい暑さが続いていましたが、
ようやく我が家上空にも通り雨が何度か来て、暑さが落ち着きました。
庭で久しぶりに、セマルハコガメにも会えました。(ノリ)
2013年08月06日
木製の錨(アンカー)
沖縄古来の漁船サバニの魅力の一つが、木造の船型の美しさです。木目の美しさと曲線のフォルム、色合いの変化など、そこにはFRP製とは違う木のぬくもりが感じ取れて、海に浮かんでいるだけでその姿に惚れ惚れしてしまいます。
木の船ならば、アンカーも木製でということで、船大工の新城氏から提供していただきました。中の軸に鉛の重しを巻きつけてあります。

新城氏によると、木製のアンカーに適している木はリュウキュウマツだそうです。アンカーのように向かい合わせて枝ぶりがついて、身近に手に入るのはこの木しかないとのこと。鉄やステンレス製のアンカーが少なくて高価な時代は、木にサンゴ石をくりぬいて重石として利用したとのこと。木とサンゴなので、海底に引っかかって取れなくなっても、自然物起源なので海へのダメージは少ないでしょう。身近なものを利用して物を作り出し、環境保全にもつながる知恵や技術に感心してしまいます。近々自分でぜひそれを作ってみたいです。
ある晴れた夕方の日和に妻とサバニで漕ぎ出し、アンカーの投げ入れ、引き上げの試運転を行いました。上々の使い心地でした。


帰りは、すばらしいサンセットシーンを眺めながら、サバニクルーズを楽しみました(ケン)。
木の船ならば、アンカーも木製でということで、船大工の新城氏から提供していただきました。中の軸に鉛の重しを巻きつけてあります。
新城氏によると、木製のアンカーに適している木はリュウキュウマツだそうです。アンカーのように向かい合わせて枝ぶりがついて、身近に手に入るのはこの木しかないとのこと。鉄やステンレス製のアンカーが少なくて高価な時代は、木にサンゴ石をくりぬいて重石として利用したとのこと。木とサンゴなので、海底に引っかかって取れなくなっても、自然物起源なので海へのダメージは少ないでしょう。身近なものを利用して物を作り出し、環境保全にもつながる知恵や技術に感心してしまいます。近々自分でぜひそれを作ってみたいです。
ある晴れた夕方の日和に妻とサバニで漕ぎ出し、アンカーの投げ入れ、引き上げの試運転を行いました。上々の使い心地でした。
帰りは、すばらしいサンセットシーンを眺めながら、サバニクルーズを楽しみました(ケン)。
2013年07月27日
サバニ、ついに(夕)陽の目をみる
とある日の午後、夫と二人でサバニの試運転をしてきました。
まだ『帆』はないので、今回は人力、手漕ぎです。
何せ、大先輩二人(お二人とも80歳代後半)と海へ釣りに行こうと意気投合し、
造ってもらったサバニ。
まずは夫が乗りこなせないといけませんからね。
ようやく海へ出たサバニ。
塗り重ねられた(天ぷら)油が、いい色と味わいを出しています。
うん、うん、いい感じだ。


一応・・・、
釣り道具とか、シュノーケルセットとか、エークにパドルも積み込んでいざ、行かんっ!!


輝いていますねー、海が、サバニが。
そしてサバニに憧れて続けてきた、この男の顔も。
私も、漕いでおりますよ。パドルとは違う姿勢・漕ぎ方なので、肩から腕の筋肉を総動員して
漕ぎました。なかなか美しく、また長時間漕ぐのは難しいです。
ハーリーで長距離を漕ぎまくる海人たちは、本当にすごいことがやってみて、
よくよく分かりました。
途中からはパドルでも漕いでみました。
やはり慣れたパドルは体も安定して漕ぎやすかったです。
エークは、私はもっと練習が必要です。
今回、予想に反して夫と二人での手漕ぎでも、かなり進むということがわかりました。
二人の漕ぐバランスもとれれば、もっと進むはずです。
二人で漕いで、ちょっと沖に出てアンカーを沈めてみたり、釣りができるか糸を垂れてみたり、
サバニから乗り降りして泳げるか試してみました。
そしてこのアンカー、木に錘を巻いて造られているんですよ。いいですよね。



その間、空は刻々と色を変え、私は海の上でたそがれてしましました。


サバニに乗って見る空も海もきれいだー。ずーっと見ていたい。


今日も、仕事もできて、遊びもできて、とてもよい一日でした。
そしてたそがれ過ぎた私達が家に戻ったら、辺りはもう真っ暗でした。
台風後、和らいでいた暑さがまた戻ってきた感じです。
石垣島では今週、豊年祭が行われた字も多いです。
私達も島の豊かさに助けられ、生かされています。稔りに感謝。(ノリ)
まだ『帆』はないので、今回は人力、手漕ぎです。
何せ、大先輩二人(お二人とも80歳代後半)と海へ釣りに行こうと意気投合し、
造ってもらったサバニ。
まずは夫が乗りこなせないといけませんからね。
ようやく海へ出たサバニ。
塗り重ねられた(天ぷら)油が、いい色と味わいを出しています。
うん、うん、いい感じだ。
一応・・・、
釣り道具とか、シュノーケルセットとか、エークにパドルも積み込んでいざ、行かんっ!!
輝いていますねー、海が、サバニが。
そしてサバニに憧れて続けてきた、この男の顔も。
私も、漕いでおりますよ。パドルとは違う姿勢・漕ぎ方なので、肩から腕の筋肉を総動員して
漕ぎました。なかなか美しく、また長時間漕ぐのは難しいです。
ハーリーで長距離を漕ぎまくる海人たちは、本当にすごいことがやってみて、
よくよく分かりました。
途中からはパドルでも漕いでみました。
やはり慣れたパドルは体も安定して漕ぎやすかったです。
エークは、私はもっと練習が必要です。
今回、予想に反して夫と二人での手漕ぎでも、かなり進むということがわかりました。
二人の漕ぐバランスもとれれば、もっと進むはずです。
二人で漕いで、ちょっと沖に出てアンカーを沈めてみたり、釣りができるか糸を垂れてみたり、
サバニから乗り降りして泳げるか試してみました。
そしてこのアンカー、木に錘を巻いて造られているんですよ。いいですよね。
その間、空は刻々と色を変え、私は海の上でたそがれてしましました。
サバニに乗って見る空も海もきれいだー。ずーっと見ていたい。
今日も、仕事もできて、遊びもできて、とてもよい一日でした。
そしてたそがれ過ぎた私達が家に戻ったら、辺りはもう真っ暗でした。
台風後、和らいでいた暑さがまた戻ってきた感じです。
石垣島では今週、豊年祭が行われた字も多いです。
私達も島の豊かさに助けられ、生かされています。稔りに感謝。(ノリ)
2013年07月19日
いきなり大型かい、台風
台風7号が去って、もう・・・
いや、まだ一週間なんだー・・・、といった感じです。
早々に片付けも終えて日常生活が戻り、あれは夢だったのかしら・・・なんて感覚にも。
しかし、車を走らせると痛々しい光景が広がります。
潮をかぶった木々の葉は枯れ落ち、まるで凍てつく本土の冬のよう。
葉が落ちた茂みは、『へー、この奥ってこんなふうになってたんだー』と、
すっかり見通しがよくなってしまいました。
そしてこんな光景も、あちこちに・・・


当初の940ヘクトパスカルの予報には緊張が走りましたが、
石垣に近づく頃には勢力は弱まり、少しホッしました。
それでも夜になると暴風が吹き荒れ始め、時々何かが折れたり、飛んだりする音が。
とにかく風の音がすごいので、さすがに眠れず、不安な一夜を過ごしました。
台風対策で走り回って疲れ果てた夫は、熟睡してましたが。
停電でテレビ、ネットは当然見られず、ラジオも本島の放送局のものなので、
当事者でありながら、石垣の詳しい状況を意外と知らな私達。
台風の去った後に届いた新聞で、その惨状を知ることに。


14日の八重山毎日新聞には、被害状況を伝える記事や写真が掲載されています。
車の横転、電柱倒壊、電線切断、風で飛ばされ道をふさいだプレハブやテラス、
最盛期の果樹の被害・・・などなど。
友達のマンションでは、風で他の階でガラスが割れたり、駐車場の車が横転したそうです。
ヒー・・・、そうです、人事ではありません。
これも明日は我が身なのです、ここでは。
我が家も畑はなぎ倒されて平原になり、草木はズタズタのボキボキ、約36時間の停電・・・
など影響を受けたものの、この時期からの台風到来は当たり前の石垣島では、
この状況を受け入れ、また前向きにやっていくのであります。
昨日買い物に行ったら、スーパーは台風でストップしていた商品もほぼ揃っていました。
ただ石垣産の野菜はほとんどなくなってしまい、さみしいです。
今夜は庭のオオタニワタリや、森でとってきたキクラゲをいただくことにします。
台風以降ひんやりとした風が吹き、過ごしやすくなりましたよ。
心配して連絡を下さった皆さん、ありがとう。
二人とも、変わらずやっておりますー。(ノリ)
いや、まだ一週間なんだー・・・、といった感じです。
早々に片付けも終えて日常生活が戻り、あれは夢だったのかしら・・・なんて感覚にも。
しかし、車を走らせると痛々しい光景が広がります。
潮をかぶった木々の葉は枯れ落ち、まるで凍てつく本土の冬のよう。
葉が落ちた茂みは、『へー、この奥ってこんなふうになってたんだー』と、
すっかり見通しがよくなってしまいました。
そしてこんな光景も、あちこちに・・・
当初の940ヘクトパスカルの予報には緊張が走りましたが、
石垣に近づく頃には勢力は弱まり、少しホッしました。
それでも夜になると暴風が吹き荒れ始め、時々何かが折れたり、飛んだりする音が。
とにかく風の音がすごいので、さすがに眠れず、不安な一夜を過ごしました。
台風対策で走り回って疲れ果てた夫は、熟睡してましたが。
停電でテレビ、ネットは当然見られず、ラジオも本島の放送局のものなので、
当事者でありながら、石垣の詳しい状況を意外と知らな私達。
台風の去った後に届いた新聞で、その惨状を知ることに。
14日の八重山毎日新聞には、被害状況を伝える記事や写真が掲載されています。
車の横転、電柱倒壊、電線切断、風で飛ばされ道をふさいだプレハブやテラス、
最盛期の果樹の被害・・・などなど。
友達のマンションでは、風で他の階でガラスが割れたり、駐車場の車が横転したそうです。
ヒー・・・、そうです、人事ではありません。
これも明日は我が身なのです、ここでは。
我が家も畑はなぎ倒されて平原になり、草木はズタズタのボキボキ、約36時間の停電・・・
など影響を受けたものの、この時期からの台風到来は当たり前の石垣島では、
この状況を受け入れ、また前向きにやっていくのであります。
昨日買い物に行ったら、スーパーは台風でストップしていた商品もほぼ揃っていました。
ただ石垣産の野菜はほとんどなくなってしまい、さみしいです。
今夜は庭のオオタニワタリや、森でとってきたキクラゲをいただくことにします。
台風以降ひんやりとした風が吹き、過ごしやすくなりましたよ。
心配して連絡を下さった皆さん、ありがとう。
二人とも、変わらずやっておりますー。(ノリ)
2013年07月11日
作物を横取りする犯人は?
今年は、自給農園を荒らしまわる生き物たちに散々やられっぱなしです。キャッサバやサツマイモなど地中にできる根菜類が狙われています。
犯人は、コウライキジやリュウキュウイノシシです。石垣島では、それに加えて野生化したインドクジャクも加わって、畑が荒らされ大きな社会問題となっています。
先日、植え付けしたシマバナナの苗が掘り起こされ、株元をかじられ放棄されていました。ここは以前にキャッサバを植えてあったところで、その時も地中のイモが掘り起こされて壊滅しました。
その時と同じイノシシが味をしめてまた来たかもしれません。それにしても、イノシシに畑が荒らされることは今までありませんでした。
よっぽど山に食料となる物が少ないのでしょう。これからも来て荒らされてはたまったものではありませんが、もともと野生の生きもの達の生活の場を人間が勝手に畑にしたのであり、彼らの命をつなげるのに役立ったと思えば多少は我慢しようと思います。
そのままではいけないので、対策としてバナナの苗の周りに、まだ実ったことのないナツミカンの剪定済みの枝木を配してみました。枝には長さが数センチもある鋭いトゲがついていて、作業中もチクリと腕に刺さってのけぞるほどの痛さです。配してから5日ほど経ちましたが、効果があったのか、今まで被害はありません。
と、喜んでいたら最強の難敵が???台風7号石垣島に接近中!!!やれやれ(ケン)。
犯人は、コウライキジやリュウキュウイノシシです。石垣島では、それに加えて野生化したインドクジャクも加わって、畑が荒らされ大きな社会問題となっています。
先日、植え付けしたシマバナナの苗が掘り起こされ、株元をかじられ放棄されていました。ここは以前にキャッサバを植えてあったところで、その時も地中のイモが掘り起こされて壊滅しました。
その時と同じイノシシが味をしめてまた来たかもしれません。それにしても、イノシシに畑が荒らされることは今までありませんでした。
よっぽど山に食料となる物が少ないのでしょう。これからも来て荒らされてはたまったものではありませんが、もともと野生の生きもの達の生活の場を人間が勝手に畑にしたのであり、彼らの命をつなげるのに役立ったと思えば多少は我慢しようと思います。
そのままではいけないので、対策としてバナナの苗の周りに、まだ実ったことのないナツミカンの剪定済みの枝木を配してみました。枝には長さが数センチもある鋭いトゲがついていて、作業中もチクリと腕に刺さってのけぞるほどの痛さです。配してから5日ほど経ちましたが、効果があったのか、今まで被害はありません。
と、喜んでいたら最強の難敵が???台風7号石垣島に接近中!!!やれやれ(ケン)。
2013年07月06日
一花繚乱
日中の暑さがピークのこの時期、ビオトープの池の回りを囲むように自生または植えられたサガリバナが毎晩開花。日増しにその数は増え、たくさんのシャンデリアがぶら下がっている感じです。
合わせて夜咲きの熱帯スイレンも一斉に辺り一面に咲き誇って、池は一層華やいでいますが、一面照らせるライトの明かりが不足して、個別でのアップになりました。
一面の情景を見るため翌朝行ってみると、池にサガリバナの落花が浮かび、その先に熱帯スイレン濃紅色が佇んで、見とれてしまうほど幻想的な雰囲気があたりに漂っていました。
これからの時期は、このような光景が日々鑑賞できます。ナイトウォッチや早朝ウォッチで夏の暑さをしばし忘れ、幻想的な世界を体感しませんか(ケン)。
合わせて夜咲きの熱帯スイレンも一斉に辺り一面に咲き誇って、池は一層華やいでいますが、一面照らせるライトの明かりが不足して、個別でのアップになりました。
一面の情景を見るため翌朝行ってみると、池にサガリバナの落花が浮かび、その先に熱帯スイレン濃紅色が佇んで、見とれてしまうほど幻想的な雰囲気があたりに漂っていました。
これからの時期は、このような光景が日々鑑賞できます。ナイトウォッチや早朝ウォッチで夏の暑さをしばし忘れ、幻想的な世界を体感しませんか(ケン)。
2013年06月30日
花見て良し、実食べて良しのトロピカルフルーツ
見て良し、食べて良しのトロピカルフルーツ、それはパッションフルーツ(クダモノトケイソウ)です。毎年花は咲くのですが、実着きが悪く、味わうことがままなりませんでした。今までほったらかし状態でしたので、今年はできる限り人工授粉も行いました。自然受粉でも実が着く品種もありますが、人工授粉の方が実の着く確率が高くなります。その結果、十数個に実が着きました。それもほとんどが大玉でなかなかのできです。


完熟すると自然落下するので、熟する頃合には、毎朝落ちていないかチェックして回ります。その後常温で皮が皺々のなるまで追熟させたら
食べ頃です。半分に割ってスプーンでかき出し、種ごといただきます。トロピカルな味わいが口いっぱいに広がります。

これから毎朝、実の具合をチェックしながら、何個収穫できるのか楽しみな日々が続きます。台風が襲来しないうちに全部自然落下してほしいのですが・・・。(ケン)
完熟すると自然落下するので、熟する頃合には、毎朝落ちていないかチェックして回ります。その後常温で皮が皺々のなるまで追熟させたら
食べ頃です。半分に割ってスプーンでかき出し、種ごといただきます。トロピカルな味わいが口いっぱいに広がります。
これから毎朝、実の具合をチェックしながら、何個収穫できるのか楽しみな日々が続きます。台風が襲来しないうちに全部自然落下してほしいのですが・・・。(ケン)
2013年06月20日
早速、台風
昨日から台風の影響で大雨と強風に見舞われた石垣島ですが、
昼前には雨、風とも収まりました。
今回は、特に対策はしなかった私達。
夜中はかなりの強風が吹き荒れ心配しましたが、七個しかつかなっかたマンゴーも無事。
我が家はおおきな影響はなくすみ、ほっとしました。
夫は早速、浜へ宝物探しへ。
海藻ばかりだったそうですが。
台風もくるようになったし、本格的に夏なんだなー・・・としみじみしています。
晴れれば太陽が眩しく、暑い毎日です。
パインはもちろん、マンゴーやパッションフルーツも出回るようになり、
果物も美味しい季節。
パインは冷やして、毎日のようにいただいています。
石垣で暮らすようになって、夏はスイカでなく、パインになりました。
こんな暑い石垣の夏は、やはり海!!
空が、海が、輝いている!!

この日は50センチくらいのチヌマンにも遭遇し、かなり感激!!
多くの生きものたちに会え、時間も忘れるひと時でした。






(ノリ)
昼前には雨、風とも収まりました。
今回は、特に対策はしなかった私達。
夜中はかなりの強風が吹き荒れ心配しましたが、七個しかつかなっかたマンゴーも無事。
我が家はおおきな影響はなくすみ、ほっとしました。
夫は早速、浜へ宝物探しへ。
海藻ばかりだったそうですが。
台風もくるようになったし、本格的に夏なんだなー・・・としみじみしています。
晴れれば太陽が眩しく、暑い毎日です。
パインはもちろん、マンゴーやパッションフルーツも出回るようになり、
果物も美味しい季節。
パインは冷やして、毎日のようにいただいています。
石垣で暮らすようになって、夏はスイカでなく、パインになりました。
こんな暑い石垣の夏は、やはり海!!
空が、海が、輝いている!!
この日は50センチくらいのチヌマンにも遭遇し、かなり感激!!
多くの生きものたちに会え、時間も忘れるひと時でした。
(ノリ)
Posted by megalopa at
17:27
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2013年06月11日
6月大潮の誘惑
毎年6月の大潮の数日は、潮汐表と時間、天気を気にします。それは、早朝のマングローブの景観が素晴らしく、とても気持ち良いからです。
早朝の凪の海面に愛艇を滑らして、朝日を浴びながらマングローブに向かいます。マングローブ入り口では、満潮で海水面が高いので、両岸の景色が鏡のように水面に映って、えもいわれぬ美しさです。


キュロロローと甲高いアカショウビンのさわやかな鳴き声を耳にしながら、さらにマングローブの奥に進んで辺りを見回すと、星型の多数の花を球状にかたまってつけるサクラランが愛らしく咲いていました。この辺りから先は、淡水域になるのでマングローブから淡水域の多様な植物に変わります。その中で、この時期お目当てがサガリバナです。水面に浮かぶ可憐な花々を期待したのですが、まだ蕾の状態でした。


楽しみは、二週間後の大潮にお預けです。(ケン)
早朝の凪の海面に愛艇を滑らして、朝日を浴びながらマングローブに向かいます。マングローブ入り口では、満潮で海水面が高いので、両岸の景色が鏡のように水面に映って、えもいわれぬ美しさです。
キュロロローと甲高いアカショウビンのさわやかな鳴き声を耳にしながら、さらにマングローブの奥に進んで辺りを見回すと、星型の多数の花を球状にかたまってつけるサクラランが愛らしく咲いていました。この辺りから先は、淡水域になるのでマングローブから淡水域の多様な植物に変わります。その中で、この時期お目当てがサガリバナです。水面に浮かぶ可憐な花々を期待したのですが、まだ蕾の状態でした。
楽しみは、二週間後の大潮にお預けです。(ケン)
2013年06月06日
大きなイモムシ発見!
オオゴマダラの黄金の蛹を探していたら、大きなイモムシを発見しました。種不明の葉をムシャムシャと食べているこの虫は、全長が使い捨てライターより大きい、尾部に角が1本(尾角)あることでスズメガの仲間であることはわかりました。

蛾の成虫は、容姿が地味、害虫のイメージで、お客様受けするのが少ないのが現状。ましてや巨大イモムシだと嫌われるのが関の山。ということで今まで特に関心をはらわずにいました。ところがじいっと見つめて見ると、大きさや色艶、体の模様、食する動作などなかなか興味深いものです。何枚か写真を撮って種を同定することにしました。

ネットなどの情報で、尾角の表面がツブツブ状、側面の7条の斜線とその先端から出ている背中の逆八の字紋、前縁は紫青色でぼかされるなどの特徴からシモフリスズメの幼虫と思われます。

蝶と蛾は、生物分類学上は同じ鱗翅目で違いはなく、鱗翅目の大部分は蛾ということから、蛾の幼虫を目にする機会も多いはずです。さらに卵、蛹も含めると、まだまだ未知との出会いがたくさん待っています。(ケン)
蛾の成虫は、容姿が地味、害虫のイメージで、お客様受けするのが少ないのが現状。ましてや巨大イモムシだと嫌われるのが関の山。ということで今まで特に関心をはらわずにいました。ところがじいっと見つめて見ると、大きさや色艶、体の模様、食する動作などなかなか興味深いものです。何枚か写真を撮って種を同定することにしました。
ネットなどの情報で、尾角の表面がツブツブ状、側面の7条の斜線とその先端から出ている背中の逆八の字紋、前縁は紫青色でぼかされるなどの特徴からシモフリスズメの幼虫と思われます。
蝶と蛾は、生物分類学上は同じ鱗翅目で違いはなく、鱗翅目の大部分は蛾ということから、蛾の幼虫を目にする機会も多いはずです。さらに卵、蛹も含めると、まだまだ未知との出会いがたくさん待っています。(ケン)
2013年05月31日
My エーク(櫂)作り
沖縄の海人(漁師)が 漁に使ってきた伝統的な木造舟、サバニを乗りこなすには、まだまだたくさんのステップが必要です。今は、舟本体があるだけ。これからより使い勝手がいいように改造していくのも楽しみの一つです。なにより舟を動かす動力、エーク(櫂)とフーカキ(帆掛け)がないことには始まりません。
まずはエーク製作からです。材料はイヌマキ(チャーギ)とマルバチシャノキ(ケイズ・石垣島呼称、ザクギ・池間島呼称)の2種で製作することにしました。チャーギは、時間が経つと変形するそうで軽いのがメリット。ケイズは重量感があって変形もしない、新城さんの生まれ島(池間島)では、これを使用しているとのことでした。
船大工の新城さんの工房で、教わりながら製作するつもりだったのですが、新城さんが材料にエークの形をさっと墨付けして、電動ノコで形を出して、電動カンナで角を削って、ここまでわずか30分でほぼ完成。後は、ディスクグラインダーで磨けばいいと渡されました。



2本目は、要領がわかったので自分で2時間ほどかけ形をだし(要所は新城さんが整えて)、後は自宅で磨いて2本が完成しました。


右がケイズ、中央がチャーギ、左が参考にしたカヌーのウッドパドルです。試しに、海水に浮かべてみるとチャーギは浮き、ケイズは沈みました。ケイズの重量感を実感しました。後日、さらに2本製作し、4本じっくりと油を浸み込ませ海水に浮かべてみると、4本とも瞬時に浮きました。油が浸透している証拠です。漕ぐ時、しっかりと水をはじいてくれることでしょう。これでMyエークで漕ぎ出すことができます。(ケン)


まずはエーク製作からです。材料はイヌマキ(チャーギ)とマルバチシャノキ(ケイズ・石垣島呼称、ザクギ・池間島呼称)の2種で製作することにしました。チャーギは、時間が経つと変形するそうで軽いのがメリット。ケイズは重量感があって変形もしない、新城さんの生まれ島(池間島)では、これを使用しているとのことでした。
船大工の新城さんの工房で、教わりながら製作するつもりだったのですが、新城さんが材料にエークの形をさっと墨付けして、電動ノコで形を出して、電動カンナで角を削って、ここまでわずか30分でほぼ完成。後は、ディスクグラインダーで磨けばいいと渡されました。
2本目は、要領がわかったので自分で2時間ほどかけ形をだし(要所は新城さんが整えて)、後は自宅で磨いて2本が完成しました。
右がケイズ、中央がチャーギ、左が参考にしたカヌーのウッドパドルです。試しに、海水に浮かべてみるとチャーギは浮き、ケイズは沈みました。ケイズの重量感を実感しました。後日、さらに2本製作し、4本じっくりと油を浸み込ませ海水に浮かべてみると、4本とも瞬時に浮きました。油が浸透している証拠です。漕ぐ時、しっかりと水をはじいてくれることでしょう。これでMyエークで漕ぎ出すことができます。(ケン)
2013年05月25日
ベランダに越してきた
梅雨の中休みでしょうか。
このところいいお天気なんです、石垣島。
太陽もぎらぎらして、よみがえる夏の感覚。
よし、この間にしっかり布団を干して、毛布や布団カバーも洗ってしまって、
靴も干そう、もちろん洗濯もせねば・・・と、この晴れを有効に使いたいのですが、
我が家のベランダは今、こんなことのなっており、そうもいかず・・・。


我が家の周辺に住み着いている野良猫が、三匹の赤ちゃんを産みまして、
その親子が一週間ほど前から、ベランダの物置に引っ越してきたのです。
もともとは外の機材倉庫の一番上の棚で産んで、子猫がいたのは知っていましたが、
私達が機材を取りに度々倉庫に入ってくるので、子猫を連れ、引っ越してきたようです。
夜中にミャ-ミャ-子猫が鳴く声で目が覚め、気がつきました。
はじめは警戒してお乳も物置の中でやっていたのですが、そのうち物置横の長いすの下、
今では軒下の日陰やベランダの真ん中で親子でたわむれ、昼寝なんぞしています。
それでも母猫は近づくと警戒して威嚇してくるので、母猫が入るときはベランダに
出られないんです。
太陽燦燦でも布団が干せない、雨がパラつきそうでも洗濯物を取り込めない。
親子の様子はとっても微笑ましく、しばらくはいてもらって構わないのですが、
こんな時ちょっと困っております。
夜は静かに本を読んでいたら、網戸についたヤモリを狙って、
母猫が突然網戸にぶつかってきたりして、驚かされたこともありました。
ガラス一枚を隔て、お互い見え見えなのに、今のところしばらくここにいるようです。
そんな可愛いやら憎らしいやらの日々も何日かすると、こちらも母猫の行動パターンが
わかってきて、今はそれに合わせてやっております。
まず10時くらいまで、軒下で授乳とお遊びタイム。
その後、子猫を残して19時くらいまでお出かけ。我が家周辺で、食べ物を探している。
戻ってきて、長いすの下で授乳タイムとお遊びタイム。
夜はずっとベランダで過ごしているみたい。
子猫たちは日中、母猫がいないときは、大人しく物置の中にいます。
絶対に出てこないし、物音もほとんど立てません。


毎日、朝からこんな感じです。
今日は無事に布団が干せ、やれやれです。(ノリ)
このところいいお天気なんです、石垣島。
太陽もぎらぎらして、よみがえる夏の感覚。
よし、この間にしっかり布団を干して、毛布や布団カバーも洗ってしまって、
靴も干そう、もちろん洗濯もせねば・・・と、この晴れを有効に使いたいのですが、
我が家のベランダは今、こんなことのなっており、そうもいかず・・・。
我が家の周辺に住み着いている野良猫が、三匹の赤ちゃんを産みまして、
その親子が一週間ほど前から、ベランダの物置に引っ越してきたのです。
もともとは外の機材倉庫の一番上の棚で産んで、子猫がいたのは知っていましたが、
私達が機材を取りに度々倉庫に入ってくるので、子猫を連れ、引っ越してきたようです。
夜中にミャ-ミャ-子猫が鳴く声で目が覚め、気がつきました。
はじめは警戒してお乳も物置の中でやっていたのですが、そのうち物置横の長いすの下、
今では軒下の日陰やベランダの真ん中で親子でたわむれ、昼寝なんぞしています。
それでも母猫は近づくと警戒して威嚇してくるので、母猫が入るときはベランダに
出られないんです。
太陽燦燦でも布団が干せない、雨がパラつきそうでも洗濯物を取り込めない。
親子の様子はとっても微笑ましく、しばらくはいてもらって構わないのですが、
こんな時ちょっと困っております。
夜は静かに本を読んでいたら、網戸についたヤモリを狙って、
母猫が突然網戸にぶつかってきたりして、驚かされたこともありました。
ガラス一枚を隔て、お互い見え見えなのに、今のところしばらくここにいるようです。
そんな可愛いやら憎らしいやらの日々も何日かすると、こちらも母猫の行動パターンが
わかってきて、今はそれに合わせてやっております。
まず10時くらいまで、軒下で授乳とお遊びタイム。
その後、子猫を残して19時くらいまでお出かけ。我が家周辺で、食べ物を探している。
戻ってきて、長いすの下で授乳タイムとお遊びタイム。
夜はずっとベランダで過ごしているみたい。
子猫たちは日中、母猫がいないときは、大人しく物置の中にいます。
絶対に出てこないし、物音もほとんど立てません。
毎日、朝からこんな感じです。
今日は無事に布団が干せ、やれやれです。(ノリ)